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夏物語

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夏物語

著者: 川上 未映子
ナレーター: ささき のぞみ
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パートナーなしの妊娠、出産を目指す夏子のまえに現れた、精子提供で生まれ「父の顔」を知らない逢沢潤――
生命の意味をめぐる真摯な問いを、切ない詩情と泣き笑いに満ちた極上の筆致で描く、21世紀の世界文学!
世界十数ヵ国で翻訳決定!

* * * * * *

生まれることに自己決定はない。だが産むことには自己決定がある。この目も眩むような非対称を、
どうやって埋めればよいのか? 母になる女たちは、この暗渠をどうやって越したのか? どうすれば、そんな無謀で勝手な選択ができるのか? 作者は、
「産むこと」の自己決定とは何か? という、怖ろしい問い、だが、これまでほとんどの産んだ者たちがスルーしてきた問いに、正面から立ち向かう。
――上野千鶴子(「文藝」秋季号)

笑橋で今日も生きる巻子の、物語終盤での言葉に、誰もが泣くだろう。(中略)
この作品は間違いなく傑作である。
――岸政彦(「文學界」8月号)

この作品は、全方向からの意見に耳を傾けているような、極めてフェアな作りになっている。
それも生殖医療を論じる難しさの中で、
子どもを持つ、というシンプルな願いをどう叶えるかと、模索した結果であろう。
川上未映子は、難しいテーマを、異様な密度で書き切った。
――桐野夏生(「文學界」8月号)

これ以上ないほどシリアスな倫理問題を扱っているが、
大阪弁を交えた語りやセリフの爆発的な笑いの威力よ。
破壊と創造を同時になしとげる川上語も堪能されたし。
――鴻巣友季子(「毎日新聞」7月28日書評)©川上未映子 (P)2021 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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Audible制作部より

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最も関連性の高い
ナレーターの演技力が素晴らしく聞き応えあり。マキちゃんと夏子の姉妹関係が良かった。子供を産むことについて、見ないふりをしているジレンマにフォーカスを当ててエグってくる感じもあるが、それも含めて聴いてよかった。

このナレーターが素晴らしい

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川上未映子さんの小説の温度と、ナレーションの方の口調がぴったりマッチして、これぞオーディブルの真骨頂!と感動しました。大好きな作品です。文章だけでももちろん面白いですが、そこに淡々と、でも優しい口調の語りが合わさると、聞いているだけで耳と心が幸せになります。大阪弁も自然で、登場人物の口調も非常にうまく使い分けられており、(みどりこが特に好き)ぜひ一度聴いていただきたいです。

物語とナレーションが最高にあっている

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ナレーションの方、性別年代問わずに器用に声色で役を分けていて、聴きやすかったです。川上さんの他の作品と比較するとストーリーはちょっと劣ります。

ナレーション良い

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川上さんは素晴らしい作家で、本編も最後まで引き込まれてしまう名作です。ナレーションも素晴らしい!ただ、川上さんの作品はいつもそうなんですが、主人公の女性作家がとても感受性豊かで、内省的で、何でもない些細な出来事の中で、常にあっというまに過去の記憶や、様々な幻想に心奪われる人なのです。作家とはそういう人たちのなのかもしれませんが、多少の違和感を感じました。

こんなに内省的な人、いるかしら?

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沢山の会話で成り立っている物語ですが
どこにも愛とか悲しいとか辛いとかの言葉はないが読者にこんなにも行間を読ませる見事な作家さんだと感じました。
実際の日常生活の中では小説の様に愛してるだのを言葉に表さない方が多いと思いますから
それが一層身近かに感じました。
また、マイノリティーの悩みも上手く表現されていて
ノーマルな私にも理解への糸口となりました。
そして悩んで悩んで出した結論のラストシーンが行間だけでなく未来も愛に溢れている事を感じさせます。
登場人物のどんな小さな感情も大切に表現されていて
また、この作家さんの本を読んでみたいと感じました。
ナレーションもこの作品はこの方達じゃないと魅力半減かな?と思わせる素晴らしいものでした。

行間に溢れる愛

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