『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』のカバーアート

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

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AI vs. 教科書が読めない子どもたち

著者: 新井 紀子
ナレーター: 深月 みな
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、”彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた!これが意味することとはなにか? AIは何を得意とし、何を苦手とするのか? AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。
©新井 紀子 (P)2020 Audible, Inc.
マネジメント マネジメント・リーダーシップ

Audible制作部より

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最も関連性の高い
数学者の視点から見たAIが、よくわかりました。
 
現在AIに対する考えは大きく2つ存在しているかと思います。AIが人間のような知性や意思、即ち感情を持つようになるとする立場と、そんな事は絶対に有り得ないとする立場。

本書は、それとは少し論点をずらして、AIが人間の知能を超えるか否かに焦点を当てていると思います。あくまでも知能に的を絞り、クイズの正解率や大学試験の合格率といったものをクローズアップし、その統計と確率からAIと人間を比較したお話しでございます。

世の中には様々な学問がございますが、その中の数学というカテゴリに属する専門家の視点で書いたのがこの作品であり、他のカテゴリの学者が書けばまた違ってくると思います。例えば物理学者がAIについて語れば、この作品とは異なる結論を導き出すことでしょう。

数学と物理学は密接な関係にあります。例を上げますと相対性理論。アインシュタインは数学が苦手でした。物理理論は構築出来るが、それを数式に出来ない。だから知人の数学者に頼んで書いてもらっていたそうです。相対性理論に出てくる数式の大部分は、アインシュタイン本人ではなく彼の友人が仕上げたものだそうです。

このように、学問というのはそれぞれ専門分野があります。コンピューターと一言で申しましても、まずはハードウェアとソフトウェアという大きなカテゴリに分かれます。さらにハードもソフトもいくつもの分野に分かれます。コンピューターに関わらず、あらゆる工業製品において、数学や物理学は基礎分野ですが、数学も物理学もそれぞれ物凄く広く細分化されております。

この作品は、IAの可能性を説いたややこしい作品ではございません。コンピューターが人間を超えるか越えないかとか、そんなSF的な話しでもございませんが、作者である数値の立場として、一応の結論は出しております。

それを支持するかしないかは個人の自由であると思うのでございます。

ただ、とある数学者が、渾身の一撃として撃ち放った魂の弾丸だと私は感じました。

「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」とは、要するにコンピューターvs近頃の小学生。

確かに面白い思考実験であり、様々な統計から導き出した数値を元に、現代社会における教育のあり方に警鐘を鳴らす勇気ある作品だと思いました。

数学者たるものこう在るべき!と、感心させられました。

あっぱれでございますm(__)m

一読の価値アリ!

とても参考になる作品でした!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

興味深い内容だった。ただし前半だけ。後半は感情的な内容が多くなり、聞くのが辛くなった。
読み上げのイントネーションが独特だったり、声質が一貫してないのも気になった。とても惜しい。

前半は良かった。後半は、、、

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

AIの得意、不得意分野がわかって、これから何を目指せば良いのか自分なりの指針が見つかりました。

希望が持てる

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

一時期流行った本ですね、なぜだか分かりませんが

AIについての解説から始まって、東ロボくんの開発、中高生の読解力と話が進んでいきます
オチ(?)は読んでからのお楽しみです
AIについての著書ではありません
機械学習などの技術ではAIの限界があり、それに対する子供やそのバックグラウンドの社会への警告です

ナレーションが良くなかった
所々で編集した跡があり気になる
そして内容がほぼネガティブなのに明るい口調、違和感

文系の人って「AI作ってる人=数学者」って知ってるのかな
文系は話通じない人多い気がする(偏見)

数学者がAIの話をしながら読解力を語る本

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

現役を退いているとはいえ、曲がりなりにも黎明期からのIT技術者であった私としてはそろそろ読んでおかなければ…と考えていたAIを語った著書。何か一冊を選ぶにあたり、興味をそそられるタイトルの本書を選択。選んだはいいが、AI関連本というだけで大儀が先立ち、「読む大儀」を避け、先ずは手軽に聴くことでやり過ごそうとAudibleを利用。
したところ皮肉なことに、「読解力」の本質を多方面から分析し、人間の(子ども達の)それ=読解力=とAI技術の現状とを比較しながら様々な問題点を論じている内容であり、期せずして、現状のAI技術において十分に克服しきれていない、推論や(意味を理解した上での)判断、統計や数値換算を伴わない決定過程の説明などを、“文字として読んだ上で脳内処理して理解する”のではなく、耳から得た情報を、それこそグラフまでを”想像して分解して脳内で再構築した上で理解する”ことを要求される羽目に陥ってしまった。
結果、何度も記すが“期せずして”、読んでから聴くのではなく読む前に聴く事で、本著が論じている肝の部分を自ら体験・体感する事となり、これにより内容への理解が深まったと言える。

レビュー全部に目を通している訳では無いが、印象として前半への評価よりも後半への評価が低いように思う。だが私の場合は寧ろ逆。本著が読者に本当に伝えたいのは後半の記述であって、多分に説明的な前半の論理構成があってこそ、それがより明確に(少なくとも私には)伝わったと感じたし、一部レビューにあるように後半が感情的などとは露ほども思わなかった。
読む前に聴くことを、強くオススメしたい。

読む前に聴くか、聴く前に読むか。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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