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『正欲』のカバーアート

正欲

著者: 朝井 リョウ
ナレーター: 岡井 カツノリ, 高口 幸子, 三木美, 宮本 淳, 吉野 貴大, 小島 史裕
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あらすじ・解説

第19回 本屋大賞ノミネート!
【第34回柴田錬三郎賞受賞作】


あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。

息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。

しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、
ひどく不都合なものだった――。

「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」

これは共感を呼ぶ傑作か?
目を背けたくなる問題作か?

作家生活10周年記念作品・黒版。
あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。

©朝井リョウ/新潮社 (P)2022 Audible, Inc.

正欲に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    590
  • 星4つ
    313
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    150
  • 星2つ
    65
  • 星1つ
    34
ナレーション
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    553
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    147
  • 星2つ
    36
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    42
ストーリー
  • 4 out of 5 stars
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    551
  • 星4つ
    271
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    137
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  • Amazon カスタマー
  • 2022/12/21

とても良い

多様性を謳う人の嘘くさと、多様のうちの一様にも加えてもらえない人の孤独を悲しいほど描き出していた。理解も共感も必要なく、あることをただ認め、排斥や存在を否定することをしないでいることはできないのか。

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  • なかやん
  • 2022/12/03

正しさはひとつではない

常識とは何かと改めて考えさせれた。大多数の中にいるから、それだけで正しいとなるのかと。ナレーションもそれぞれの人物で変わっていて聞きやすかった。

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  • アマゾンカスタマー
  • 2022/12/06

ゆみの声

男性のナレーターが突如IKKOのような発声を始めた。

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  • miyu
  • 2022/12/07

誰もが持つマイノリティの部分を刺激する

この世の中の「まとも」「常識」は、マジョリティが形成するものだろうか。小説を通してその答えは否だと考えさせられた。
「自分がまともだ」と疑わない人達によって形成されたものがいわゆる社会秩序を形成する。
「マイノリティ」は何か。「口にすると拒絶されてしまうのでは。理解されないのでは。」という自己を自覚した時に生まれる概念なのではないだろうか。

そして、マジョリティとマイノリティの軋轢を最も色濃く、そしてはっきりと明確に自覚する場所は「性」だろう。「正しい性欲」をかけた本題なのかもしれない。

物語は登場人物の様々な視点で語られる。全ての登場人物に、自分に通じる破片を感じる。
それはつまり、誰の中にも隠し持っている「マイノリティ」があり、他者を自覚なく拒絶する「マジョリティ」があるということだ。それをこの物語は刺激する。

その意味では、自己のアイデンティティに疑問を抱いたことのない方にはこの本は刺さらないだろう。

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  • twichan
  • 2022/12/09

正しさ

配慮する、ただしヤバすぎるやつは隔離。
多数派が作った世界に生きるなら仕方ないのかなーと思う。嫌なら自分でやるしかない。できないなら受け入れること。

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  • aboveT
  • 2022/12/11

慟哭

こんなに 聞き終えたときに余韻から逃れられなくなった感覚の作品は久しぶりでした。新たな目をひらかされ今まで自分がいかに傲慢であったかに気づかされました。
自分が当たり前 マジョリティーだと考えるものの不確かさにはっとさせられましたし、自分の価値観を再考すべきだと思いました。

悪を演じるナレーターの人は上手いんですが、ちょっとやり過ぎ感じが鼻につき 不快なところがありました。

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  • aki
  • 2022/12/13

思っていた以上に良かった

多様性の幅の広さとやるせなさ。私が想像できる範囲内での常識と異常性。とても分かりやすく伝わってきました。

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S. Keiのプロフィール画像
  • S. Kei
  • 2022/12/14

清水ヶ丘公園にはゆずの木がある

この本を選んで良かった。今まで聴いた本の中で一番集中して聴くことができた。内容がおもしろかったからだと思う。

そういう嗜好がこの世のどこかにあることは、なんとなくどこかで聞きかじった程度には知っていたかもしれない。脳内の0.1mmくらいのスペースに、単にマイノリティな人達、と位置づけただけにすぎない。その人たちの抱える苦しみや生きづらさまでは思い至らなかった。想像をしたこともなかった。
私はここに登場するすべての「やな人たち」の側面を持ってると自覚している。その他大勢の1人だ。彼らが生きやすいように生きて欲しいと思う反面で、私の大切な人たちとは無縁だ(無縁であってほしい)とも思っている。
この本を聴いている間は、そういう自己矛盾と向き合う時間だった。

ナレーションが登場人物によって替わる。男性が女性の声を演じる。その違和感が残念。夏月の女性の声と、男性の声が演じる夏月が同一人物に思えない。登場人物の声を固定することは出来なかったのか。そうすると朗読ではなく朗読劇になってしまうからダメ、とかなのだろうか。

作中、登場する街が地元だった。弘明寺、蒔田、清水ヶ丘公園。より鮮明により具体的に情景を思い浮かべられたのも、おもしろかった一因かもしれない。
映画化が決まったそうで、楽しみにしている。

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  • 西里菜子
  • 2022/12/17

多様性について

それぞれの人物で展開する内容が、前後や音で繋がる事で、意味も繋がり、でもそれぞれが個々で感じている気持ちも立ちあがる様に見えてきて、いろいろ考えさせられました。ラストの事件に驚き、これが起こらなかったストーリー、もしくは、これを乗り越えた続きも知りたいと思いました。

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  • 匿名
  • 2022/12/30

虚しい

普通に生きてても、わかってくれないと思うと、諦める。虚しい…みんな幸せになって欲しい。

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