あらすじ・解説
宦官にされて笑いものにされながらも悲劇の歴史家司馬遷は、現れては消えていった無数の人々の思い、怨み、願いを後世に伝えるために『史記』を残しました。その史記を陳舜臣がわかりやすく語り直した作品です。 第三集では、後に始皇帝がおさめる帝国となる秦が躍進する戦国時代末期にフォーカスをあてています。戦乱の時代、王や宰相として今に名を残すひとびとが生き残るために手を尽くす様子は、あるいは、他人事でなく感じられるかもしれません。聖人・英雄ではなく、人間が織り成すなまなましくせまりくる史話をお楽しみください。朗読は「宮廷女官チャングムの誓い」などでゲスト出演の実績がある津々見沙月さんがオーディオブック初出演です。またジャケットデザインはフランス人画家マリボンヌ・ナジェル・岡本様にお願いしました。「ことのは出版オーディオブック新着情報はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
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- 雨情枝垂れ
- 2018/01/04
始皇帝が統一するまでの経緯がみんなわかる
面白いところが目白押しで、聴くだけでもすんなりと歴史の流れが分ります。登場人物の個性が司馬遷の目論見通りにわかりやすい日本語で描かれています。史記世界に入り込んで暮らしているみたいです。