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痴人の愛
- 著者: 谷崎 潤一郎
- ナレーター: 平川 正三
- 再生時間: 9 時間 25 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
カフェ女給で日本人離れをした美少女ナオミを見初め、娶った真面目なサラリーマンの河合譲二。
おとなしく幼い少女だったナオミも時間とともに成長し、その妖艶な魅力で男たちを翻弄する。
ナオミの魅力にとりつかれながらも、離れられず身を滅ぼしていく河合譲二。
谷崎純一郎の美しい言葉の世界を、朗読でお楽しみください。
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名作を聴けるなんて…
- 投稿者: 匿名 日付: 2019/03/13
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陰翳礼讃
- 著者: 谷崎 潤一郎
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 56 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
陰翳礼讃は昭和8年に執筆された随筆で、日本の生活が西洋化し日本の美が失われていくことが書かれている。
今日、日本風の家屋を建てて住もうとすると、電気やガス、水道等が日本座敷と調和するよう取り付けに苦心を払うことになる。これは、家を建てたことがなくても、料理屋旅館等の座敷を見てみれば気がつくことである。電燈は時代おくれの乳白ガラスの浅いシェードをつけて、球をムキ出しに見せて置く方が自然で風流である。しかし扇風機などというものになると、あの音響といい形態といい、未だに日本座敷とは調和しにくい。
私は、京都や奈良の寺院へ行って、昔風のうすぐらい掃除の行き届いた厠へ案内される毎に、つくづく日本建築の有難みを感じる。日本の厠は実に精神が安まるように出来ている。それらは必ず母屋から離れていて、青葉や苔の匂いがする植え込みの陰に設けていて、うすぐらい光線の中にうずくまり、障子の反射を受けながら瞑想に耽り、窓外の庭のけしきを眺める気持は何ともいえない。住宅中で何処よりも不潔であるべき場所を、雅致のある場所に変え、花鳥風月と結び付けて、日本の建築の中で一番風流に出来ているのは厠であるともいえなくはない。西洋人は不浄扱いにし、公衆の前で口にすることをさえ忌むのに比べれば、我等の方が遙かに賢明であり、真に風雅の骨髄を得ている。
西洋人は食器などにも銀や鋼鉄やニッケル製のもの
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感想
- 投稿者: 匿名 日付: 2019/06/03
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夏目漱石名作集
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 佐々木 健, 西村 健志, 野口 晃, 、その他
- 再生時間: 130 時間 46 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
●内容紹介
最初の長編小説『吾輩は猫である』から絶筆『明暗』まで
珠玉の14作品を発表順に収録
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モモ
- 著者: ミヒャエル・エンデ, 大島 かおり
- ナレーター: 高山 みなみ
- 再生時間: 12 時間 46 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。
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高山みなみさんが朗読をしてくれて嬉しいです!!
- 投稿者: 星 雪 日付: 2020/11/25
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雪国
- 著者: 川端 康成
- ナレーター: 榊原 忠美
- 再生時間: 4 時間 35 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
”国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。” とはじまってゆき、”「この子、気がちがうわ。気がちがうわ。」・・・・” と、終わってゆく。 雪にはじまり、炎におわる、薫りたつような一編。 うつろいゆく愛を描いた、すみずみまで美しくエロティックなこのノーベル文学賞受賞作を、俳優であり、また「『木を植えた人』を聴くプロジェクト」等で知られる朗読家である 榊原忠美が、じっくりとよみあげました。 「伊豆の踊り子」、「奥の細道」に続く、演出家・水城雄とのコラボレーション作品です。時間をかけ満を持してお届けする会心の作品です。 ”・・・踏みこたえて目を上げた途端、さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるようであった。” ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて
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痴人の愛
- 著者: 谷崎 潤一郎
- ナレーター: 平川 正三
- 再生時間: 9 時間 25 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
カフェ女給で日本人離れをした美少女ナオミを見初め、娶った真面目なサラリーマンの河合譲二。
おとなしく幼い少女だったナオミも時間とともに成長し、その妖艶な魅力で男たちを翻弄する。
ナオミの魅力にとりつかれながらも、離れられず身を滅ぼしていく河合譲二。
谷崎純一郎の美しい言葉の世界を、朗読でお楽しみください。
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名作を聴けるなんて…
- 投稿者: 匿名 日付: 2019/03/13
