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死ぬまで使わない日本語

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死ぬまで使わない日本語

著者: 杉岡 幸徳
ナレーター: デジタルボイス
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この作品は、デジタルボイスによる朗読を使用しています。

デジタルボイスは、オーディオブック用にコンピューター生成された朗読です。

このコンテンツについて

■思考や表現の幅を広げ、新しい扉を開く隠れた言葉たち

「鴆酒(ちんしゅ)」「猫の魚辞退(うおじたい)」「アハ体験」
「竹夫人(ちくふじん)」「ぐりはま」「ブーバ/キキ効果」……

こうした言葉を日常的に使っている人はほとんどいないはず。

日本語の語彙は非常に多いものの、
私たちがふだん使う言葉はごくわずかで、多くは使われないまま眠っている。

どんな大作家であろうと、あるいは辞書編纂者であろうと、間違いなく、
すべての日本語を「使ったこと」がある人は存在しないはずだ。

本書ではこの種の、広辞苑に載っていたり、
載っていなかったりするレアな日本語を425語渉猟し、解説したものになる。

知らない言葉を知ることは、驚きとともに思考や表現の幅を広げ、
新しい扉を開くきっかけにもなる。

読者にはそんな興奮と、「私は使ったことあるよ!」という
ちょっとした優越感を味わってもらいたい。

■世界の多面性や可能性を知ろう

本書はただ単に珍しい言葉とその意味を記しただけの「辞書」ではない。

その字面や読みから感じる息吹や妖しさ、
その熟語に隠されている歴史的な出来事や生物の不思議な生態、
謎の名詞や形容詞から高貴な人々の生活様式、言語化しづらい謎現象、日本の失われた文化にも言及していく。

本書にまとめられた言葉の多くが、そうした解説の面白さを基準にピックアップされている。

■知らなかった言葉を知ることは、その言葉の周辺、
あるいは裏にある世界の多面性や可能性を知ることにもつながるだろう。

言葉にはそれぞれに物語やメロディーがあります。
その言葉を通して、違う世界を覗き見、見知らぬ思想の息吹を感じることもできます。
「矛盾脱衣」「かわひらこ」「動物園仮説」「ハイルブロンの怪人」「サイレンラブ」……
こういった言葉から始まる映像やストーリーもあるのです。
―「まえがき」より

■目次
まえがき 珍しい日本語を知ることの意義とは?
第1章 見かけも意味も不可解な言葉
第2章 見ない・読めない熟語
第3章 知っているようで知らない言葉
第4章 意味がまったく想像できない隠語・業界用語
第5章 もやもやを言語化した言葉
第6章 ほぼ絶滅したレトロな言葉
第7章 見かけや意味が色っぽい言葉
第8章 日常の景色が雅びになる言葉
第9章 別世界の扉を開く言葉
あとがき 日本語を消滅させないために
主要参考文献
索引©2024 Koutoku Sugioka 2024
哲学 論理学・言語学

死ぬまで使わない日本語に寄せられたリスナーの声

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ためになって面白いが聴く読書向きではない

蘊蓄を並べただけの書は苦手だし、類似のものを多数見かけるので、実際に購入することはなかったのだが、これは聴いてみて大変面白かった。
「日本語」とあるが、その内容としては「日本で使われることもある」単語、熟語、用語まで広がる。

後半では天文学用語、心理学用語まで登場するため、日本語?と思わなくもないが、知的好奇心が勝り、楽しく聴けた。

取り上げられている言葉については、「聴いたことがない」「聴いたことはある」「もちろん知っている」「知っていると思ったら勘違いしていた」まで様々である。

それぞれの解説は極めて簡潔だが、著者の軽妙な筆致につい吹き出してしまう。
嫌味にならない程度の皮肉が含まれ、読書が勘違いしそうな内容(アダルトチックなものが多かったが)をさきまわりして否定する(ただ、これはワザとだろうな)ところがとても楽しかった。

しかし!

漢字の字面が気になってしょうがない。

これを音声化するなら取り上げられている言葉全てを資料として提示すべきだろう。
せっかくだから書籍を買おうと思ってリアル書店に赴いたが、少々マニアックな新書だったので見つけられなかったのが残念だ。

ナレーションはデジタルボイス。
下手くそな人間よりはまともだが、一部に聞き取りにくい言葉がある。
滑舌のせいか、こちらの視聴環境のせいかは不明だが、人間(上手い人限定だが)ならば聴き間違えそうな文字の発音は特に注意するだろう。

その辺りがデジタルボイスの現在における限界なのかもしれないな、などと勝手な印象を持った。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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