『悼む人 下』のカバーアート

悼む人 下

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悼む人 下

著者: 天童 荒太
ナレーター: 綱島 郷太郎, 中村 綾
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このコンテンツについて

第140回(2008年)直木三十五賞受賞作

善と悪、愛と憎しみ、生と死が交錯する直木賞受賞作! 著者が切望した、「いま世界に一番いて欲しい人」とは?

不慮の死を遂げた人々を“悼む”ため、全国を放浪する若者・坂築静人。静人の行動に戸惑いと疑念を覚え、その身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒され、家族とともに最後の時間を過ごしながら、静人を案じる母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・奈義倖世。

静人の姿が3つの視線から描かれ、その3つのドラマが、やがて1つの大きな物語の奔流となる。「この方は生前、誰を愛し、誰に愛され、どんなことで人から感謝されてでしょう?」静人の問いかけは、彼を巡る人々の心を、少しずつ動かしていく。

家族との確執、死別の悲しみ、自らを縛りつける呪縛との対決。そして避けられぬ死の傍らで、新たな命が――。静かな感動が心に満ちる感動の巨編!©天童 荒太
大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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最も関連性の高い
人が生きていたことに価値を与えることで、生きる意味について考えさせられました。主人公には、今の行動を未来の昇華につなげてほしい、それが、どんな形になるのかと期待しています。

良い作品だと思います

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

聞き始めた時はちょっと信仰っぽい話は合わないなあと思いながら聞いていました。でも、レビューで好評価だったのでまた聞き始めました。
結果涙が止まりません!私たちは無意識に死を区別していると思いました。あの人は偏屈な嫌われ者だった、ひどい不良だった、犯罪者だったということで、死の軽重を図ります。それも自然な感情だと思いますし、否定をする気はありませんが、もしなんの見返りもなく、自分や大切な人の死を悼み、その存在を覚えていてくれる人がいるとしたらとてもありがたいと思います。 宗教っぽくて無理という人も最後は感動必至ですので、お勧めです。

結果、涙が止まりません

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綺麗な終わり方ゆえに
シズトの非情さが許せない。

まさにブッダ、王族で嫁も子供も居るのに
修行に明け暮れる馬鹿者。

善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや
なんでしょうが許せないシズト許さない

俺はシズトを許さない

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最初はあまり期待していませんでしたがレビューが良かったので読んでみました。ところが聞き進めていくうちに聴取している時間がとても充実していることに気がつきました。早く次が聞きたい、仕事の後また聞けることを想像するだけで気持ちが高揚しました。是非この感動を多くの人に感じていただきたいです!
また、私は母親のナレーションがとても素晴らしいと感じました。

こゆあひ

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登場人物の心の模様が描かれていきます。
生きるとは、、死ぬとは、悼みとは…
誰にも正しいと思うことはあり、一方でそれは他の人から見ると悪であるのかもしれない。
わざわざ一つ一つを正当化せず、たんたんと描いているこの作品に、自分の心のあり方について考える良い機会を与えられたように思います。

正義を問うと分からなくなる

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