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陰翳礼讃
- 著者: 谷崎 潤一郎
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 56 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
陰翳礼讃は昭和8年に執筆された随筆で、日本の生活が西洋化し日本の美が失われていくことが書かれている。
今日、日本風の家屋を建てて住もうとすると、電気やガス、水道等が日本座敷と調和するよう取り付けに苦心を払うことになる。これは、家を建てたことがなくても、料理屋旅館等の座敷を見てみれば気がつくことである。電燈は時代おくれの乳白ガラスの浅いシェードをつけて、球をムキ出しに見せて置く方が自然で風流である。しかし扇風機などというものになると、あの音響といい形態といい、未だに日本座敷とは調和しにくい。
私は、京都や奈良の寺院へ行って、昔風のうすぐらい掃除の行き届いた厠へ案内される毎に、つくづく日本建築の有難みを感じる。日本の厠は実に精神が安まるように出来ている。それらは必ず母屋から離れていて、青葉や苔の匂いがする植え込みの陰に設けていて、うすぐらい光線の中にうずくまり、障子の反射を受けながら瞑想に耽り、窓外の庭のけしきを眺める気持は何ともいえない。住宅中で何処よりも不潔であるべき場所を、雅致のある場所に変え、花鳥風月と結び付けて、日本の建築の中で一番風流に出来ているのは厠であるともいえなくはない。西洋人は不浄扱いにし、公衆の前で口にすることをさえ忌むのに比べれば、我等の方が遙かに賢明であり、真に風雅の骨髄を得ている。
西洋人は食器などにも銀や鋼鉄やニッケル製のもの
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感想
- 投稿者: 匿名 日付: 2019/06/03
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夏目漱石名作集
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 佐々木 健, 西村 健志, 野口 晃, 、その他
- 再生時間: 130 時間 46 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
●内容紹介
最初の長編小説『吾輩は猫である』から絶筆『明暗』まで
珠玉の14作品を発表順に収録
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モモ
- 著者: ミヒャエル・エンデ, 大島 かおり
- ナレーター: 高山 みなみ
- 再生時間: 12 時間 46 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。
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高山みなみさんが朗読をしてくれて嬉しいです!!
- 投稿者: 星 雪 日付: 2020/11/25
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雪国
- 著者: 川端 康成
- ナレーター: 榊原 忠美
- 再生時間: 4 時間 35 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
”国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。” とはじまってゆき、”「この子、気がちがうわ。気がちがうわ。」・・・・” と、終わってゆく。 雪にはじまり、炎におわる、薫りたつような一編。 うつろいゆく愛を描いた、すみずみまで美しくエロティックなこのノーベル文学賞受賞作を、俳優であり、また「『木を植えた人』を聴くプロジェクト」等で知られる朗読家である 榊原忠美が、じっくりとよみあげました。 「伊豆の踊り子」、「奥の細道」に続く、演出家・水城雄とのコラボレーション作品です。時間をかけ満を持してお届けする会心の作品です。 ”・・・踏みこたえて目を上げた途端、さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるようであった。” ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて
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夏目漱石「こころ」
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 佐々木 健
- 再生時間: 10 時間 5 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
拭い去れない過去の罪悪感を背負ったまま、世間の目から隠れるように暮らす“先生”と“私”との交流を通して、人の「こころ」の奥底を、漱石が鋭い洞察と筆力によって描いた不朽の名作。過去に縛られ、悔やみ、激しい葛藤のなかで身動きのとれなくなった“先生”の人生の様はあなたに何を訴えかけるだろうか。人は弱いものなのか…、シンプルでもありまた不可解でもある人の「こころ」のありようを夏目漱石が問いかける。人はどのように救われるのか?(C)青空文庫
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文体に合った、落ち着いたナレーション
- 投稿者: 矢崎ひかり 日付: 2018/05/01
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少年と犬
- 著者: 馳 星周
- ナレーター: 桑原 敬一
- 再生時間: 8 時間 57 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
【第163回 直木賞受賞作】
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
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朗読っていいですね
