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あらすじ・解説

内容紹介
山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>
伊達大膳大夫宗利が右目から光を失ったのは、十歳の秋のことだった。
神童と呼ばれていた郡奉行の子、池藤小次郎が竹刀での立ち合いの際に、誤って目を突いてしまったのだ。
それから二十七年の時が過ぎ、昔遊び相手を勤めた者だけが、宗利の前に伺候したが、その中に小次郎の姿は無かった。
彼は八郎兵衛と名乗り、家こそ継いだものの、神童と呼ばれたころの姿は影も形もなく、人が変わったようになってしまい、そして、八月初めに家を出たまま、行方知れずになったのだという。それは宗利が領主として初めて帰国することが発表された時分であった。
宗利は集まった者たちに、八郎兵衛を探すよう命じ、捜索はすぐに始められた。おりしも領民たちが、検地に反対して一揆を企てていた折ではあったが、八郎兵衛は憔悴した姿で見つかった。行方をくらました理由をはぐらかす八郎兵衛であったが、その真意とは……。
©2020 PanRolling

松風の門に寄せられたリスナーの声

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