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あらすじ・解説

<内容紹介>

山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。 その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>

私にとって、長橋のおばあさまの存在は大きなものであり、訃報を聞いたときにはせめてお口へお水を取って差し上げたかったと泣けて仕方が無かった。
おばあさまとの出会いは父が勤役を解かれ、住み慣れた江戸を離れて国許へ帰ることになったことがきっかけであった。帰郷の日が決まってから、私は一日許しを得て、湖月亭の大人へお別れに上がった。
幸い相客もなく、大人も大層喜んでくれた。そして、その折に、
「そういえば御国許には長橋千鶴という人がいる筈だ。私が京にいた頃からの雅友で、会ったことは無いが、十年の余も文の往来が絶えない。おいでになったらぜひ訪ねてごらんなさい……」
そう仰ってくれたのだった。
そして江戸を離れて国許に着き、五日ほどたった時分に私は荷ほどきをしながら、江戸を去ってしまったという悲しい気持ちに襲われた。そんな時にわざわざうちへ足を運んで会いに来てくれたのが、長橋のおばあさまこと、千鶴女なのであった……

<山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)>

1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。
©2019 PanRolling

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総合評価
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