Audible会員は対象作品が聴き放題、2か月無料体験キャンペーン中
-
アースダイバー 神社編
- ナレーター: 井上 悟
- 再生時間: 13 時間 58 分
商品を追加できませんでした
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
こちらもおすすめ
-
聴く歴史・古代『意外に豊かだった縄文人の食生活』〔講師〕小泉武夫
- 著者: 小泉 武夫
- ナレーター: 小泉 武夫
- 再生時間: 57 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
縄文人は意外にグルメ!?生きていくうえで欠かせない「食」。それは古代でも現在でも変わることはない。縄文人は一体どのような食生活を送っていたのか、農学博士の小泉武夫氏が解説する。【講師紹介】農学博士 小泉武夫- 1943年、福島県生まれ。農学博士。専攻は醸造学・発酵学・食文化論。著書『人はこんなものを食べてきた』『食に知恵あり』『くさいはうまい』など多数。
-
-
最高です
- 投稿者: 通りすがりの読み人知らず 日付: 2023/09/08
著者: 小泉 武夫
-
高橋御山人の百社巡礼/其之十五 奈良・飛鳥 文化揺籃の地の 巨石と性の信仰
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
奈良県の飛鳥地方は、古代に都が置かれた、日本文化揺籃の地。 そこは、著名な石舞台古墳をはじめ、数多くの巨石構造物が残る地でもある。 それらのうちの幾つかは、大洪水の伝承や、ゾロアスター教の拝火台説など、 使途不明で、奇妙な言い伝えが残る、謎に包まれたものも少なくない。 そんな飛鳥の中心地に「飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)」が鎮座する。 飛鳥に都が置かれる以前から当地に鎮座する、出雲系の極めて古い神社であるが、 境内には数多くの男根と女陰の形の石が祀られており、飛鳥巨石文化の一部を成す。 この神社に伝わる「お田植祭(おんだまつり)」も、奇祭として知られる。 豊作と子孫繁栄を祈るこの神事では、天狗とオカメが性行為の踊りを奉納する。 現代では、前近代的な奇習としてばかり注目されがちなこういった文化も、 かつては家や村落の存続を賭けた、真摯な祈りが込められたものであった。 何となれば「子作り」は、現代においても、人工授精・体外受精など、 先端科学の粋を集めてでも成し遂げたいと願う人々も少なくない、 「自然の神秘」に左右される、困難で切実な事象だからだ。 近代以前の、生存率の低い社会にあっては、「子作り」はまさに神頼みであった。 子のない夫婦が神に祈って超人的な子を授かるのは、民話の定番でもあるし、 ...
著者: 高橋 御山人
-
Eurotalk リズム チベット語
- 著者: EuroTalk Ltd
- ナレーター: 松岡 美奈
- 再生時間: 1 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
iPod、iPhone、iPad、パソコンなどで気軽にチベット語の勉強できるオ ーディオブックです。落ち着くBGMが流れながら、旅行でよく使う基本的な単語とフレーズのヒーリングができます。最初の言葉、食べ物、交通、数字、買い物など14のレッスンがあります。各レッスンの後に覚えた言葉の練習ができる練習セクション も付いています。日本語で教えてくれますのでテキストは必要 ではありません。旅行前に短時間で基本的な単語と表現を覚 えたい方に最適です。
著者: EuroTalk Ltd
-
The Function of Reason
- 著者: Alfred North Whitehead
- ナレーター: Ray Childs
- 再生時間: 2 時間 34 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Whitehead presented these three lectures at Princeton University in 1929. Although 85 years have passed, his central thesis and his analysis remain remarkably current. The scientific materialism that Whitehead opposed with such vigor continues to dominate in academic circles, and even now those who question that worldview are often accused of being antiscientific. This is especially true in discussions of the nature of the human mind and its relation to the body (particularly the brain).
