密室殺人の凶器はまさかの豆腐!?前代未聞のユーモア＆本格ミステリ！村上貴史氏（ミステリ書評家）絶賛！

イケメン耳元名文学シリーズ第6弾!海野十三「街の探偵」をお届けします!

帆村探偵はいつも鮮やかにトリックを見破る。
命を時折狙われる僕は、彼の機知によって、命拾いをするのだった。
朗読の梅田将弘は劇団ポケットランチャー主宰。
ワイルドな役から小心者の役まで幅広く演じられる器用貧乏な役者で、舞台を中心に活躍中。

朗読 梅田将弘
企画/制作 アイデアフラッド合同会社
編集 古川典裕
デザイン yuyusii
イケメン耳元名文学シリーズ-夢野久作「奥様探偵術」/谷崎潤一郎「少年」/田山花袋「少女病」/梶井基次郎「桜の樹の下には」/太宰治「満願」

容疑者は……怨霊!?警察庁の本庁地下４階に存在する「第二種未解決事件整理係」。怪奇現象めいた未解決事件を再調査する部署で、通称「呪われ係」とも呼ばれる。

僕――中央（あたりあきら）――は、大学院…

鬼が哭(な)く夜は死人が出る――まさか、令和になってまで終戦直後、中国地方の寒村で起きた惨殺事件。姿を消した犯人の呪いにより、今も犠牲者が出ているというが……。驚愕の呪いの真相とは!?

気がつくと男は見知らぬ街にいた。東京なのは間違いないのだが、どうも景色がおかしい。日付はなんと昭和38年。財布の中の金は使えない、着の身着のまま。カバンの中は、ネットにつながるはずがないスマホだけ。

【第172回直木賞候補作】より多くの金をつかんだ者が京都を制する――最後に嗤うのは仏か鬼か。日本仏教の最大宗派・燈念寺派。弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……

WEBライターの心音（ここね）は、ひょんなことから心臓の音を録音したCDと出会った。本に挟まれていたそのCDは、見知らぬ他人の命を刻んでいる。その音の所在を求め、心音は海の果ての小さな島に向かった。

東名高速道路の裾野バス停付近で、高齢男性の遺体が発見された。事件を捜査する静岡県警裾野警察署の日下悟警部補は、被害者・須藤勲の長男・尾畑守が、昭和49年に誘拐死体遺棄事件に巻き込まれていたことを知る。

小学生時代の同級生と競馬場での再会をきっかけに甦る川崎での幼児体験の記憶――。その記憶の彼方にいるおぼろげな父の像。私小説的な手法で父の実像を追い求め、人間の真実の姿を映し出した長編。

鷹央の兄、天久翼。兄妹シリーズ、始動！神酒クリニック。院長である神酒章一郎のもとに集ったのは、六人の天才たち。そして、その中には、あの天久鷹央の兄、天久翼の姿もあった。

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。――家に帰宅すると、なんと男が死んでいた……「妻は嘘をついている」。

イギリス、カンブリア州のストーンサークルで次々と焼死体が発見された。マスコミに「イモレーション・マン」と名付けられた犯人は死体を猟奇的に損壊しており、三番目の被害者にはなぜか、不祥事を起こして停職中のNCA（国家犯罪対策庁）の警察官「ワシントン・ポー」の名前と「５」の字が刻み付けられていた。身に覚えのないポーは上司の判断で停職を解かれ、捜査に合流することに。

迷惑系給金泥棒として職場で疎まれている「ペンペン」。鬱屈した毎日がついに限界を迎えたとき、壊れた言葉が壊れた風景を呼び起こす。リリカル系日常破壊小説、爆誕！第61回文藝賞受賞作。