『空白を満たしなさい(下)』のカバーアート

空白を満たしなさい(下)

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空白を満たしなさい(下)

著者: 平野 啓一郎
ナレーター: 高野 憲太郎
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このコンテンツについて

【2022年 ドラマ化作品】
全国で生き返る「復生者」たち。その集会に参加した徹生は、自らの死についての衝撃的な真相を知る。すべての謎が解き明かされ、ようやく家族に訪れた幸福。しかし、彼にはやり残したことがあった……。生と死の狭間で「自分とは何か?」という根源的な問いを追究し、「分人」という思想が結実する感動長編。

幸福の追求それ自体の不幸という『決壊』以来の主題が、「復生者」の一人である主人公を通して、理知的に、感情的に描かれている。人はなぜ、自殺するのか?という根源的な問いへの分人主義的なアプローチが多方面で議論された。最終章の家族の姿には、第3期を締め括るに相応しい深い感動がある。
©Keiichiro Hirano/Cork (P)2022 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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最も関連性の高い
私は仕事が大好きで、工期が間に合わなくなりそうで、追い詰められているときが結構好きです。忙しいほど充実感があります。それでそんな時ものすごく幸せを感じるのですが、同時に「死にたい」と思う時があります。それはなんでなのかなぁと思っていたのですが、この小説を読んで1つの答えをもらったような気がします。
ほどほどに休憩をとりながら大好きな仕事を続けていきたいと思いました。現実には死んだら生き返る事はないと思うので。
この小説は、私の救いになりました。

癒しと気づき そして救い

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最後が知りたいです。
よく出来たお話で引き込まれました!

最後が

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人が残すもの。生きた証。遺伝子。
そして、万物の始まりから未来にまで思想を巡らす、壮大なストーリー。

「死者が生き返る」という、ただこの一点から始まるあらゆる思考、展開に心を奪われました。

 幸せとは。働くとは。充実とは。人が自ら死を選ぶとは。それを思いとどまらせる思考とは。

この物語に、これ以外の終わりのタイミングは考えられない。終わりの二文字にあらゆるものが凝縮されている。

ただ一つ、佐伯の遺した言葉が心残り。真実はどうだったのだろう。私が読み落としたのかな?

描写が自然でとても読みやすい(聞きやすい)。けれど人の仕草や情景がありありと浮かぶ。読んでいる(聞いている)のに、映像を見ているようだった。ナレーションも一定のトーンで統一され、素晴らしかった。

私が今まで読んだ物語の中で、最も素晴らしいと心から感じました。平野啓一郎氏、素晴らしい。紙の本も手元に置いておきたい。

壮大なストーリー

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あらゆる角度で極めて素晴らしい。平野啓一郎作品で一番好きです

極めて良かった

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後編は哲学的な話になって
興味が薄れる
未回収の謎は
続編への布石か?

哲学的

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分人と言う思想に納得しました
死は本人だけのものでは無く
残された人のものでもある
死によって生きているものたちの
空白を満たす
その物語だったのかと思います

ナレーションが自然で聴きやすかった

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人生の素晴らしさ、平凡な日常、家族の大切さを再認識させられた

家族との関わりを見つめ直すきっかけとなる

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とても心地良い。
様々な朗読を聞いてきたが、老若男女全てのセリフが違和感なく受け入れられたのはこの方だけです。
内容はとても繊細なので、繰り返し聞いて噛み締めたいと思います。

ナレーションが

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自死する方、何故そうなのか、何故そうなったのか、労働相談に携わる身として、気にはなっていました。本書をよむことで、自死を防ぐ一つの考えを見つけました。人は、もっと、幸せになっていい。もっと頑張らなくていい。ほとんどの日本人に伝えたい言葉です。

よい作品です。

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自分の命を自ら殺すことを自殺というが、殺す自分と殺される自分が別個の存在とする考え方が斬新でした。そして、別個の精神を持ちつつも、その受け皿である肉体は一つであるという理論展開。喜怒哀楽の激流で溺れそうになったら、どんな自分(分人)が喘いでいるのか、考えてみたいと思った。

自殺とは。

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