『悪童日記』のカバーアート

悪童日記

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悪童日記

著者: アゴタ・クリストフ, 堀 茂樹
ナレーター: くわばら あきら
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このコンテンツについて

戦火の中で彼らはしたたかに生き抜いた──大都会から国境ぞいの田舎のおばあちゃんの家に疎開した双子の天才少年。人間の醜さ、哀しさ、世の不条理──非情な現実に出あうたびに、彼らはそれをノートに克明に記す。独創的な手法と衝撃的な内容で全世界に感動と絶賛の嵐を巻き起した女性亡命作家のデビュー作。


LE GRAND CAHIER

by Agota Kristof

Copyright © 1986 by Editions du Seuil

Japanese audiobook rights arranged with

Les Editions du Seuil

©- (P)2022 Audible, Inc.
カリブ海・ラテンアメリカ 世界文学

Audible制作部より

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最も関連性の高い
双子の容赦ない冷血な姿勢に恐怖を感じました。
軍人として徴用すれば、最高の仕事をやりそう。使い方が難しいけどね。

これは面白い

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名著中の名著。以前から愛読書として何度も読み返しています。今回、Audibleとして登場されたことに感謝。ストーリー・構成・演出、どれをとっても秀でています。それに僕ら(主人公)を含めた登場人物像が、インパクト強い為に戦争という背景でさえ色褪せてしまいます。ナレーターのくわばら氏の朗読もとても素晴らしかったです。

名前のない怪物

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"ぼくら"には冷酷というより、無邪気さをかんじる。大人が縛られている善悪、正邪に囚われず、透徹した目で全てを観察し、思ったことを淡々と自傷他害恐れず遂行していく。読み進めていくと、奥には"ぼくら"なりの優しさがあることに気づく(必ずしも優しい結果に繋がるわけではないが)。
短く、切れ味抜群な文体が、語られることは大人な世界であるにも関わらず、余計なことを考えない子供っぽさを演出している。
ナレーションも聞きやすい。

"ぼくら"の無邪気さ

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このナレーションの方特別聞きやすいです。
ストーリーも素晴らしいです。

ナレーションの方!

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戦時下をたくましく生きる双子。
たくましさが過ぎて、サイコパス。
戦争がそうさせるのか?もともとなのか?
息子がいる身としては、
いろいろと考えさせられるが
残虐でありながらもどこか痛快で。
シュールな作品として
ドライに聴いていくのが
正解なのかもしれない。
…そう考えると作者のセンスに震える。
続編も聴きたい!

恐怖の双子

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