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さくらのまち

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さくらのまち

著者: 三秋 縋
ナレーター: 林 勇
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このコンテンツについて

二度と戻らないつもりでいた桜の町に彼を引き戻したのは、一本の電話だった。
「高砂澄香が自殺しました」
澄香――それは彼の青春を彩る少女の名で、彼の心を欺いた少女の名で、彼の故郷を桜の町に変えてしまった少女の名だ。
澄香の死を確かめるべく桜の町に舞い戻った彼は、かつての澄香と瓜二つの分身と出会う。
あの頃と同じことが繰り返されようとしている、と彼は思う。
ただしあの頃と異なるのは、彼が欺く側で、彼女が欺かれる側だということだ。
人の「本当」が見えなくなった現代の、痛く、悲しい罪を描く、圧巻の青春ミステリー!
©2024 Sugaru Miaki 2024 Printed in Japan (P)2024 Audible, Inc.
ミステリー

Audible制作部より

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最も関連性の高い
失敗をしないよう頭でしっかり考え相手の反応を先回りできる思慮深い人。周りへの気遣いや影響を最小限に抑える人が増えているご時世なのか。「人の弱さ」への本質を突いてくる本。

野暮だが善意のもとで作られた政策が人の感情を分かりにくくさせるのは面白かった。

本作の政策はなくとも現実もSNSや職場や身近な付き合いなど、似たような縛りのある環境・人間関係はあり得るなぁと。友情と恋愛といったシンプルな話じゃ無い点がリアルで良かった。

普通に生きていく時の難しさも設定上の美味さで表現しています。

勇気を出す。さらけだす。自分の直感を信じて行動する。失敗して「またトライしようと思える」未来の自分への信頼が無いと、人は卑屈に孤独に生きることになるなと…環境は恐ろしい。。。


あと、冬の情景からサクラの裏言葉(やらせ)と桜の一瞬の儚さ的な掛け合いは個人的に好きでした。

感受性が鋭く、周りの目線を気にしてまう人、自分の本心をさらけだすのが怖いと思う人ほど刺さりそうな内容だと思います。

本心とは?

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設定を理解した上でも、登場人物達の心理を理解できないし、感情移入できませんでした。

自分には合いませんでした。

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SFを下敷にした悲恋話で、心を掻き乱される情景とやるせない読後感を与えてくれた。しかし、SF設定にいまひとつ入り込めないモヤモヤ感があった。周囲の人間がプロンプターではないかと精神を病むくらいなら腕輪しなければいいじゃない。あと、すみかが主人公を好きになった理由も分からないし、かすみの最後もすっきりしない。
ナレーションが良かったので、深く考えず雰囲気に浸ることだけを考えて聴くのが良いと思います。

ネガティヴハッピーエンド

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主人公(尾上)の一人称がずっと「尾上」だった部分には少し違和感を感じましたが、ストーリー自体は面白かった。
全容がわかったとき切なくて、でも辻褄が合っていくところが爽快で、ラスト部分はほぼノンストップで聴きました。

切ない!

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この作品の空間?にずっと沈んでいたいなと思わされる作品でした。
三秋さんの作品は全て読んでいます。
この独特な雰囲気が本当に好きです。
次作も楽しみにしています。

刺さる人には刺さると思います

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前前作の恋する寄生虫から少しずつ二人の幸せな世界の終わりから脱却し始めてきた?ような感じがします
三秋ワールドのすれ違いなどはそのままに終わり方が多彩になってきましたね
作品を重ねるごとにより深みが増してて感動です
三秋先生の次回作が楽しみでなりません

新しい三秋ワールド

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発想と序盤のテンポの良さで引き込まれたが中盤から終わりは特に感動できなかった。全体的に話の構成が雑なせいで感情移入できない。

以下、不明な点
・澄香が主人公に惚れる理由
・主人公が澄香と鯨井をサクラと勘違い
・主人公が澄香のサクラになれず霞のサクラになる
・主人公が霞と心中しようとする
・主人公は結局、自殺しない

面白いし惜しい

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最初は理屈っぽくて話が進まないような印象でしたが、なかなかどうして面白かったです。
独特の世界観や言葉の選び方、そういうことだったのかというオチ、さりげないラスト。
ただまだもっと良くなりそうな話で勿体ない気がします。

面白かった

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物語の展開次第では自殺しない結末もあり得たのではないかと思いつつ、最後にはなぜそうなったのかが理解できる。しかし、それでもなお、割り切れない感情が残るストーリーだった。

社会システムと個人の感じ方や考え方が絡み合い、読後にモヤモヤが残る内容だった。

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もう少し登場人物が幸せになる描写があっても良かったのでは?
作者の3日間の幸福が好きなのでハッピーエンドを期待したのですが、ハッピーエンドに見せかけているだけの、救いが無く取り返しのつかない後悔が残る物語でした。
まるで秒速5センチメートルの悪い部分だけ見せられたような……
せめて最期間に合わない状態で真実を知り、お互いに求め合いながら心中した方が幸せだった。

個人的には好きになる理由も死ぬ理由もふんわりしすぎていて現実感が感じられなかった。
中だるみの調査の間、寂しさを埋めるように恋仲になるなり出来たはずが、キスはおろかハグもしない相手のために死ぬなんて私には出来ない。
女性側の機微にもう少し丁寧に触れて欲しい。
設定は面白かったです。
次回作に期待

どちらかと言うとバットエンド

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