-
高橋御山人の百社巡礼/其之弐拾四 長崎・小値賀 巨石と教会のパーキングエリア
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
長崎県小値賀町(おぢかちょう)は、東シナ海に浮かぶ、五島列島の北部に位置する島々から成る町である。中核となるのは小値賀島であり、「肥前国風土記」にも登場する。風土記によれば、かつて「まつろわぬ民」土蜘蛛がいて、島民の言葉や習俗が本土と異なり、南九州の「まつろわぬ民」隼人と似ているという。そんな小値賀島には、地の神島神社(こうじまじんじゃ)がある。この神社は、野崎島にある沖の神島神社と、海を挟んで向かい合っている。野崎島は、近年無人化した島で、小値賀島と違って急峻な地形であり、沖の神島神社は海に面した標高300m程の山頂近くに鎮座する。社殿の後ろには、王位石(おえいし)という高さ20m以上の巨石が聳える。人工的に作られたと思われるようなテーブル状の石組で、古代ヨーロッパの巨石遺構「ドルメン」を想起させる。野崎島は、隠れキリシタンの島でもあり、禁教が解かれた後に築かれた教会は、暫定世界遺産リストに登録されている。日本の果てでありつつも、大陸に近く、かつては交通の大動脈上に位置した小値賀。その小ぶりな島々は、現代の高速道路にある、パーキングエリアのような役目であり、様々な人々が小休止しつつ、あるいは定着したのではないか。古の国際海上交通から神社とその立地を考える。語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其の一 大阪・枚方 渡来人の地に眠るまつろわぬ民
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 40 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大阪府北東部、枚方市。 京都にも程近いこの土地は、 古代、渡来人達が根を下ろした土地だった。 その名残を留めるのが、市内の神社仏閣や遺跡。 ○滅亡した百済の王族を祀る、百済王神社。 ○広大な敷地が往時の栄華を偲ばせる、百済寺跡。 ○日本に漢字と儒教を伝えたという、王仁の墓。 ○地名からしてただならぬものが感じられる、九頭神廃寺。 そして、河内一宮・片埜神社の傍らには、 平安初期、朝廷に従わずに戦い続け、 征夷大将軍・坂上田村麻呂に討たれた、 古代東北の先住民・蝦夷の首領、アテルイの首塚が!なぜこんな場所にアテルイの首塚があるのか。 そこに秘められた謎を解き明かしていきます。 ●怨霊を鎮め、それを制御しパワーを得るという古代日本の呪術 ●これらを司るのが神社の重要な役割の一つ ●渡来人が東北で日本初の黄金を発見した ●蝦夷が鍛えた鉄の刀が日本刀のルーツ などなど、神社と古代史を巡る謎に迫ります。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
-
聴く歴史・古代『意外に豊かだった縄文人の食生活』〔講師〕小泉武夫
- 著者: 小泉 武夫
- ナレーター: 小泉 武夫
- 再生時間: 57 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
縄文人は意外にグルメ!?生きていくうえで欠かせない「食」。それは古代でも現在でも変わることはない。縄文人は一体どのような食生活を送っていたのか、農学博士の小泉武夫氏が解説する。【講師紹介】農学博士 小泉武夫- 1943年、福島県生まれ。農学博士。専攻は醸造学・発酵学・食文化論。著書『人はこんなものを食べてきた』『食に知恵あり』『くさいはうまい』など多数。
-
-
最高です
- 投稿者: 通りすがりの読み人知らず 日付: 2023/09/08
著者: 小泉 武夫
-
高橋御山人の百社巡礼/其之十五 奈良・飛鳥 文化揺籃の地の 巨石と性の信仰
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
奈良県の飛鳥地方は、古代に都が置かれた、日本文化揺籃の地。 そこは、著名な石舞台古墳をはじめ、数多くの巨石構造物が残る地でもある。 それらのうちの幾つかは、大洪水の伝承や、ゾロアスター教の拝火台説など、 使途不明で、奇妙な言い伝えが残る、謎に包まれたものも少なくない。 そんな飛鳥の中心地に「飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)」が鎮座する。 飛鳥に都が置かれる以前から当地に鎮座する、出雲系の極めて古い神社であるが、 境内には数多くの男根と女陰の形の石が祀られており、飛鳥巨石文化の一部を成す。 この神社に伝わる「お田植祭(おんだまつり)」も、奇祭として知られる。 豊作と子孫繁栄を祈るこの神事では、天狗とオカメが性行為の踊りを奉納する。 現代では、前近代的な奇習としてばかり注目されがちなこういった文化も、 かつては家や村落の存続を賭けた、真摯な祈りが込められたものであった。 何となれば「子作り」は、現代においても、人工授精・体外受精など、 先端科学の粋を集めてでも成し遂げたいと願う人々も少なくない、 「自然の神秘」に左右される、困難で切実な事象だからだ。 近代以前の、生存率の低い社会にあっては、「子作り」はまさに神頼みであった。 子のない夫婦が神に祈って超人的な子を授かるのは、民話の定番でもあるし、 ...