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2020/09/02
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日の名残り
- ノーベル賞記念版
- 著者: カズオ イシグロ, 土屋 政雄
- ナレーター: 田辺 誠一
- 再生時間: 10 時間 50 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
〔ブッカー賞受賞〕短い旅に出た執事が美しい田園風景のなか古き時代を回想する。
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小さなストーリーが丁重に紡ぎあげる世界は、愛おしく、美しい
- 投稿者: 磯貝浩一郎 日付: 2018/09/16
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吾輩は猫である
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 渡辺 知明
- 再生時間: 19 時間 28 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
一匹の猫の目を通して人間社会を風刺的に描き、世代を超えて読み継がれている名作。
『吾輩は猫である』は明治38年(1905年)に発表された夏目漱石による最初の長編小説であり、「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」の書き出しであまりに有名な作品である。
“先生""の家に住みついた猫“吾輩""の視点から観察される苦沙弥先生ら滑稽な人間たちの様子は、朗読でこそ、また新たな楽しみを見つけられる。
吾輩がまるで語り手として実在するかのように臨場感溢れる朗読で、私たち人間の滑稽さと、日本一有名な猫の一生の物語をどうぞお楽しみください。
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やはり、名作
- 投稿者: Amazonのお客様 日付: 2018/07/23
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一九八四年〔新訳版〕
- 著者: ジョージ オーウェル, 高橋 和久
- ナレーター: 松木 伸仁
- 再生時間: 16 時間 14 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。
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世界感の変化を味わう
- 投稿者: hanamom 日付: 2019/10/05
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熱源
- 著者: 川越 宗一
- ナレーター: 逢笠 恵祐
- 再生時間: 33 時間 35 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
第162回直木賞受賞作
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スケールの大きさに圧巻
- 投稿者: かねちゃん 日付: 2020/04/02
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文学の戦後と現在-三島由紀夫から村上春樹、村上龍まで
- 著者: 吉本 隆明
- ナレーター: 吉本 隆明
- 再生時間: 3 時間 18 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
恒例で参加していた「近代文学館・夏の文学教室」 での講演。この年のテーマは「戦後50年の文学」。 講演日:1995年7月24日 主催:日本近代文学館 後援・読売新聞社 場所:有楽町・よみうりホール 収載書誌:朝日出版社『埴谷雄高・吉本隆明の世界』(1996年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
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夏目漱石「三四郎」
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 佐々木 健
- 再生時間: 9 時間 22 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
「我はわが愆を知る。わが罪は常にわが前にあり」 美禰子 『三四郎』は明治42年(1909年)に発表された夏目漱石の長編小説であり、続いて書かれた『それから』、『門』とあわせて前期三部作と呼ばれる作品である。 大学進学のために熊本から上京した三四郎は、見る物聞く物すべてが目新しい世界に戸惑いながら、故郷、学問、恋愛、というそれぞれの「世界」に、身を置いていることに気が付く。自由気侭な都会の女性 里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれて恋慕する三四郎だが、曖昧な態度をとる彼女に翻弄され続けるが……。 誰もが経験する不安や戸惑いを、三四郎が自分の進むべき道を模索し始める過程の中に描く。恋愛を中心に、人間の孤独や本質を追求した青春文学の傑作を、落ち着いた朗読で収録。
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感動しました
- 投稿者: エミ 日付: 2018/07/26
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侠飯
- 著者: 福澤 徹三
- ナレーター: 諏訪部 順一
- 再生時間: 5 時間 15 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
グルメ×任侠!!
就職活動中の大学生が暮らす6畳のワンルームに転がり込んできたヤクザは、妙に「食」にウルサイ男だった! 異色グルメ小説。
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料理と任侠の混在が面白い!
