『三頭の蝶の道』のカバーアート

三頭の蝶の道

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三頭の蝶の道

著者: 山田 詠美
ナレーター: 高畑 淳子
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このコンテンツについて

編集者の林田咲は、作家・河合理智子の告別式に参列していた。河合はかつて女性が書いた小説が「女流文学」と称された時代から活躍し、文学史に名を遺した、偉大なる女性作家。しかし、その葬儀はごく質素なものだった――。
激動の昭和を生き、自分の筆一本で創作の世界を切り拓いた三人の魅力的な女性作家たち。その足跡をたどり、確かにあった熱い「女流」の時代を、同世代の作家、編集者、親族など様々な視点からフィクショナルに描き出す。著者デビュー40周年に満を持してリリースされる、記念すべき書き下ろし長編作品。

著者:山田詠美さん
「小学生の頃、国語の先生が嗚咽と共に朗読したのは、自死したばかりの三島由紀夫の作品。あの時、耳になだれ込む文学の快楽を知った。聴き手の皆さんにも、同じような圧倒的ドラマティック体験を高畑淳子さんの声で堪能して欲しいと思う。」

朗読:高畑淳子さん
「お芝居で演じるのは自分の役だけですが、朗読では作品に登場するあらゆる人物になれ、いろいろな角度から伝えられる魅力があると感じています。聴く方にとっても、音から想像を膨らませ、自分の想像のなかで作品が広がるというのはとても楽しい体験だと思います。今回、山田先生の書かれた本に身を投じ、書かれた言葉に誘われるかのように朗読しました。言葉を紡いでいく作家たち独特の生き方、人の見方、感じ方、業の深さを楽しんでいただきたいです。」

©2025 山田 詠美 (P)2025 Audible Originals, LLC
アジア 世界文学

【特別動画】高畑淳子さんインタビュー

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Audible制作部より

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ベッドタイムアイズ、衝撃的なデビュー作やった。久しぶりに山田詠美を聴く。

女流作家の世界では魑魅魍魎な妖怪たちがいてるらしい。そんな世界を渡り歩いた女流作家とその信奉者のような、同志のような編集者たちの世界を一気に聴くことができた。
高畑淳子のナレーションは滑舌が悪く、それぞれの人の話分けもわかりづらかったがこの物語りには合っていたように思う。大御所な作家たちが老婆ならそれを取り巻く編集者もほぼ同じ世代な訳で、若い人のナレーションではこの味は出せなかっただろう。
面白かった。一気に聴いた。

森羅まりは山田詠美を彷彿とさせる

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やっぱり、山田詠美さんの作品は面白いな〜。
女流作家と周りを取り巻く人々の、人間らしく、生々しいやり取りが魅力的に描かれている。
蝶をモチーフにされているのが、山田詠美さんらしく感じた。
高畑淳子さんの声がこの作品の重さと美しさに艶を与えているようだった。
登場人物が、目の前にいるような、映像が見えてくる作品だった。

生々しく美しい物語

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惜別した作家への郷愁と恋慕と尊敬が礫のように飛んできました。

山田ワールドからの追悼

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詳しくないためそれぞれ誰がモデルなのかわからないのですが、
作家という人種、作家と編集者の関係、作家と作家の愛憎など、とても狭いコミュニティの話なのに見事に惹き込まれてしまいました。
特に作家とそれぞれの作家を信奉する編集者や秘書の描写が細やかで、ナレーションの妙もあり主役である3人の作家は姿形までイメージできるほど鮮明でした。

作家の業と編集者の信仰

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女性の禍々しい呪縛の力を暴き出している
忘れること、今を刻みつけること、未来に繋げることがいつも同時に起こっていることを竜巻のように顕になって震撼させられる

獰猛なちょうの話

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