『鳥と港』のカバーアート

鳥と港

(小学館)

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鳥と港

著者: 佐原 ひかり
ナレーター: 大森 ゆき
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大学院を卒業後、新卒で入社した会社を春指みなとは九ヶ月で辞めた。所属していた総務二課は、社員の意識向上と企業風土の改善を標榜していたが、朝礼で発表された社員の「気づき」を文字に起こし、社員の意識調査のアンケートを「正の字」で集計するという日々の仕事は、不要で無意味に感じられた。部署の飲み会、上司への気遣い、上辺だけの人間関係──あらゆることに限界が来たとき、職場のトイレから出られなくなったのだ。
 退職からひと月経っても次の仕事を探せないでいる中、みなとは立ち寄った公園の草むらに埋もれた郵便箱を見つける。中には、手紙が一通入っていた。
「この手紙を手に取った人へ」──その手紙に返事を書いたことがきっかけで、みなとと高校2年生の森本飛鳥の「郵便箱」を介した文通が始まった。
 無職のみなとと不登校の飛鳥。それぞれの事情を話しながら「文通」を「仕事」にすることを考えついたふたりは、クラウドファンディングに挑戦する。
『ブラザーズ・ブラジャー』『人間みたいに生きている』の新鋭が描く“これから”の働きかたの物語!

©2024 Hikari Sahara (P)2024 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

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社会人として働いていると、好きでなくてもやりたくなくても毎日会社へ行って仕事をするという日常を送ることになるのだがふとした時に、これで良いのか…とおもうことがある。
それを続けるもよし、飛び出して行くのもよし、色々な生き方があっていいじゃない、と思えた作品でした。

好きなことで生計を立てるということ

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本の雑誌2024年度ランキングで見て。
あまり期待せずに聴いたけど、なかなか心地よく一気読み。設定がだいぶ無理がある気がするけど、そこさえ目を瞑れば話として面白い。
掘るのを男子高校生ではなく、客を順ぐり掘ってもらった方が広がりが出たり、動物園的な楽しさがあったかも。素材がいくらでもあったはずなのに源さんだけでは勿体無い。
このひとそのうち芥川賞とれるんじゃない?

よかった。

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港が仕事を辞めざるおえなかった気持ちがよく分かりました。また、その後文通屋を続けていいのか悩む気持ちも。🥴人と関わることは大事なことだけど、それが上手くできず悩む人も多いと思うので。そして、将来のことを考えると、収入や社会保障など心配で、これでいいのかと悩むことも。
ただ、港がたくさんの友達や飛鳥君の環境にも助けられ成長して答えを出していくところには希望を感じました。

源さんが亡くなり、港達に送った手紙は、源さんの希望や後悔から書かれていたことが分かったところ。どうにも悲しく、港達に源さんの子どもへ、源さんの気持ちを伝えて欲しい思いにおちいりました。

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ちょっとしたきっかけで知り合う相手。
そういう人たちとの関係が続くってなかなかないもの。
へぇ、そんな風に知り合って文通?おぉすごい!って感じ。
しかもそこから仕事にまで発展って本当に大したもの。

私がパソコンを触り始めた頃(ほぼ30年前)はメル友さん探し掲示板のようなものが流行ってた。
今のような出会い系でなくいろんな仲間を募るBBS。
当たり前に本名丸出し(しかできなかったと記憶)だった。
インターネットという言葉さえなく画像なんて送れなかったし画面に表示させるのにもすごい時間がかかった時代だった。
顔も知らない相手とたぶん100人以上とメール交換してたなぁと思い出す。
そういうことを思えばありかな。
ネット上でなくどこかに隠れたポストを私も探してみたい。

でもまぁ私ならみなとのように追ったり探したりせずに待つだろうな。
基本的に不精者なので・・
そういう行動をできる人って偉いなって思う。

鳥と港

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人生は色々な場面でいい時も自ら招いた失敗も辛いことも悲しいこともある。沢山の壁にぶつかっては乗り越えて行く様子はどんな立場の人にももあり得るなと思いながら聴きました。

鳥と港

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