空家
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ナレーター:
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景浦 大輔
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著者:
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モーリス・ルヴェル
彼は死に物狂いになった獣のように、ナイフを振り上げては老人に突き刺す。読み進めると恐怖の種類が変わる、不思議な怪談。
以前から知っている空家に盗みに入った。彼は職業柄、屋主が重要書類や金をしまってある場所を残らず見極めることができる。暗がりを手探りで歩く。
彼は慌て気味になり、鍵束がからまってなかなかとけない。時計の音が耳につく。時刻は四時を打っている。ぐずぐずしてはいられない。
次第に彼はわけのわからない不思議な恐怖にとらわれる。静寂の中、寝ている一人の老人の顔が見えた。口を半開きにして両目をかっと見開いたまま彼を睨みつけていた……。
モーリス・ルヴェルはフランスの作家。「フランスのポー」と言われ、恐怖や悲哀を主題とした残酷物語の短編を多く残しています。
日本においても新青年等に翻訳紹介され、探偵小説の読者を熱狂させたほか、江戸川乱歩、夢野久作、小酒井不木などに絶賛されました。
乱歩は「淋しさ、悲しさ、怖さがルヴェルの短編の随所に漂っている」と言い、久作は「探偵小説で一番好きなのはルヴェルとポーだ」と言っています。
またラヴクラフトは自身のエッセイの中でルヴェルを絶賛し、アメリカと日本でのルヴェルの認知に多く貢献しました。
現在新たな翻訳が出版され、母国フランスや日本においてルヴェルの評価が再認識されています。©2022 PanRolling
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もちろん、ストーリーは怖いんだけど…
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正常な判断ができないのがわかる。この男に度量が無く、ラスト転がりでていく様が思い浮かんできて良かった。
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