『遠い山なみの光』のカバーアート

遠い山なみの光

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遠い山なみの光

著者: カズオ イシグロ, 小野寺 健 (翻訳)
ナレーター: 野崎 千華
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〔王立文学協会賞受賞〕イギリスに暮らす悦子は、娘を自殺で失った。喪失感に苛まれる中、戦後混乱期の長崎で微かな希望を胸に懸命に生きぬいた若き日々を振り返る。新たな人生を求め、犠牲にしたものに想いを馳せる。幻想と叙情に満ちた、現代文学の旗手のデビュー作。『女たちの遠い夏』改題。解説/池澤夏樹

©A PALE VIEW OF HILLS by Kazuo Ishiguro Copyright © 1982 by Kazuo IshiguroJapanese audiobook rights arranged with Rogers, Coleridge and White Ltd. through The English Agency (Japan) Ltd. (P)2019 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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映画の原作なので読んでみたが、ミステリーなのかどうなのかよくわからなかった。これだけで著者の作品を判断はできないので、他の作品も聴いてみたい。
ナレーションのスピードが遅すぎるので、1.2倍速で聞いたらちょうどよかった。別の著者の作品でも同じだったので、年配者や子供向けにわざと遅めに設定してあるのかと思った。

何が起こったのかよくわからなかった。

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とてもミステリアスな物語。意識的か無意識的なのか、記憶の曖昧さや改竄の中に、悦子の心の中にある、大きな後悔と苦しみを感じる。
予見できない未来に向かって、最善を尽くそうとしながら、間違ってしまった古い世代への許しや寛容さがあるように感じる。また、結果論をもって過去を批判する、あるいは、いずれ古い世代になるであろう現役世代への、冷めた視線があるようにも感じた。

ミステリアスな物語

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敗戦によってどう考えたら良いのか、当時の人々の戸惑う姿が手に取るように伝わってきた。こういった会話ややり取りは特別でなく、あちらこちらであったのではないだろうか。
最終盤の長崎の思い出の場面から、佐和子と悦子の関係にハッとした。

終戦後の人々の戸惑いが伝わる

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1982年に書かれた著者の長編1作目。1950年代の長崎と1980年代の英国が交差する。すばらしい読書体験。25/10/7聴取

すごくよかった

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せっかくの良い作品が下手なナレーションでがっかりです
一生懸命読んでいる様子は窺われますがフレーズの取り方 イントネーションの表現が残念です

オーディブルより 読んだほうがよかったですねr。  これから本を読みます

ナレーションにがっかり

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作品はエツコの回想という形で描かれている。おがたさんの縁でおがたさんの息子のジロウとの幸せな結婚に満足していたエツコがサチコという波乱のある人生を送っている女性と出会い、友人になる。その間の回想が大部分を占める。現在のエツコはイギリスで今は亡きイギリス人の夫と結婚生活を送って、ケイコとニキという娘にも恵まれたがケイコは自殺してしまい、ニキはロンドンで気ままな一人暮らしをしている。なぜ、日本で幸せな妊婦だったエツコが今はイギリスの田舎で暮らしているのかの説明がない。あくまで私の感想だが、エツコの人生はサチコの人生として描かれているのではないだろうか。フランクがあまり頼りないのにかかわらず、アメリカに行くことについてサチコは娘の幸せの為と言うが、心では、幸せにはなれないことを知っている。それでもアメリカに行くのは退屈な叔父の家に暮らして、ただ年を重ねていき、いとこのようなただのおばあさんになるのがいやだったのでは⁉️
退屈な安定のみの人生よりどうなるかわからない人生の方がハラハラドキドキして面白いのかも知れない。イギリス人の夫は自分の子供でないケイコに十分な愛情を注ぐことなしにこの世を去ってしまう。ある意味、子供の人生より自分の女としての人生を優先した罰がここにある。本当の幸せとは何か考えさせられる。

印象的な作品です

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世代間で考え方も変化するので、人はその時その時で適応して行きていくようになるのだと感じる。
今、自分の生きている社会情勢も刻々と変わっていっているので、適応して生きていくしかない。

時代の移り変わり

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会話の一言一言が、嫌味な感じを受けるのは私だけでしょうか?
嫌味とマウント、暴力、固定観念。戦争と原爆は、人の心にもとてつもなく大きな穴を開けたと言う事か。
人類はいつになったら、平和や思いやり、人や自然をを傷つけない自由という人間しかできない幸福を手に入れられるのか。
ちなみに、1.3倍速で聴きました。

翻訳のせいなのか…

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本文に書かれていないことがとても気になりました。

エツコとサチコの関係、マリコとケイコの関係、なぜ、ケイコが自殺してしまったのか、なぜエツコはイギリスに渡ったのかなども気になりました。

サチコが子猫を殺してしまった描写はとても悲しい気持ちになりましたが、エツコがケイコにしてきたことを表しているのかなと思いました。

悦子自身がなぜイギリスに渡ったのか

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繊細なまでの人物描写に、自分がその場に居合わせた錯覚すら覚える。24歳頃の著者が作家の道へ進む分水嶺となった作品。

小津映画のよう

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