『残照の頂 続・山女日記』のカバーアート

残照の頂 続・山女日記

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残照の頂 続・山女日記

著者: 湊 かなえ
ナレーター: 南沢 奈央
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このコンテンツについて

亡き夫への後悔を抱く女性と、人生の選択に迷う会社員。失踪した仲間と、共に登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。……日々の思いを嚙み締めながら、一歩一歩山を登る女たち。山頂から見える景色は、苦くつらかった過去を肯定し、これから行くべき道を教えてくれる。©KANAE MINATO, GENTOSHA 2024 (P)2025 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

【特別動画】南沢奈央さんインタビュー

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Audible制作部より

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結婚する1年前、半年間だけの山ガールでした。槍ヶ岳への西鎌尾根で、左は切り落としたような崖、右手遥か下の青々とした谷に自分の影があって、そちらに引っ張られそうで立ちすくんだ覚えがあります。一歩でも足を踏み外すわけにはいかない。右にも左にも後ろにもいけないのなら前に進むしかない。
凄く怖い気持ちを心の奥深くにしまって見ないふり。怖くないなんていうと嘘になるから、気づかないふりをして歩き続けることができました。
その後の人生、あそこまで危機感のあるシーンはないものの、自分に嘘はつかないけれど、その気持ちはちょっとしまっておこうね。そんな対処の仕方ができるようになって生きてきました。
とてもとても懐かしく、地図を広げ空想しています。また山に行きたくなりました。

40年前を思い出し、一緒に歩いている気分でした

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良かったです。
対人関係の思いや葛藤は
やっぱ話ししなきゃ誤解したままでは
面白く無いものね。
登山でリフレッシュはわかります。
この時期(8/15)はぶっ倒れそう
だから、最高気温30℃を切ったら
登ります(笑)良かったです。

良作

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短編集ってあんま読まない(聴かない)けど、これ、マジでどの話も一瞬で引き込まれた。
山とか森が舞台ってのもあって、林業やってる自分にはめちゃくちゃ刺さったのかも。
「この話が一番!」とか選べないくらい、全部よかった。

私は林業やってて、現場まで片道1時間以上歩くこともあるんだけど、
初めて「登山やってみたいな」って思った。
一人登山とか、絶対おもしろいやつじゃん。

あと読んでるうちに、
考えが変わったり、ふと別のこと考えたりする瞬間があって
あれって、山の尾根からいつの間にか別の山に向かって歩いてる感じにちょっと似てるなーって。
人生って、登山に似てるのかもしれん。

てことで、最中とインスタントラーメンは持っていく。これは確定事項。 

北アルプス表銀座

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山女日記は、著者が山を敬い愛する気持ちが伝わってくる。美しい景色は一方で危険と隣り合わせ。登山中は自分と向き合う時間となる。時に人を惑わせるが、同時に良い意味で背中を押してくれる。どこか霊的なものを感じる場所。本書を聴いていると自然にそうしたイメージが広がり、憧れが強くなって、いつか自分もハマってみたいと思わされる。

また、親子や夫婦関係、パートナーへの想い、あるいはすれ違いなど、人間模様が丁寧に描かれている。特に女性の心情描写は素晴らしい。イヤミスでなくとも、短編であってもすぐに引き込まれるのは、さすがの筆力。そして、この世界観に合った朗読キャスティングで、とても心地よく聴くことができた。

山を敬い愛する気持ち・・

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日常生活とと登山を織り交ぜながら、それぞれの人の物語が進んでいくので、興味深く聞きました。

山登りをする人の話

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