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2020/10/14
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パチンコ 上
- 著者: ミン・ジン・リー, 池田 真紀子
- ナレーター: 小林 さやか
- 再生時間: 12 時間 31 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
世界的ベストセラー。在日コリアン四世代を描く大作
日本の統治下となった朝鮮から大阪へ、横浜へ。在日コリアン一家四世代の変転を描き、全米図書賞最終候補となった大作、邦訳成る!
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戦時中の在日コリアンの力強い生き様
- 投稿者: くさりん 日付: 2020/08/08
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そして誰もいなくなった
- 著者: アガサ・クリスティー, 青木 久惠
- ナレーター: 平川 正三
- 再生時間: 8 時間 48 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢も様々な十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴く謎の声が……無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版。(解説 赤川次郎)
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初オーディオブック
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2018/11/25
あらすじ・解説
しかし、春琴が9歳の時、両眼の明を失い、これを機に舞技を断念し、専ら三味線の稽古に励んだ。 春琴は琴の師匠である春松検校の家へ丁稚に手をひかれて稽古に通った。 その丁稚の名は佐助といい、春琴より4つ歳上で13歳の時に始めて奉公に上った。 春琴に忠実である佐助は春琴の稽古の付き添いをするうちに、彼女の好むものを好むようになり、密かに三味線を購入した。
そして寝静まった頃、誰にも気が付かれないように押入れで練習するが、やがて発覚する。 一番番頭に呼びつけられ大眼玉をくらったが、春琴が「聴いてみたい」と言ったことで皆の前で披露することとなった。 短時間の独学にしてはかんどころも確かで、節回しも出来きていて皆は感心した。それから、春琴は佐助に稽古をすることとなり、春琴と佐助は主従の上にさらに師弟関係となった。春琴の稽古は厳しく、撥をもって頭を殴り佐助がシクシク泣き出すことも珍しくなかった。 春琴の稽古時の粗暴な振舞を案じた春琴の両親は佐助を春松検校の門に入れさせ、春琴が直接教授することを封じてしまったのである。 佐助は丁稚の任務を解かれ春琴の手曳としてまた相弟子として検校の家へ通うようになった。 親達は結婚を諷したが、春琴は拒否。
その後、春琴の妊娠がわかったが相手の名前を決して言わなかった。 佐助が疑われたが、春琴は頭から否定、佐助も知らぬ存ぜぬの一点張りであった。 春琴は男の子を出産し、その赤ん坊が佐助に瓜二つであったが、それでも父親は佐助ではないと言い張った。一生独り身で暮らす自分には足手まといだと涼しい顔で里子に出すと決めてしまった。
春琴が20歳、春松検校が死去したのを機会に、独立して師匠の看板を掲げ、親の家を出ていき佐助もついて行ったのである。春琴の贅沢は甚だしく利己的であり、彼女だけが大名のような生活をし、佐助以下は爪に火を燈すようにして暮らしていた。
春琴の器量が目当てで習いに来るうちの一人、利太郎という放蕩者の若旦那がいた。利太郎は梅見に誘い、春琴を口説こうとするが失敗。しかし、明くる日からもずうずうしく平気で稽古にやってきたので、春琴は本気で叩き込もうとピシピシと教えた。熱心に教えてもわざと気のない弾き方に、春琴は「阿呆」といい撥をもって眉間を打った。利太郎は「覚えてなはれ」と捨てぜりふを残して憤然と座を立ち、それきり姿を見せなかった。
それから一ヶ月半が経ったある夜、春琴は寝ているところを何者かに熱湯をかけられ、顔が爛れてしまう。爛れた顔を佐助に見られたくないといった言葉に佐助が起こした行動とは・・・。
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春琴抄に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- 偉大なるkami
- 2019/09/03
二度聞くと少し心に入って来ます
内容が内容だけに一度聞いた時は素直に心で納得出来ませんでしたが、二度めに聞くと二人の気持ちが何となく少し理解が出来た気になりました。ナレーションは良かったです。現在では考えられない事だと思います。