『存在のすべてを』のカバーアート

存在のすべてを

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存在のすべてを

著者: 塩田 武士
ナレーター: 蒼木 智大
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概要

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる、『罪の声』に並び立つ新たなる代表作。©2023 Takeshi Shiota Published in Japan by Asahi Shimbun Publications Inc. (P)2024 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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最も関連性の高い
物語のスタートからは想像も出来ない、読み終えた後の何とも言えない切ない感動を覚えた素晴らしい作品でした

感動しました

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最初は、それほど引き込まれる事なく、なんとなく視聴している感じでした。ところが章を追うごとに引き込まれて、先へ先へと物語にのめり込んでいきました。聴き終えた後、真っ先に頭によぎったのがタイトルです。こんなに愛に溢れた誘拐を描くって本当に作家ってすごいなぁ。

お願いだから陳腐な実写化はやめてほしい

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映画になるかもしれないけど、この美しさは出ないかもしれない。文章だから良いのかもしれません。

最後は涙が止まらない

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私自身、写実画家なのですごく興味深く聴きました。これまでも「画家」を取り上げた小説はいくつか聴きましたが、ここまで詳細に美術と言うものを深掘りした作品は初めてです。しかも写実と言う特定の方向性に限定した描き方は他の小説では出会えません。勿論「そこはちょっとどうなのかな?」とか思う部分もありますが、バブル期のドロドロとした日本美術界や画壇の権威主義や裏取引、ギャラリーストーカーの実態、写実絵画が認められるまでの経緯など、私が何度も耳にした内容ばかりで共感する部分が多々あり、作者の相当な下調べと取材の跡が伺えます。
「多分あの写実画家辺りをモデルにしているのでは?」と思わせる部分もあるし、「あの美術団体は明らかにあれ」とか「あの美術館のモデルはあそこ」とか映像となってイメージできてしまうところが小説としてのリアリティを感じます。
写実が市民権を得るまでの流れは私が画商から聴いた話と一致する部分も多々あり、今の写実画、美人画ブームを裏付けるような現実味があります。
ただ、バブルの頃は何でも売れたらしいですが、バブルが崩壊して今に至るまで、美術界は暗黒時代で、売れっ子と言われる画家ですら生活には困っています。SNSが発達してからは自らアピールできる場ができたので、ごく一部の本当に売れる画家は画廊すら通さなくなってきたので、多くの画廊も貧乏です。百貨店の美術画廊もランクの低い画家を展示せざるを得なくなってきています。バブルの頃のように芸術院選挙の為に政治家のように巨額の金が流れる…と言う事は、今はあまり無いかも知れません。
それでも未だに日本では権威主義がはびこり、代表的な某公募展では「先生」の後押しが無いと入選もままならないのが現状です。
この小説はそう言う部分も絡めて物語に深みを出していると感じます。

なぜ写実画を描くのか

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最初が誘拐事件の話から始まるのでミステリーかと思ったが、その奥にある人間模様やこの時代にこそ大切なメッセージを感じる素敵な一冊だった。
ナレーションも上手で聴きやすいが、一部の関西弁が全くなってなかったので星マイナス1。

読み進めるほどにタイトルの意味を噛み締める

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