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本心

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本心

著者: 平野 啓一郎
ナレーター: 井上 悟
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*本タイトルは、音声差し替え修正済みです。(2021年11月9日更新)

愛する人の本当の心を、あなたは知っていますか?

『マチネの終わりに』『ある男』に続く、平野啓一郎 感動の最新長篇!

「常に冷静に全てを観察している賢い主人公の感情が、優しくそして大きく揺れるたび、涙せずにはいられない。」── 吉本ばなな

「心配だっただけでなく、母は本当は、僕を恥じていたのではなかったか?」

ロスジェネ世代に生まれ、シングルマザーとして生きてきた母が、生涯隠し続けた事実とは──

急逝した母を、AI/VR技術で再生させた青年が経験する魂の遍歴。

◆ 四半世紀後の日本を舞台に、愛と幸福の真実を問いかける、分人主義の最先端。

◆ ミステリー的な手法を使いながらも、「死の自己決定」「貧困」「社会の分断」といった、現代人がこれから直面する課題を浮き彫りにし、愛と幸福の真実を問いかける平野文学の到達点。

◆ 読書の醍醐味を味合わせてくれる本格小説!

【あらすじ】

舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。

母の友人だった女性、かつて交際関係のあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。

さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る── 。

©Keiichiro Hirano/Cork (P)2021 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

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Audible制作部より

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最も関連性の高い
作品のテーマや状況に見合う緊張感がここちよい朗読でした。男性の朗読ですが、女性のセリフも大袈裟でなく自然に響きます。終盤、主人公が「お母さん…!」と声を詰まらせるシーンには胸が詰まりました。
様々な登場人物の立ち位置から、人の「本心」について考えさせられる作品。今度は活字で再読したいです。

オーディブルおすすめです

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未来の話だが、一人の青年の成長を感じられる物語。
主人公の内言が多いので、Audibleに適した展開。

未来の話だが

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主人公が、自分や相手の複雑な感情に冷静に向き合いながら、自分の言葉や行動を紙一重で選択していく様には、なかなか味わえない緊張感があった。
人の本心とは、優越感と劣等感、慈善と偽善、利他と利己といったものが表裏一体でできているのだと感じた。
そうだとすると、その本心が、どのような言葉や行動で表現され、相手にどう解釈されるかによって、全く異なる本心に変わってしまうことになる。
そういうことを自覚した上で、主人公のように、せめて自他の感情に真摯に向き合えるようでありたいと考えさせられた。

作者の平野啓一郎さんは、2021年5月のNHK「100分で名著 三島由紀夫 金閣寺」の指南役で出演していたのを視て、初めて知りました。
その時の解説がとても良かったので、本作を聴いてみましたが、より好きになりました。

表裏一体 紙一重の本心

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母親に聞きたいことがあって、母親の人工知能を作ったけれど、結局は主人公の成長の物語だった。
自分を認めるには、まず大事な他者との上質な関係が必要。
著者の善意の心に基づいて書かれた良作品と感じた。

宗教の本質のような内容

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近未来のごく普通の青年が自己を深く理解しながら実現していく過程が精緻に温かく描かれている。途轍もないスケールの宇宙のなかで起こる縁によって揺らぎながら生きていく様々な人生模様の描写が美しい。

自己実現の物語

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