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  • 本心

  • 著者: 平野 啓一郎
  • ナレーター: 井上 悟
  • 再生時間: 14 時間 29 分
  • 4.5 out of 5 stars (463件のカスタマーレビュー)

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本心

著者: 平野 啓一郎
ナレーター: 井上 悟
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あらすじ・解説

*本タイトルは、音声差し替え修正済みです。(2021年11月9日更新) 

愛する人の本当の心を、あなたは知っていますか?

『マチネの終わりに』『ある男』に続く、平野啓一郎 感動の最新長篇!

「常に冷静に全てを観察している賢い主人公の感情が、優しくそして大きく揺れるたび、涙せずにはいられない。」── 吉本ばなな

「心配だっただけでなく、母は本当は、僕を恥じていたのではなかったか?」

ロスジェネ世代に生まれ、シングルマザーとして生きてきた母が、生涯隠し続けた事実とは──

急逝した母を、AI/VR技術で再生させた青年が経験する魂の遍歴。

◆ 四半世紀後の日本を舞台に、愛と幸福の真実を問いかける、分人主義の最先端。

◆ ミステリー的な手法を使いながらも、「死の自己決定」「貧困」「社会の分断」といった、現代人がこれから直面する課題を浮き彫りにし、愛と幸福の真実を問いかける平野文学の到達点。

◆ 読書の醍醐味を味合わせてくれる本格小説!

【あらすじ】

舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。

母の友人だった女性、かつて交際関係のあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。

さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る── 。

©Keiichiro Hirano/Cork (P)2021 Audible, Inc.

本心に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
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ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
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ストーリー
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  • dumchin
  • 2021/07/22

純文学?

普段、Audibleは車の中で通勤中に聞いている。息抜きに聞きたいので、ストーリーに動きがある方がのめりこんで聞けるのでありがたい。その意味で、本作は期待に反していた。設定自体は近未来を舞台としており、SF的な要素はあるが、あくまでも「僕」の心象描写を中心とする作品である。その意味では、Kazuo IshiguroのNever Let Me Goなどと似ている。ストーリーの展開は非常にゆっくりしていて、細かい部分が微に入り細に入り語られる。マザコン気味の「僕」の心象にあまり共感できないこともあり、運転しながら聞くとストーリーにのめり込めず、途中で耐えきれずに音楽に切り替えたりしていたため、結局聴き終えるのに非常に時間を要した。娯楽小説としては退屈、純文学としては完成度が低い感じがしてあまり満足はできなかった。ナレーションも、他の人のように声色を使い分けることもあまりなく淡々と読んでいく感じなので、私の退屈に拍車をかけた。

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  • Amazon カスタマー
  • 2021/06/29

初めて長編を最後まで聴きました

SF、恋愛、ミステリー、社会問題など色々な要素が詰め込まれた小説ですが、さわやかな読後感でした。主人公をはじめ登場人物にいやなやつがいないので、気持ちよく聴きました。

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  • REBECCA
  • 2021/06/24

掴みはよかったが…

期待が大きすぎたからかもしれないが、
ストーリーが進むにつれ、嫌な予感がしてきた。聴き終わり、予感は残念だが当たってしまった。

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  • うきたこ
  • 2021/09/04

不毛

ナレーションが素晴らしく、とても聴きやすかったです。
著者の描写の言葉選びもとても美しいです。

が!話の内容は読み終えて本当にイラッとしました。
マザコンが、亡くなってしまった母を思い返し「○○だったかもしれない」と、ひたすら答えの無い問答と、数人との出会いによってほんの少し成長しました・・・みたいな、ペラッペラの内容。

格差とか近未来でのVRとか設定はすごく面白いのに「その設定、必要だった?」と思います。
格差感も普通に鍋食べたり酒飲んだりして差程酷いとは思わないし、VRの母ってなんの意味があったのか分からないし。

話全体としては「大風呂敷を広げて、隅っこに小さいちょっと綺麗な石ころを置いてみた」みたいな印象です。

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  • Clap
  • 2021/06/16

本で読んだ方が良いのでは?と思いました。

ナレーターの方の話し方が私には合いませんでした。
特にお母さんが話している時の話し方がどうしてもおネイ系に聞こえてしまい もうどうしても我慢が出来なくなってしまい、初めて返品してしまいました。
ストーリー自体はとても素晴らしいと思われるので、続きは本を買って読むことにします。
ナレーターの喋り方には好き嫌いがありますので、今回私はそう思っただけで気にならない方には感動的な本であると思います。

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    5 out of 5 stars
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  • nanaonono
  • 2021/12/14

表現力

発達障害があり本を読みたくても読むのが苦手なのでオーディブルを利用。
様々な比喩が見事で、その文章力にも感動しました。
一人称で語られるところも、私には混乱が少なく、とても良かったです。
同作者の他の作品も聴きたいです。

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  • U•T
  • 2021/12/04

何度も読み返している

 本心とは、自分の中でも裏表があり掴みきれない。親子や他人ならなおわからない。多分そうじゃないだろうかと思うだけ。
 亡くなったお母さんの本心を推し量りながら、生きていく主人公が誠実で思いやりがあってよかった。
 「最愛の人の他者性」最後の章は、何度聴いても心に沁みた。

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    2 out of 5 stars
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  • Nao Takeuchi
  • 2024/02/03

マザコンをごじらせるとこうなる

母の死を受け入れられず、バーチャルな母を作り出す。これは面白い!と期待値がグッと上がったが、その後の展開は残念の一言。卑屈な人間たちの愚痴、弱音、嘆き、不毛な議論のオンパレード。マザコンを拗らせたひ弱な男のナルシシズムをこれでもかと言うほど浴びせられる、ひたすら疲れる小説だった。明かされた母の過去も特段驚くものではなく、退屈な物語。ただしレビューは高評価が多いので、刺さる人には刺さるのだと思う。私には合わなかった。

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  • FON
  • 2024/02/01

長くて回りくどい

イマイチ、物語がサクサクと進まず、内面を捉え過ぎてる。そして、最後もどうなったのかよく分からないまま。
主人公が自分の運命を乗り越えて自立しようとするのは分かるが、その過程が、漠然としてる。

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  • Spykey
  • 2023/08/16

30男の内面の自分探し

30にもならんとする男が母親の死を乗り越えられず、死の意味や自分の出自、生きる意味などについて延々と独り語りする話。

文章表現や言葉は精緻で美しく、朗読は老若男女違和感なく演じ分けられていて素晴らしいと思いました。ただ肝心の内容が…

主人公は純粋、繊細、内省的な男性で、箸がコケたようなことでいちいち「自分の考えに僕は吐き気をもよおした / 羞恥を覚えた /愕然とした」などとクヨクヨウジウジするので、面倒くさいし無駄に展開が遅くイライラします。

ストーリーらしいストーリーや伏線回収はなく、ただ主人公の思索や内面の成長がつぶさに長々と一人称で紡がれていくだけ。

作品のテーマである死の自己決定権や死生観などについても、特に奇抜でもなければ深みもなく、多くの人が、(ここまで高度に言語化こそできないものの)漠然と考えたことがある程度の内容に過ぎない。

途中から倍速で一応最後まで聞きましたが、面倒くさい人に、ボクは…ボクという人間は…と、一晩中自分語りをされたような徒労感しか残りませんでした。

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