京都異界紀行
(講談社現代新書)
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ナレーター:
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岩崎 愛
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著者:
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西川 照子
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Audible制作部より
「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
あまりにもデタラメな読みで聞くにたえない
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京都についての民俗学エッセイ/ガイド
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京都の「ウラ」とか序文で煽っておいて内容としては、神社の忘れられた由来の説明だったり、平安時代における怨霊の発生由来だったりと、観光の面からも民俗学的、宗教学的にも極めて底の浅い著書だった。
あわせて怨霊となった人物の説明、寺社の由来、民間を含む宗教儀礼の説明が脈略もなく入れ替わるし、軽いタッチの文章で書いてある割には使用している単語で難解なものを選択している。
自己の研究成果発表ならいざ知らず、一般の読者を想定した書籍としては明らかに不適切である。
正直言って、聴くに値しない。
また、文章の端々で関係者にインタビューしているかのような印象を与えているが、考察としては、自分勝手な解釈で疑問を投げかけているのみ。まったく腹立たしい。時間の無駄だった。
ナレーションは、軽いタッチの文章に適した雰囲気ではあったが、このような歴史的内容を含む文章に慣れていないように感じた。
「配流」が「はいりゅう」だったり「修験者」が「しゅうげんしゃ」だったり「摂社」が「拙者」だったりと枚挙にいとまがない。
そんな中で一番気になったのが「乞食」の使い方である。
ナレーションではこれを「こつじき」と読み、文中ではそれを「下賎のもの」として扱っている。
もし文中にルビが振ってあればこれは著書の無理解さ、知識の底の浅さを露呈するものであり、星マイナス1にしたいぐらいだが、ナレーション独自の判断なら、著書に確認した方が良い。
「こつじき」とは原則として修行僧の尊い行為であり、その背景にはれっきとした宗教的思想がある。一方、これが転じた「こじき」であれば単に物乞いによって日々を暮らす人のことであるため、文中での使い方は大きく間違っていない。
京都の異界、というか怨霊などについて詳しく知りたい方は、もっときちんと研究している民俗学者の書に当たった方が良いだろう。
ルポとも案内とも言えない難解な書
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