『ベートーヴェン捏造: 名プロデューサーは嘘をつく』のカバーアート

ベートーヴェン捏造: 名プロデューサーは嘘をつく

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ベートーヴェン捏造: 名プロデューサーは嘘をつく

著者: かげはら 史帆
ナレーター: 中村 友紀
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このコンテンツについて

音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」。宮部みゆき氏絶賛の衝撃的歴史ノンフィクション、待望の文庫化!

現代に語り継がれるベートーヴェン像は、秘書により捏造されていた!? 「会話帳改竄事件」の真相に迫る、衝撃的な歴史ノンフィクション。「会話帳」とは、聴力を失ったベートーヴェンが周囲の人とコミュニケーションを取るために用いた筆談用ノートのこと。
100年以上にもわたり多くの人々を騙し続けた「犯人」の名は、アントン・フェリックス・シンドラー。音楽家でもあり、誰よりもベートーヴェンの近くで忠誠を誓い、尽くした人物である。なぜ、何のために彼は改竄に手を染めたのか? 音楽史上最大のスキャンダルの「犯人」・シンドラーの目を通して、19世紀の音楽業界を辿る。音楽ファンもミステリーファンも絶賛した名作がついに文庫化!©2023 Kagehara Shiho, originally published by KAWADE SHOBO SHINSHA Ltd. Publishers (P)2025 Audible, Inc.
大衆小説 文芸小説

Audible制作部より

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自分はクラシックファンでもミステリーファンでもないが、宮部みゆき氏が絶賛と紹介されていたことがきっかけで聴いてみたら、めちゃくちゃ面白かった。
ちゃんと史料を辿りながら解説しているノンフィクションなのにまったく堅苦しくなく、現代の若者でも違和感なく読み進められるスラングを混ぜた心情描写にところどころ声を出して笑うそうになった。
自分は会話帳の存在すら知らなかった無知な凡人だが、こんなことが起きていたことも驚愕だし、また一方で欲の塊の人間らしさも感じる、学びも愉しさもある一冊だった。

面白くて2回聴いた

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ベートーベンさんを世に出すためにプロデュースした人たちの物語かと思って手に取りましたが、あっさりと予想を外されました。生前に秘書的な役割をこなしていた人たちが、彼の死後、偉人としての名声を整えるため、彼の名声を利用するため、それぞれの思惑で暗躍していたというお話です。前半は、当時の音楽家の生活や社会的な地位、ベートーベンさんの人となりについての学びが多いのですが、死後編になると彼の名声を利用しようとあがく”プロデューサー”たちのマウントの取り合いが意地汚くて、読後感はいまひとつでした。

死者の名誉を利用する者たち

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シンドラーの捏造、知らなかったので聴いてビックリです。
しかし、捏造も時代が経てば本当になるので、今更捏造だったと言われてもねぇ〜と思うところもありました(笑)

捏造も徹底すると本当になる?

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テンポがよく、クラッシック音楽にそれほど詳しくない私でも充分楽しめる本でした。Audibleで聴くのにむいていると思います。
シンドラーというストーカーじみたベートーヴェンのファンが、推しをよく見せたくて逸話を捏造する、その様子が面白おかしく描かれています。尽くしても尽くしてもベートーヴェン本人からは疎まれ、周囲には蔑まれ、嘘つきと糾弾されるシンドラーですが、それでいて最期まで自身に恥じることなく、しっかり捏造でお金も儲けてしたたかに生きる姿はいっそ清々しいくらいです。
この捏造事件は聞いたことがありましたが、アレもこれも捏造何だとしたら、シンドラーは優れたコピーライターですね。私はもう生涯『運命』は運命と呼び続けます。今更あれが鳥の鳴き声と言われてもね。

テンポがよくて楽しめました

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音楽素人にもミステリー好きにも魅了させられるこの小説?本当の事?とても面白く読みました‼️ベートーヴェン大好き😍な私より

偉大な昔の故人ににはあるある!

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シンドラーを中心としたベートーヴェンをめぐるドタバタした様子を滑稽な口調で語った読みやすい快作!

シンドラーが改ざんに至った心理描写を、理路整然と推測しており納得度は非常に高いです。

ただ、ベートーヴェンが音楽史においてどういう位置付けなのか?という根本的な説明が全くないので、よく音楽を知らない人には単なるコメディのように感じられるかもしれません。

歴史がよくわかりました

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映画の予告編を見て興味を抱いたが、より映像を見たくなった。本編は(あとがきにもあるように)修士論文が元になっている、至って大真面目なものだ。芸術家に“変人”が多いのは周知の事だが、リストやツェルニーとの関わりや第九初演の様子など、興味深いくだりもあり、久しぶりにベートーヴェンが聴きたくなった。

映画が見たくなる

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偉人伝みたいな本は都合の悪い事は書いてないのが普通 歴史の教科書も捏造だらけだけど、近年少しずつ研究が進んで改訂されています 学生時代に必死で暗記した事が間違いだった事も沢山あります 入学試験などで間違って不合格になった人は納得いかないでしょうね この本は普通に書いたらつまらない内容を現代的な表現によって面白くしている

歴史は捏造だらけ

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ベートーベンという偉大な音楽家の伝記にこんなドラマがあったなんて!構想が面白い!現代人の言葉を使ってシンドラーの気持ちを描写するのも面白い!
さすが修士論文に出しただけあって 細かい資料や文献で土台はバッチリ👌 飽きずに読み進められました

史実なのにフィクション?

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自分からは縁遠いクラシック界の話だったので、あまり期待はしていなかったのですが、とても面白く一気に聴いてしまいました。ナレーションもはっきりとしていて聞き取りやすかったです。
ベートーベンやクラシック界のことなど少し興味が湧きました。
私個人としては、シンドラーは嫌いになれませんw

知らない世界

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