『テスカトリポカ』のカバーアート

テスカトリポカ

(KADOKAWA)

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テスカトリポカ

著者: 佐藤 究
ナレーター: 長田 任
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このコンテンツについて

【 第165回直木賞受賞】

鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元!

メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国〈アステカ〉の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。第34回山本周五郎賞受賞。©Kiwamu Sato 2021 (P)KADOKAWA
大衆小説 現代文学
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最も関連性の高い
オーディオブックとしても非常に聞きやすく、Audible1作目だったが大満足!

稀に見る傑作

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組織犯罪集団にもいろいろな文化がありえて、凶暴といわれる南米のマフィアが日本に来ると起こり得る姿を実感できる。重厚で丁寧な描写に説得力があります。長いが、章ごとのまとまりで聞けば、筋が分からなくなることはない。ナレーションも心地良く、オーディブル向き。

乾いた悪の世界観

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常識を踏み外した教育は恐ろしいということ。
バルミロ兄弟もコシモも正しい指導者が導いていれば、英雄になれる存在だったろうと思うと、悔しまれる。
メキシコの麻薬密売人が日本に来て新しい組織を作るという突拍子もない発想は面白いが、少々無理があるかなという感じ。しかし楽しませてもらった。

うむ

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麻薬や臓器売買など闇市場やマフィアが描かれた作品。そこで記されるアステカ文明の話。話が飛び飛びとなるが、最後は見事に結びつく。物語全体は暗いのに、読後は爽快である。設定がここまでかと、深く、読み応えがある。流石直木賞だと感じた。

伏線回収が見事

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そういう傾向は一般的によくある。とはいえ話の展開が読めず、そこそこ。

ラストに近くなると話の店じまいがチョット雑になってくるよね。

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