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DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

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DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

著者: 橘 玲
ナレーター: 橋中 祐治
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このコンテンツについて

「善悪二元論」が世界を見る目を曇らせる。
世界を善と悪に分ける「正義」の誘惑から距離をとれ。
【DD(どっちもどっち)】派から見た日本社会の姿とは?

ものごとを瞬時に判断すれば、膨大なエネルギーを消費する脳を活動させるコストは最小限で済む。
そのためわたしたちヒトは進化の過程で、面倒な思考を「不快」と感じ、直感的な思考に「快感」を覚えるようになった。
すべての対立を善悪二元論に還元することは、いわばヒトの“デフォルト”だ。
ところが現代社会では、簡単な問題はすでにあらかた解決されている。
いまを生きるわたしたちが対処を迫られるのは、対立する当事者がいずれも「善」を主張し、第三者には単純に判断できないような【DD】的な問題なのだ。

面倒な問題をまともに議論する気のないメディアへの信頼感が失われ、SNSではそれぞれが交わることのない「真実」や「正義」を掲げる。
――そんな世の中ではとかく嫌われがちな、しかしそんな世の中にこそ必要なはずの【DD】な思考から、日本や世界がいま抱えている社会問題に鋭く斬り込む。

<目次から一部抜粋>
Part0 DDと善悪二元論 ウクライナ、ガザ、ヒロシマ
・国際社会の「正義」が戦争を泥沼化させる
・イスラエルvsユダヤ人
・ヒロシマからアウシュヴィッツへの行進
・憎悪の応酬を解決する方法は「忘却」

Part1 「正しさ」って何? リベラル化する社会の混乱
・「性交を金銭に換えるな」はエロス資本の搾取
・皇族の結婚騒動が示す「地獄とは、他人だ」
・安倍元首相銃撃事件でメディアが隠したこと
・政界の裏金疑惑をリベラル化と「説明責任」から読み解く

Part2 善悪を決められない事件
・孤独な若者とテロリズム
・猟奇殺人の原因は「子育て」が悪いから?
・「頂き女子」とナンパ師のマニュアルは瓜二つ
・「闇バイト」に申し込むのはどういう若者なのか?

Part3 よりよい社会/よりよい未来を目指して
・若者が「苦しまずに自殺する権利」を求める国
・学校の友だちはなぜブロックできないの?
・好き嫌いも、政治的信念もじつはどうでもいい?
・SNSはみんなが望んだ「地獄」

Part4 「正義」の名を騙(かた)る者たち
・マイナ騒動は「老人ファシズム」である。「紙の保険証残せ」はエセ正義
・自ら道徳的責任を引き受けた藤島ジュリー景子こそまっとうだ©Akira Tachibana (P)2024 Audible, Inc.
社会学

Audible制作部より

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最も関連性の高い
筆者の慧眼は大いに参考にさせてもらっているが、欧米というものを安易に使いすぎ、それを自身の主張に利用している点は、大いに疑問です。はっきり言うなら、年少者ほど、劇薬になるタイプの著作です。より分ける経験と知識は必要です。

少し注意を

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最近のおねだり知事とかいうふざけたテロップでの報道などテレビ局の過剰な演出や権力者に対する攻撃は目に余る。

そのくせ自分たちの不祥事は常に隠蔽して説明責任は果たさない。若者たちのテレビ離れでようやく収まろうとした矢先に斉藤知事への執拗な攻撃である。

どっちもどっちだがパワーバランスを保つためにもネットに肩入れしたいと思う

テレビ局の醜さがよくわかる

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身近な国内の問題について。秋葉原無差別殺傷事件が起きた頃から、人生に絶望した男たちが起こす事件に対しマスメディアは加害者非難の大合唱だが、生まれてきて僅か二十数年、三十数年で人生に絶望して人を殺して自分も死刑になろうとするなんて、なんというかわいそうな人生なんだろう、といつも思って来た。これは決して事件を起こした犯人を鬼畜の如く扱って非難すれば済む問題ではない。彼らは例外なく子供の頃から虐待を受けて育っている。虐待を受けた子供が皆こういう犯罪を起こすわけではないとすぐ反論する人がいるが、それではDDになってしまう。虐待を受けて育つ子どもは本当に可哀想である。非力で他に助けてくれる人もいない分だけより救いがない。そんな子に夢と希望のある未来が待っているわけがない。そういう視点で取材するジャーナリストはいないのか。

ウクライナ問題、ガザ問題など難しい問題がなぜDDになってしまって解決策が見いだせないのか、もやもやしていたものがスッキリした。

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この事件は、TVでチラッと見た事があったが当事者達の真相まで深く知らずに今まで過ごしてきたが、色々、考えさせられる内容だった。

「マスゴミ」と言われているが「正義の記者」と「一般市民を守る正義の味方」と言われているのに「自己保身だけの警察」

愛情いっぱいに育てられてきた女性の理不尽な最期。

こういう風にしか愛情表現ができなかったストーカーの悲惨な最期。

そして、最後は作者のご家族の「死」

小説で正義観が強い「刑事」が主人公のものをよく読んでいるが、これが現実なら、自分自身にカオリさんの様な事が起こったら、どこの誰に相談すればいいのかとても不安になりました。
もしかしたら、自分は誰も救われない社会に生きているのかも。

これが現実の事件だという事

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橘玲ファンとしてガッカリでした。体調が悪いのかな?週刊誌連載の寄せ集めなので、読ませる橘節もあるけど、全体として練られてない浅薄さが目立つ。

人気作家の矜持は何処に行った?

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各問題について、ある一冊の本を読んでの考察を記事にしたものの様でした。参考文献を明示しているのは良心的だと思いましたが。ウクライナ戦争の章で、参照元の、松里公孝氏の''ウクライナ動乱''を読んでみたいと思いました。オーディブル化を是非お願いします。2014年のロシアへのクリミア併合は、ユーロマイダン革命後、ロシア系ウクライナ人は二級市民扱いで、命の危険に本当に晒されていた。ロシア併合以降はクリミアのインフラ投資も進み、好景気でロシア系、ウクライナ系双方の住民ともに満足度が高いとの事でした。言論の自由がなく、住民投票も何もイカサマでは?と思っていたので驚きました。プーチンにも一分の理はあるのかも知れませんね。

独自取材ではないのですね

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今の時代を知れる。ニュースのその先を学べる。
ただし、結構過激。それが面白い。
・メディアは自分に甘いのでは?他人は批判するくせに自分たちのミスはあまり追求しない?
・善悪二元論では解決出来ない。ウクライナとロシア。イスラエル。ニュースの情報と現場の情報の違い。歴史的な背景。
・死刑制度や,安楽死。同性婚について日本の考え方。国民が間違ったことをするから禁じられる?
・超高齢化社会。社会保障の世代間差別。若者が選挙に行かないからこうなるのか?
・高齢者のできないは正義なのか。効率性、国がどうなったら良くなるかは二の次?

色々な方向からの情報があり、そう言う考え方もあるのだなとおもえる。これが正解だとは言えないが、読み物としては面白い。しかし、オーディブルだと一つ一つ理解するのは難しいかな?浅く広く。問題を投げかけて終わるところもあるような。

社会的テーマ

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う〜んでも結局偏ってるところもありましたよね。。決めつけが多いと感じた

Not for me

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是非日本人のみならず世界中の人に読んでもらいたいと思う。
達観!って大事。

面白かった

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橘さんの視点を通して考える事で、多角的に物事を考えるきっかけになります。

思考の整理に役立つ

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