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  • 次なる100年

  • 歴史の危機から学ぶこと
  • 著者: 水野 和夫
  • ナレーター: 井上 智博
  • 再生時間: 31 時間 14 分
  • 4.3 out of 5 stars (21件のカスタマーレビュー)

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次なる100年

著者: 水野 和夫
ナレーター: 井上 智博
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あらすじ・解説

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

近代はどう終わるのか、「第2の中世」は到来するか
圧倒的なスケールで説く、水野「文明史観」の決定版!

【内容紹介】
13世紀以降の社会は「数字(利益)は嘘をつかない」という前提の上に成り立っている。「神は嘘をつかない」という前提で成り立っていた中世キリスト教社会が崩壊していったのは「神が嘘をついた」からであって、人々は来世の天国よりも現世の暮らし向きが年々よくなっていく資本を信じるようになった。そこで、13世紀に教会は利子を認め信者を引き留めた。ところが、21世紀になって、「数字は嘘をつかない」という前提が揺らいでいる。現在は13世紀の身分社会以上に所得の不平等が広がっている。(略)

「21世紀の社会はいかなる方向に向かうか」であるが、社会の在り方は中心概念になにを据えるかで決まってくる。社会の仕組みの中心概念は、21世紀においてはもはやコイン(硬貨)ではない。イコン(聖像)が嘘をついたので、嘘をつかない数字を人々は信じるようになったが、そのコイン(資本)が嘘をつくようになったからである。所有権の概念や株式会社制度を見直し、ケインズのいう「明日のことなど心配しなくてもいい社会」を構築する必要がある。

ゼロ金利社会になって、ようやく日本人は働け、働けという強迫観念から解放され、人間の本質について考える時間を手に入れた。瞑想しても人間の本質はわからないので、「古典」あるいは芸術を学ぶ必要がある。ゼロ金利とは現在と将来の時差がなくなって、現在も将来も同じ価値となったことを意味する。将来もっとよくなるのではなく現在が最高なのである。すなわち、「より遠く」の将来ではなく「より近く」の現在に高い価値が与えられる。「資本の時代」が終わり「芸術の時代」が到来する。「より近く、よりゆっくり、より寛容に」が新たな行動原理となる社会が到来するであろう。(本書「はじめに」より要約抜粋)

©水野 和夫 (P)2022 Audible, Inc.

次なる100年に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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kanzoのプロフィール画像
  • kanzo
  • 2022/08/10

コインから芸術へ!!

全てのお話の裏付けがあり、中世から現在の歴史をシッカリ検証されその中で、近似な現象を対比させながら現代の向かう方向を指し示した超大作経済学論。
貨幣から芸術へ、人間回帰の未来に希望が持てる、日本の政治家や起業家が認識するべき経済リテラシー必須の本。

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  • ふう
  • 2022/08/10

ゼロ成長の新たな意味づけ

 ゼロ金利、ゼロ成長の新たな意味付けを与えられた感じだ。成長から取り残された日本を寂しく感じていたが、新たな時代の先駆者となる可能性を秘めた国と捉え直す事ができた。
 より近くに、よりゆっくり、より寛容に、未来から現在に焦点を当てて生きていきたいと読み終えて思った。
 刺激的な作品をありがとうございました。

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