『今夜、すべてのバーで』のカバーアート

今夜、すべてのバーで

講談社文庫

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今夜、すべてのバーで

著者: 中島 らも
ナレーター: 町田 壮汰
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このコンテンツについて

薄紫の香腺液の結晶を、澄んだ水に落とす。甘酸っぱく、すがすがしい香りがひろがり、それを一口ふくむと、口の中で冷たい玉がはじけるような……。アルコールにとりつかれた男・小島容(いるる)が往き来する、幻覚の世界と妙に覚めた日常そして周囲の個性的な人々を描いた傑作長篇小説。吉川英治文学新人賞受賞作。©中島 らも (P)2025 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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著者のファンで20年ほど前、出版されてすぐに読みました。
私も当時から今に至っても大酒飲みですが、自分はまだ大丈夫だ、ここまでいっていないとまたまた安心してしまった。
成長していないなぁ。

20年前と同じ感想

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らもさん、アル中。だけど、らもさん、最高。らもさんのファン歴ウン十年。久しぶりに読みました(聴きました),.らもさんのワールドは唯一無二。

今夜、すべての人に

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自分は他の単なるアル中患者とは違うという思いと、それが具体的に説明できないというもどかしさを感じながら、結局はグデグデに呑まれてしまうしょうが無さ。
主治医の吹っ切れ、ヒロインの強さの裏の儚さ、どこをとっても美しかったです。

自分は特別なんだ!

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まさにタイトル通り、すべての酒呑みに刺さると思います。何度もうなづきながら、くすっと笑いながら聴きました。明るく、暗く、深い。ナレーションも素晴らしかったです。「ぐ…」みたいな言葉を飲み込む声が巧い!

酒呑みのバイブル

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三婆のシーン、特に良かったです
映画化して欲しいな
斉藤工さんが主演かな

ナレーション最高

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アルコールに頼っている者の一人として、ゆっくり味わって聞きました、自分の内臓の声を聞きながら。よくここから立ち直ってこれたものですし、文才に脱帽します。
赤川医師とのやりとりは、表面的な一般論をめくって、その下を掘り下げたような、迫真のドラマですが、そこをあっさりと切り上げながらエンディングに突き進むあたり、終盤聞き手は全く休む暇がありませんでした。

清々しいのどごし、お酒のピッチは抑えめになる

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アルコール中毒者の地獄と希望の物語
ナレーションもまた素晴らしい

アルコールの問題を抱える方、全てに

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アル中バカの著者さんが入院して退院するまでの私小説。
正直小説の内容は感動するわけでもないし、心が温まるわけでもない。むしろ自業自得+他責思考な上、可哀そうな自分に酔ってる主人公にうわ…と声が出た。
でも、一度は読んでほしい、人は選ぶ作品かもしれないけど。あまりにもクズだけどこうなる可能性はだれでも秘めてるなと思える人間らしさ。それと、作者さんの表現力と選ぶ言葉の幅があまりにも広すぎて感動する。本当に奇才すぎる作者さんだった。

アル中バカの私小説だけど、惹かれる文章力。

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お酒呑みの教養小説って感じでした。アルコール依存症の辛さが良くわかりました。ダメダメな主人公なのに、朗読の町田さんの声がやたら二枚目の良い声なのが、ちょっと笑ってしまいました。

らもさんは、日本人はどんどん暇を持て余すようになって、アルコール依存症が増えるのでは?と予見されていましたが、スマートフォンが人間の時間を奪っているせいで、そうなりませんでしたね。なんか感慨深いです。

お酒呑みの教養小説

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天童寺が亡くなったことは主人公にとってある意味で良い出来事だったのだと思う。
そうでなければ主人公はアルコールを断つところまでたどり着けなかった気がする。

数年前に通常とは表紙の異なる文庫本を古書店で見つけ愛読書にしているのだが、この新しい表紙もなかなか良い。
僕にとってこの小説は何度でも繰り返し読める数少ない一冊だ。

天童寺が事故に遭って良かったのかなぁ

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