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自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

著者: トマ・ピケティ, 村井章子・訳
ナレーター: 綿貫 竜之介
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「格差」とは何か?  世界的ベストセラー『21世紀の資本』著者による大注目作!

世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。

「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。

その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。

・「社会は平等に向かうべき」との思想はいつ始まったのか

・所得格差が最も少ない地域、最も多い地域は?

・「所得格差」と「資産格差」について

・累進課税制度の衝撃

・世界のスーパーリッチたちの巨額税金逃れ問題について

・ジェンダー格差をどう考えるか?

・環境問題の本質とは、「自然資本の破壊」である

・炭素排出制限量において、取り入れるべきアイデア

・「戦争や疫病が平等を生む」という定説は本当か

ーー「持続可能な格差水準」は、存在するのだろうか?
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

©トマ・ピケティ/村井章子・訳 (P)2023 Audible, Inc.
社会学 社会階級・経済格差

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アメリカのレーガノミクスで所得税めちゃ減ったり、各国の相続税や累進課税の誕生など、ちょうど自分にとって関心のあるテーマを聞けてよかった。24/3/24聴了

フランスの相続税昔は0パー

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かなり平等な国として認知されがちなスウェーデンは実は政治の選択として、国を変えたからいまの平等があるという話はとても興味深いものだった

平等や公平は歴史だけではない

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平明に語り分かり易い。旧植民地帝国の簡潔な描写、米国の歪みと流れるように解説してくれる。さすが、碩学ということか。

マクロで解き明かす不平等

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経済について指標を用いて議論され、はっきりと現実を突きつけられている感覚があった。いかに自分が世界で起きていることの表面だけをみていたのかがわかる。ニュースを見ているだけでは触れることのないトピックで面白かった。時間を見つけてトマピケティの本や論文も読んでみたい。

数値で語る現実、もっと知るべきだと感じた

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初めて読むピケティの著作。聴いていて「平等」への過度な強調がとても気になった。民主主義で平等を謳う欧米諸国の欺瞞を数値とともに指摘する態度は良いと思う。しかし「平等」を絶対的な善と捉えて地球温暖化問題の解決も社会的平等が鍵だと主張するのは言い過ぎだと思う。なぜ彼がここまで平等と強調し、聴衆がそれを支持するのかが謎だ。
 答えはおそらくフランスという国にある。フランスは国王の支配下を革命で乗り越えて民衆の平等を達成したという成功体験(幻想)を国是として持つ。だからこそ社会主義的政策をとってまでも平等の達成を目指す政治的姿勢が根強く支持されていて、著者ピケティはそのような人々を読者として評価を高めてきたのだろう。またフランスは他の欧州諸国とともにアジア アフリカに持った植民地からの収奪で潤った歴史を持つ。しかも文化と教育をそれほど残さなかったためか、内戦に苦しみ今でも政治的不安定を抱える旧植民地は多い。本書では「自由と平等」が繰り返される。確かに歴史に学べば自由を抑圧する政治体制下で不平等が拡大し、自由を求める民衆による蜂起によって今の政治体制が生まれたのは事実だ。しかしその対偶として自由を保障すれば平等が達成されるという言説も誤りである。自由を保障することで経済や科学が発展することは事実だろうが、その成果が独占されれば不平等と危険な専制が力を持つことになる。貧しい民衆の不満が高まれば社会不安が生じ、革命や戦争で破壊的な道筋を辿る。その危険性を理解して自由をコントロールして富を再配分するところに現代の政治の役割があるのだが、具体的にどのようなコントロールがあるべきかをピケティは語っていない。最後の段にあるCO2排出の不平等(大半を富める先進国が占めている)の平等化を力説しているが、これを達成すればCO2排出が削減できるのか、という肝心な点についての説明はない。
 本書は「自由と平等」を盲目的に信仰する人たちに捧げられており、フランスにはそのような聴衆が多いのだろう。

フランス文化人の考えを知る

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