塩狩峠
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著者:
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三浦 綾子
自らの命を賭して乗客の命を守り抜き
年若く鉄道事故で殉職した
鉄道職員・永野信夫の生涯
「塩狩峠」は、昭和41年から43年にかけて日本基督教団出版局の雑誌『信徒の友』に連載され、のちに新潮社から発刊された、三浦綾子の代表作ともいえる小説です。
明治の世でキリスト教嫌いの祖母に育てられた永野信夫は、やがて北海道で鉄道職員をしながら教会に通うようになります。聖書の研究を通じて、彼の同僚や愛する人への向き合い方は変わっていきます。
命をかけて多数の人命を守った永野信夫。当時のキリスト教の見方を変えた実話をもとにした物語を朗読で味わいます。
三浦綾子(みうら・あやこ)
1922年4月、北海道旭川市生まれ。高等女学校卒業後、17歳から7年間小学校教師を勤めるが、太平洋戦争後、罪悪感と絶望を抱いて退職。その後、肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間療養生活を送る。闘病中にキリスト教に出逢い、1952年に洗礼を受ける。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多く小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。©2022 (公財)三浦綾子記念文化財団
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ナレーターの方々も個性的で、聴いていてとても楽しかったです。
時代を感じさせない面白さ
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真実をもとに描かれた名作
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試される大地であった。
終わり方が嫌いだが、美しく心情の細部まで描かれていた。
悔しいが素晴らしい作品
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キリスト教の素晴らしさを感じました
実話に基づく内容
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言葉遣いは平易でわかりやすく、説明をそぎ落としすぎることもなく、上から目線の正論も説教くささもない。モデルとなった実在の事故を知っていると、彼はなぜあのように命を失ったのかという謎解き要素もある。そういう意味で大衆小説にカテゴライズされるのも納得。
この小説の魅力のひとつは、次から次へと現れる多くの登場人物のキャラクターにある。
決してステレオタイプにならず、善人の中にも欠点があり、悪人の中にも善性があり、全員がリアルで人間的で魅力にあふれている。
主人公にしても不完全でダメな面があり、読者は共感したりもどかしくなったりする。
現代であれば毒親と呼ばれるような祖母も尊敬すべき矜持があるし、いかにも立派な上司の和倉は堅物の面も人の心に敏感な繊細さもある。
そういった魅力的なキャラクターたちのドラマは飽きることがない。
最後に出てくる遺書の言葉遣いは他に比べて異質に難しく、一聴しただけでは内容を把握できなかった。しかしながら後で調べるとそれはモデルになった人物の実際の遺書ほぼそのままであり、人格があらわれる最重要の文で脚色を加えないのは作品としての誠実さにも思える。
登場人物ごとに声優を変えるナレーションやBGM、効果音は、好きな人もいるだろうが自分はやりすぎと感じた。
想像以上にエンタメ小説
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