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あらすじ・解説

     <内容紹介>
山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。
 

    <あらすじ>
武家の生まれであった菊枝が嫁いだのは、奉行所で重い役目を勤めており将来を嘱望された登野村三郎兵衛の家であったが、嫁いでたった半年余りで菊枝は夫に突然離縁を言い渡された。実家に帰された菊枝は親類からも責められるが、その後三郎兵衛が盲目の母・康代を残して行方をくらませたことを知る。そして、そして藩を巡る政変に三郎兵衛が仕えた千坂対馬が深くかかわっており、恐らくは三郎兵衛の身も無事では済まないであろうことを悟ったのである。
それを知った菊枝は父に登野村の老母・康代の元へ奉公に行きたい旨を申し出た。父は菊枝の目の色にただならぬ決心の固さを感じ取り、やむなく菊枝を勘当した。
菊枝は秋と偽名を名乗って、康代の世話係として奉公を始めるのだが……
 

    <山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)>
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。    

©2018 Pan Rolling

不断草に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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