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  • ツリーハウス

  • 著者: 角田 光代
  • ナレーター: 白川 周作
  • 再生時間: 14 時間 21 分
  • 4.5 out of 5 stars (263件のカスタマーレビュー)

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『ツリーハウス』のカバーアート

ツリーハウス

著者: 角田 光代
ナレーター: 白川 周作
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あらすじ・解説

じいさんが死んだ夏のある日、孫の良嗣(よしつぐ)は、初めて家族のルーツに興味を持った。出入り自由の寄り合い所帯、親戚もいなければ、墓の在り処もわからない。一体うちってなんなんだ? この際、祖父母が出会ったという満州へ行ってみようか──。

かくして、ばあさんとひきこもりの叔父さんを連れた珍道中が始まる。満州、そして新宿。熱く胸に迫る、小さな中華料理屋「翡翠飯店」三代記。
伊藤整文学賞受賞作。
©角田 光代 (P)2019 Audible, Inc.

ツリーハウスに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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かねちゃんのプロフィール画像
  • かねちゃん
  • 2020/03/02

一つの家族の壮大な物語。

とても面白かったです。この物語を聴いてみて、自分のルーツを殆ど知らない事に気付かされました。両親の事も、祖父母の事も、自分は何も知らないのだと言うことを思い知らされました。自分という人間のルーツを調べてみたくなりました。

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偉大なるkamiのプロフィール画像
  • 偉大なるkami
  • 2020/08/20

戦中、戦後の混乱期が細く知れてとても新鮮でした。楽しめました、

戦中、戦後の大変さは良く聞きますが細かい様子は知りませんでした。この作品を聞いて当時の満州の状況や生活感、現地の人との関係などが分かり新鮮でした。特に食料の調達については思わず唸ってしまいました。
引き上げも命懸けで大変だったんですね、時代の空気を感じました。
戦中、戦後は日本中が苦労をしたんですね。
戦後の途中からは自分の人生とオーバーラップしてしまい思い出しながらその時代を聞きました。
自分の人生と対比させて又、その当時の事を懐かしく思い出し、自分の人生を回顧してしまいました。
楽しめました。良かったです。

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  • Amazon カスタマー
  • 2020/06/16

ナレーターが良い

登場人物ごとに声色が違って、聞きながらしっかりストーリーが入ってきました。

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  • なみかぜ書店
  • 2020/06/14

市井の人々のファミリーヒストリー

角田光代の作家としての凄さは、こうした市井の人々の歴史から物語を紡ぐところだと感じた。それぞれの家族に歴史があり、未来へと繋がっていく。

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花川英一郎のプロフィール画像
  • 花川英一郎
  • 2020/08/28

逃げることの功罪

生きるために満州に渡り、戦争から逃げるため一緒になった祖父母は子供を連れて帰国する。それは正しい選択だった。一方で、召集され戦死した友人に対して逃げた自分を恥じる想いは拭えない傷となって残った。闘う事から「逃げる」生き様を責める事は出来ない。だが、逃げ癖は子供にも継承される。弱々しく根付いた小さな木がやがて長い月日を経て、大樹へ成長する。家族の歴史と絆について、考えさせられる作品。

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星長春のプロフィール画像
  • 星長春
  • 2020/07/27

章を進めるごとにストーリーに引き込まれていく

祖母と叔父との旧満州への旅、という現在と、祖父と祖母の戦前の満州での出会いから引上げまでが、交互に入れ替わりながら物語が進行していく。高齢の祖父の死、祖母を連れての満州旅行という、抑揚のない平版な導入部から、章を進めるごとにストーリーに引き込まれていく。登場人物が多いので、ナレーターが声色を使い分けているが、中途半端。普通のナレーションの方が良い。

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Bu_su555のプロフィール画像
  • Bu_su555
  • 2024/02/01

今こそ知るべきこと

親の仕事で父は満州で中学まで育った
引き上げてきた時のことをよく聞きました。何度聞いても涙が出てきました。
今の幸せな時代を大切に過ごしなさいと…

そんなことを思い出しながら読みました。

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  • July
  • 2023/11/23

とにかく引き込まれる

(多少のネタバレあります)
角田光代さんの「紙の月」などのミステリーとは異なり、何気ない一家に思える家族の、3代に渡るファミリーヒストリー。角田光代さんはこう言う方向性もあるのか…と再発見した気持ちになった作品です。
私自身の母も満州で生まれて引き上げてきた歴史を持つので、興味深く聴きました。しかし、私自身はほとんどその事を母に聞く事無く、亡くなってしまったので、もっと聞いておけば良かったと、この小説を読んで思いました。
ストーリーは、普通の家族に見える一家が実は普通では無く、ちょっと変わっているのは何故か?と言う部分を紐解きながら、3代に渡るヒストリーが語られます。時代ごとの世相を背景に、またそれに巻き込まれながらも淡々と過ごしていくそれぞれの家族の思いが心に沁みます。
3代の家族構成となると結構な人数になるので、意識して名前や人間関係を心に留めないと「この人誰だっけ?」と言う事になってしまいます。
それと、これは私が聞き逃したか、勘違いした部分もあるかも知れませんが、祖父と祖母の関係は実際の夫婦関係では無いですよね。結局、籍を入れたと言う事も書かれてなかったと思います。つまり、第二世代の兄弟姉妹は全て別々の父親? と言う事はこの一家の誰も祖父と血が繋がってない? 最後にそれが語られるものと思っていたので、ちょっとモヤモヤした感じで終わりましたが、そう言うのも含めて「気にしない一家」と言う事だったのでしょうか?

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  • Atsushi
  • 2023/11/22

圧巻

ふつうの人たちが「時代」なるものの中でどう生きるか。大正生まれの自分の祖父母や団塊世代の父母の周りには、きっとこういう体験をした人々がたくさんいたんだろうな。祖父母や父母の世界観や人生観には、きっと間近でそういう人たちを見てきたことが影響しているのだろうな。登場人物たちとは境遇も性格もまったく違うけれど。読みながら、祖母の人生に思いをはせた。

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  • kips
  • 2023/11/01

視点がやさしい

著者が登場人物を裁かないし、おおらかな目線で見つめる。最近の小説は、人間の底意地の悪い部分をほじくりかえすものが多く、確かに人間にそういう事が有るなとは感じるが、単に著者が鋭さや才気を誇りたいだけに感じ、辟易していました。
こどもを何人も喪ったり、良いことばかりではないですが、懸命なおばあさんの生き方が素直に伝わってきて、良い物語でした。引き上げ家族3世代が、時代が違ってもどこか似たような選択をしていくのが、印象的でした。
ナレーションは、声色を使い過ぎていて、もう少し落ち着いて読んでほしかったです。

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