
いったん受けとめる習慣
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ナレーター:
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デジタルボイス
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著者:
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中島 崇学

この作品は、デジタルボイスによる朗読を使用しています。
デジタルボイスは、オーディオブック用にコンピューター生成された朗読です。
このコンテンツについて
みなさん、こんなことはありませんか?
◎会議の席で部下から建設的な意見が出てこない。
◎友達と食事の約束をしても、なかなか行き先が決まらない。
◎子どもに「週末どこに行きたい?」と聞いても、「どこでもいい」の一言で終わってしまう。
・・・ささいなことにように思えるかもしれません。
でも、こうした状況を放っておくと、大きな問題に発展しかねません。
なぜでしょうか?
会議で建設的な意見が出なくなれば、指示待ち社員ばかりになってしまいます。
友達との食事の約束がスムーズに決まらなければ、そのうち付き合い自体がおっくうになり、
疎遠になってしまうかもしれません。子どもが自分の意見を言わなくなれば、
将来、夢や希望を持てない大人になってしまうかもしれません。
これらの問題の根底には、実は共通点があります。
それは・・・あなたが相手の気持ちを「受けとめていない」ということ。
◆もう一度思い出してください。
問題が起こる前、こんなことはありませんでしたか?
◎部下が会議で提案したのに「いいんだけどさ……」と否定してしまった。
◎友達が和食の店を提案したのに「イタリアンがいい」と否定してしまった。
◎子どもが遊園地に行きたいと言ったのに「混んでいるから」と否定してしまった。
受け答えをした方は否定したつもりはなかったでしょう。
でも、言われた方は「自分の気持ちを受けとめてくれなかった」
「否定された」と感じてしまうのです。
こうしたことが続くと、そのうち「どうせ言っても受けとめてくれない」と思い、
何も言わなくなってしまう……という悪循環の結果が、
冒頭の「小さいけれど、放っておけないトラブル」の芽を生んでしまうのです。
◆現代の人々のコミュニケーションを妨げている最大の障壁が、
この「受けとめていない」という態度にあります。
では、どうすればいいのでしょうか?
答えはシンプルです。
それは・・・「いったん受けとめる」ことです。
◆「いったん受けとめる態度」は
アメリカの心理学者カール・ロジャースが提唱した「受容」という概念に基づいています。
相手を否定せず、評価もしない。そうすることで、
相手の安心感、話しやすさ、信頼を引きだすことができるようになります。
具体的なやり方は簡単。
× Yes but(うん、でも……)
○ Yes and(いいね、だったら……)
この「Yes and」という接続詞を使って会話を進めていくだけです。
一見単純なテクニックですが、これを身につけるだけで、人生は劇的に変わります。
変化の激しい時代を生き抜くには、異なる意見や主張をいったん受けとめることで、
新たなアイデアをビジネスチャンスに育てていかなければなりません。
もちろん、これはビジネスの世界だけの話ではありません。
家庭や友人関係など、プライベートな場面でも、
この習慣は円満な人間関係を築くうえで大きな力を発揮します。©2025 Takaaki Nakajima 2025