『ラブカは静かに弓を持つ』のカバーアート

ラブカは静かに弓を持つ

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ラブカは静かに弓を持つ

著者: 安壇 美緒
ナレーター: 斉藤 壮馬, 伊東 健人, 佐々木 啓夫, 稲垣 好, 松嶌 杏実, 一木 千洋, 木暮 晃石, 三波 春香, 鈴木 卓朗
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このコンテンツについて

武器はチェロ。
潜入先は音楽教室。
傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。
『金木犀とメテオラ』で注目の新鋭が、想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説!
少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……

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橘樹役 斉藤壮馬
浅葉桜太郎役 伊東健人

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©安壇美緒 (P)集英社
大衆小説 現代文学
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最も関連性の高い
音楽を通した心の交流が丁寧に描かれており、魅力的な登場人物に惹かれて一気に聴き終わってしまいました!!次回作も楽しみに待っています♪

今年1番ハマり一気に聞いてしました!!安檀美緒さんの他の作品も読もうと思います!!これからも期待しています!!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

この作品は、「スパイ×音楽」という異色の組み合わせで心を掴まれる作品でした。
著作権侵害を暴くために潜入するのは、拳銃でもナイフでもなく、なんとチェロの弓。
主人公・橘は過去の事件によるトラウマを抱えながらも、音楽教室に身を置き、チェロ講師・浅葉や仲間たちと触れ合ううちに、氷のように固まっていた心が少しずつ解けていきます。
ですが、その温かさの裏には、法廷という非情な現実が迫ってくる…。
静かな旋律の中に張り詰めた緊張感が漂う、心に残る物語です。

もし自分が橘の立場だったら──。
正直、潜入任務なんて自信がありません。
でも、チェロを弾く機会をもらえたら、つい任務を忘れて音楽の世界に没頭してしまいそう。
証拠集めのためにレッスンへ通っているはずが、発表会では全力で演奏して「任務?ああ、そんなのあったねー……」なんて言い出すタイプ。
おそらく、橘みたいに孤独を抱えたまま職務に忠実でいる、なんてことできないで、音楽に心を救われる方向へ突き進むでしょう。間違いなく。

この作品を聞いて思うことは、「人は環境と出会いで変われる」ということ。
橘は傷を抱えていても、音楽や仲間との交流を通じて少しずつ前を向き始める。
たとえ任務や仕事で緊張を強いられても、ふとした瞬間に出会う温かさや美しさが、人の心を修復してくれます。
私たちの日常でも同じで、忙しさや問題の渦中にいても、趣味や仲間との時間が心を軽くしてくれます。

聴き終えて感じたのは、「人は孤独の中でも音を頼りに進める」ということ。
チェロの低く温かな響きと、ナレーター陣の丁寧な演技が、潜入捜査という張り詰めた設定を優しく包み込んでくれます。
ミステリーとしての緊張感と、音楽小説としての癒し、その両方を味わえる稀有な作品です。
聴き終わる頃、あなたも「チェロを弾いてみたい」「チェロ曲、聞いてみよ」と思っているはずです。

チェロの音色がほどく心の鎖、スパイ×音楽が織りなす感動の潜入劇

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主人公の心の葛藤に感動した!
また、裁判へ向うストーリーにドキドキした。

音楽を通して、心の芸術を感じた!

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この作品をきっかけにチェロの曲を検索して聴いてみたら、とてもかっこよくて重低音で落ち着いた雰囲気を持つ楽器なんだなぁ〜と好きになった!とても聴いていて落ち着く感じ…
作品自体もとても聴きやすく後味も良い。ナレーターさんの声もとても良く人物を思い浮かべやすい。ただカウンセラーの先生は高校生みたいに可愛らしい声で…いまいち違和感ありと思った…

チェロに初めて興味を持った…

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オーケストラのドラマを観て楽器に憧れてます。そこにこの物語ときたら、もう自分で何かをするしかないと思ったりします。小さい頃のピアノをもう少し頑張ってたら…と思います。

チェロを聞いてみたくなりますね

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以前楽器をやっていた事を思い出したり、ステージ前の緊張感を思い出したりしました。
一曲ぐらいオマケで付けて聞かせて欲しかったです。

また楽器を始めたくなる

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スパイとして音楽教室に送り込まれる寡黙な主人公の橘(たちばな)。彼の塞ぎ込んだ人格は、暗い過去によって形成されたものでした。

チェロ教室で、新しいコミュニティの輪の中に入る橘。そこで出会う人たちの温かな人間性によって、心の氷を解かしていく…

そんな矢先に起きた事件によって、橘はもう1度、心を塞ぎ込もうとしてしまう。
…結局、彼は幸せになれるのだろうか?

というスリリングな展開と、Audibleの臨場感溢れる語りによって、あっという間に10時間が過ぎていきました。

温かな人間性に触れる寡黙な主人公

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バレた時の主人公への共感が凄くて先が聴きたくなくていったん中断してしまいました。
壊してしまった人間関係から逃げなかった主人公は凄く偉いと思いました。私ならメンタルやられてなくても逃げてしまって二度と近づかなかったと思います。
著作権云々はしっかりしてる反面、潜入時の主人公の給料や手当がちゃんと払われてるのか、労働基準法的には大丈夫なのかとか変なことが気になりました。
アサバ先生の声の演技が良かったです。表情豊か、感情豊かな感じがすごく伝わってきて、好き!ってなりました笑

共感性羞恥ならぬ共感性罪悪感

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長文失礼します。
声優の斉藤壮馬さんが演じているアニメを多数見ているので、オーディブルになるとどんな風になるのか興味本位で聞き始めました。

聞き始めは、主人公は感情の凹凸が無く冷静沈着という印象でした。
しかしチェロ教室の講師に会ってから、実は周りの人の気持ちをよく汲み取れる優しい人だと印象がガラリと変わりました。

上司からのプレッシャーと、過去のトラウマから不眠症を患いながらも懸命にチェロを弾く姿を想像することが出来ました。

本を聞きながらチェロの音が聞けるのはオーディブルならではですね。

聞き進むにつれて段々感情移入してしまい、ただただ「聞く」が耳を澄まして「聴く」になりました。

残り30分というところで、書店でこちらの本を購入しました。
最後は目で読み終えたいと思ったからです。
数年ぶりに本を買ったので自分でも驚いています。

斉藤壮馬さんと伊東健人さんの掛け合いも非常に聞きやすかったです。
この本に出会えて本当に良かったです。
片道50分の通勤が有意義な時間になりました。

「聞く」が「聴く」になりました。

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音楽講師から罵倒され、もう2度と会うこともないと思った主人公が、再び講師に教わろうとする勇気。裏切られた側と裏切った側がもう一度、歩み寄ろうとするなんて、私にはできるか分からない。

信頼と裏切り

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