『かか』のカバーアート

かか

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かか

著者: 宇佐見 りん
ナレーター: 松下 木聖
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このコンテンツについて

うーちゃん、19歳。母(かか)を救うため、ある無謀な祈りを胸に熊野へ。第56回文藝賞、第33回三島賞受賞。世代を超えたベストセラー『推し、燃ゆ』著者のデビュー作。書下し短編「三十一日」収録。©2022 Usami Rin, originally published by KAWADE SHOBO SHINSHA Ltd. Publishers (P)2022 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学
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読み手の年齢によって様々な感じ方があると思う。確かにいつか、自分も通ったけれどもう今は無くした若い頃の感性で読めない事に一抹の寂しさを感じた。『三十一日』は泣いた。

独特

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母親が自作した、という変に中途半端な方言が、最後まで耳触り悪かったけれど、これは、自立できない母親の強烈な自己愛の表れなのかな、と思いました。この変な言葉を"かか弁"と称して使う娘も、異様で、相当追い詰められている感じを受けました。
若い女性の身体感覚が巧みに表現されていて、才気を感じましたが、好きとは思えない話でした。

自作の方言は自己愛の表れ?

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起こる出来事の細部は違っていても、これは私と母の、または私と娘の物語だ、と読者の多くに思わせるであろう普遍性へと迫る筆力に圧倒されました
筆者が女性であり主人公も女性である作品のみが持つ生々しい力強さと繊細さに引っ張られてあっという間に圧巻のラストシーンに連れて行かれました

母と子の普遍的な風景

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作者と同年代だからでしょうか。共感できないというコメントもありますが、家族や親戚との距離感やSNSの安心感など、すべてがわかって仕方がありませんでした。重いようなシーンでもうーちゃんやナレーターの語り口がちょうどよいい塩梅に薄めてくれて素晴らしい作品だと感じました。

共感が溢れて溢れて

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一人称をうーちゃんと呼ぶことに最初から最後まで引っ掛かってしまい入り込めなかった。
自称読書家であるがここを『私』と記さず、うーちゃんとした事も著名な方々から評価されているのだとすれば、私はまだまだ文学を語ってはいけないのだなと思います。

妙な方言もナレーターの上手さであたかも存在するような心地よさを感じたが、著者のそこへのしつこさが見えてしまいこれまた入り込めず。

私とは相性が良くないのでしょう。
辛口ですみません。

ナレーションは良かったが

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ナレーションの切羽詰まった朗読が良かったです。方言?が独特のリズムを持っているようで心地良かったです。自分が地方在住だからでしょうか。自分の現実と色々リンクしてずっと半泣きで聴いていました。

ナレーション良かった

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聞いていてとても苦しくいたたまれない気持ちになる。
最後の感情は愛なのか、、、
共感はまるでできないけど、ナレーションがすごくよかった。

きつい

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ナレーションがよく聞き入ってしまった
デリケートな心の声が繊細に綴られていて心が揺さぶられた。涙があふれる。苦しい。

感情が溢れ出す

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これは名作でしたね!家族や血筋はいくら否定したとしても、断つことはできないものです。家族の中で1番母親(かか)を憎み、また愛したうーちゃんの痛切な思いが、圧倒的な筆力によって描き出されていました。『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』を撮った映画監督アリ・アスターの精神性、作品に通底するテーマ性にも反響しているように思え、その点においても日本の女性作家視点の切り口が面白く、最後まで飽きずに聴き切ることができました。途中で出てきた「溝」の話を始めとして説明過多を感じる部分があったのは残念でしたが、それを差し置いても素晴らしかったです!

家族という名の呪縛

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絆というべきか、呪いと言うべきか。
そんな家族の関係性を描く作品でした。うーちゃんに私自身を重ね、泣きながら聴きました。

家族のもつ歪さを、自分と重ねて聞いた。

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