『ガラスの海を渡る舟』のカバーアート

ガラスの海を渡る舟

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ガラスの海を渡る舟

著者: 寺地 はるな
ナレーター: 藤田 美穂
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このコンテンツについて

大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。

そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。

兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。

妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。

正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。

そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。

『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作!

相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。©Haruna Terachi (P)2021 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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お兄ちゃんにも妹にも共感できる所が沢山あった。ナレーションも秀逸でした。

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はじめは、発達障害の兄と良い子にして何でもこなしてきた妹がお互いを理解しあって良きビジネスパートナーになる、みたいなお話かと思っていましたが、これは死に関するテーマだと気付きました。骨壷を通して死に向き合った作品だと。
誰もが避けたいけど、決して誰も避けられない死というものに、苦しくても目を向けて、自分がいつ死んでも後悔のないように生きるのはもちろん、大事な人といつ離れても後悔のないように接したいと強く感じさせられる作品でした。
ナレーションはとてもよかったが、章と章の間が短すぎて余韻を感じる余裕がなかったのが残念だった。

褒められる死も責められる死もない

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細かい感情の機微が丁寧に書かれていて、ファンになりました。他の作品も聴きに行きます(^^)

美しい詩のような小説で、とても癒されました

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ストーリーとナレーションは素晴らしかったけれど、表題の通り。編集し直して欲しい。余韻を感じられる事なく次へと進んでしまうのが残念です。

章と章の間が詰まり過ぎなので編集してほしい

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何度も温かい気持ちになり、読後もホッコリ。。
2人のその後が気になります。
最近読んだ本の中で、1番好きです。

優しい気持ちになりました。

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