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老いの整理学

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老いの整理学

著者: 外山 滋比古
ナレーター: 平 修
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【220万部突破の大ベストセラー『思考の整理学』老年版!】【94歳の「知の巨人」が実践する知的な老い方!】
◎ゆっくり急げ!「弱強のリズム」で生きれば、“年を忘れる”
●八十代から始めた炊事・ホメられるススメ
●知らない病気は治る!?
●怒りは新しい養生訓・命を延ばす涙
●「敵」は長生きの妙薬・威張るという生き甲斐・昼入浴のススメ……
――だから年を取っても健康です!©2017 Shigehiko Toyama (P)2025 Audible, Inc.
倫理学・道徳 哲学

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Audible制作部より

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そういった意味で不死の存在。ありがとうございます。

死してなお

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老いた日々をどう生きるのか。穏やかな文章と、穏やかなナレーションで展開される。

人と話す、散歩(五体の散歩)、怒る、気力等々。
まとめてしまえば、それだけのこと、となるかも知れないが、恐らく作者より60年程若い私にも、確かに、と思う所がいくつかあった。
また歳をとってから読み返すと、より実感を持って沁みるのかもしれない。

穏やかなエッセイ

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前半は差し障りのない事のススメばかり。
スタップ細胞騒動の”女の涙”あたりから疑問を感じる箇所もありながら(でも、まだ”知の巨人”が書いたのだから)と進めていく。

自炊や運動をして食生活に気を付けることが心身の健康を保つ上で大切だという意見には賛成する。
とは言え、やっぱり色々と疑問が付く持論が多い。

老人(特に男性)が怒りっぽいのは加齢(前頭葉の衰え)からくることだが、
その怒りを受け止める怒鳴られ役をそばに置いておくのが良いなど、周囲の迷惑を顧みず、パワハラ容認とも受け取れる傲慢さったらない。
時代が時代と言うほど昔でもないはずだが。

自炊をすれば水道やガスは使い放題との表現は、世間知らずだしお金を持ってる人の発言。
(当時は、現在ほど水道光熱費代はかからなかったとはいえ、一人で生活をする人なら材料費と共に考えるのが普通)。

「あ、ダメだ。モームリ。」となったのは
水俣病患者については完全なる医学的な誤り(本人の思い込み?)の箇所。
「汗をかけば水俣病にならなかった。」など、原稿に書かれてあっても絶対削除箇所だろうに・・・・。

本を出す時には事実関係に問題がないか校正も入るはずだが、
「先生、ここ、間違ってますよ」とは指摘できない雰囲気だった事が容易に想像できる。
なんせ相手は”知の巨人”なのだから。

でも、そういう風通しの悪さを作っている事そのものが”老害”となるのではなかろうか。
耐えられず”風のように”途中離脱した。

「憎まれっ子世に憚る」とはよく言ったもので、声の大きな人に振り回される人は一生振り回されるし、我の強い人は一生そのままだし、ましてやそんな人が権力(知の巨人というポジション)を持ったらどうなるか、
地位と名声を得た権力者ほど稲穂のように首を垂れる姿勢が大事なのでは?と考える私には合わない本だった。

”知の巨人”に物申せる人はいなかったのだろう。

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