Audible会員は対象作品が聴き放題、2か月無料体験キャンペーン中

  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 (講談社現代新書)

  • (講談社現代新書)
  • 著者: 辻田 真佐憲
  • ナレーター: 柴野 嵩大
  • 再生時間: 7 時間 51 分
  • 4.5 out of 5 stars (11件のカスタマーレビュー)

Audible会員プラン 無料体験

2024年5月9日まで2か月無料体験キャンペーン中!詳細はこちらをご確認ください
会員は12万以上の対象作品が聴き放題、アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます
『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 (講談社現代新書)』のカバーアート

「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 (講談社現代新書)

著者: 辻田 真佐憲
ナレーター: 柴野 嵩大
2か月間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥ 3,000 で購入

¥ 3,000 で購入

下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら

あらすじ・解説

神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。
右派も左派も誤解している「戦前日本」の本当の姿とは?

神話に支えられた「大日本帝国」の真実。
「国威発揚」の物語を検証するーー!

「筆者はここで、同じく昨年、凶弾に斃れた安倍元首相が唱えた「日本を取り戻す」「美しい国」というスローガンを思い出さずにはおれない。それはときに戦前回帰的だといわれた。
 だが、本当にそうだっただろうか。靖国神社に参拝しながら、東京五輪、大阪万博を招聘し、「三丁目の夕日」を理想として語るーー。そこで取り戻すべきだとされた「美しい国」とは、戦前そのものではなく、都合のよさそうな部分を適当に寄せ集めた、戦前・戦 後の奇妙なキメラではなかったか。
 今日よく言われる戦前もこれとよく似ている。その実態は、しばしば左派が政権を批判 するために日本の暗黒部分をことさらにかき集めて煮詰めたものだった。
 つまり「美しい国」と「戦前」は、ともに実際の戦前とはかけ離れた虚像であり、現在の右派・左派にとって使い勝手のいい願望の産物だったのである。(中略)
 このような状態を脱するためには、だれかれ問わず、戦前をまずしっかり知らなければならない。」 (「はじめに」より)

【本書の構成】

第1章 古代日本を取り戻す   明治維新と神武天皇リバイバル
第2章 特別な国であるべし   憲法と道徳は天照大神より
第3章 三韓征伐を再現せよ   神裔たちの日清・日露戦争
第4章 天皇は万国の大君である 天地開闢から世界征服へ
第5章 米英を撃ちてし止まむ  八紘一宇と大東亜戦争
第6章 教養としての戦前    新しい国民的物語のために

【本書の主な内容】

・「新しい戦前」と「美しい国」の共通点
・「神武創業」に新政府がこだわった意図
・「建国記念の日」が生まれた背景
・君が代はなぜ普及したのか?
・明治維新は「中世キャンセル史観」
・神武天皇に似ている「あの人物」
・フェティシズムとしての教育勅語
・女子天皇・女系天皇を排した井上毅
・忘れられる神功皇后と理想の女性像
・神社参拝は軍国主義的なのか?
・「東京」の名付け親・佐藤信淵
・天地開闢とイザナミ・イザナギ神話
・「弱小国家コンプレックス」が生んだ妄想
・戦意高揚に貢献した北原白秋と山田耕筰
・実証なき物語は妄想、物語なき実証は空虚   ……ほか
©辻田 真佐憲 (P)2023 Audible, Inc.
  • 完全版 オーディオブック
  • カテゴリー: 歴史

「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 (講談社現代新書)に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    7
  • 星4つ
    2
  • 星3つ
    2
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    7
  • 星4つ
    3
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    6
  • 星4つ
    2
  • 星3つ
    2
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。

並べ替え:
絞り込み:
  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
Amazonカスタマーのプロフィール画像
  • Amazonカスタマー
  • 2023/12/26

古くて新しい物語

平成生まれの自分にとって昭和というのは映画の中の世界でしかなくて遠い昔のように思えていたし、戦前ともなればもはや神話と変わらなかったけれども、明治から昭和戦前にかけてどのように神話が日本人の中に再び立ち現れ生活に溶け込んでいったかが膨大な具体例や取材に基づいて語られ、今では少しだけ明治と今が地続きに感じられる場面を世界の中で見つけることができるようになった。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

あなたはこのレビューを報告しました!

  • 総合評価
    3 out of 5 stars
  • ナレーション
    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    3 out of 5 stars
pinkanのプロフィール画像
  • pinkan
  • 2024/03/13

「戦前に作られた神話の正体」ですね

「戦前」の正体、というタイトルなので、現代人が思い描いている戦前という時代の実像が語られるのかと思ったら、そうではなくて、戦前に流布していた日本神話の正体がテーマでした。タイトルが不正確で期待に反するものだと思います。勝手な思い込みだったと言われればそうかもしれませんが、誤導的であることは否めないと思います。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

あなたはこのレビューを報告しました!