著者: 高橋 御山人
-
Eurotalk リズム チベット語
- 著者: EuroTalk Ltd
- ナレーター: 松岡 美奈
- 再生時間: 1 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
iPod、iPhone、iPad、パソコンなどで気軽にチベット語の勉強できるオ ーディオブックです。落ち着くBGMが流れながら、旅行でよく使う基本的な単語とフレーズのヒーリングができます。最初の言葉、食べ物、交通、数字、買い物など14のレッスンがあります。各レッスンの後に覚えた言葉の練習ができる練習セクション も付いています。日本語で教えてくれますのでテキストは必要 ではありません。旅行前に短時間で基本的な単語と表現を覚 えたい方に最適です。
著者: EuroTalk Ltd
-
The Function of Reason
- 著者: Alfred North Whitehead
- ナレーター: Ray Childs
- 再生時間: 2 時間 34 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Whitehead presented these three lectures at Princeton University in 1929. Although 85 years have passed, his central thesis and his analysis remain remarkably current. The scientific materialism that Whitehead opposed with such vigor continues to dominate in academic circles, and even now those who question that worldview are often accused of being antiscientific. This is especially true in discussions of the nature of the human mind and its relation to the body (particularly the brain).
-
高橋御山人の百社巡礼/其之弐拾四 長崎・小値賀 巨石と教会のパーキングエリア
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
長崎県小値賀町(おぢかちょう)は、東シナ海に浮かぶ、五島列島の北部に位置する島々から成る町である。中核となるのは小値賀島であり、「肥前国風土記」にも登場する。風土記によれば、かつて「まつろわぬ民」土蜘蛛がいて、島民の言葉や習俗が本土と異なり、南九州の「まつろわぬ民」隼人と似ているという。そんな小値賀島には、地の神島神社(こうじまじんじゃ)がある。この神社は、野崎島にある沖の神島神社と、海を挟んで向かい合っている。野崎島は、近年無人化した島で、小値賀島と違って急峻な地形であり、沖の神島神社は海に面した標高300m程の山頂近くに鎮座する。社殿の後ろには、王位石(おえいし)という高さ20m以上の巨石が聳える。人工的に作られたと思われるようなテーブル状の石組で、古代ヨーロッパの巨石遺構「ドルメン」を想起させる。野崎島は、隠れキリシタンの島でもあり、禁教が解かれた後に築かれた教会は、暫定世界遺産リストに登録されている。日本の果てでありつつも、大陸に近く、かつては交通の大動脈上に位置した小値賀。その小ぶりな島々は、現代の高速道路にある、パーキングエリアのような役目であり、様々な人々が小休止しつつ、あるいは定着したのではないか。古の国際海上交通から神社とその立地を考える。語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其の一 大阪・枚方 渡来人の地に眠るまつろわぬ民
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 40 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大阪府北東部、枚方市。 京都にも程近いこの土地は、 古代、渡来人達が根を下ろした土地だった。 その名残を留めるのが、市内の神社仏閣や遺跡。 ○滅亡した百済の王族を祀る、百済王神社。 ○広大な敷地が往時の栄華を偲ばせる、百済寺跡。 ○日本に漢字と儒教を伝えたという、王仁の墓。 ○地名からしてただならぬものが感じられる、九頭神廃寺。 そして、河内一宮・片埜神社の傍らには、 平安初期、朝廷に従わずに戦い続け、 征夷大将軍・坂上田村麻呂に討たれた、 古代東北の先住民・蝦夷の首領、アテルイの首塚が!なぜこんな場所にアテルイの首塚があるのか。 そこに秘められた謎を解き明かしていきます。 ●怨霊を鎮め、それを制御しパワーを得るという古代日本の呪術 ●これらを司るのが神社の重要な役割の一つ ●渡来人が東北で日本初の黄金を発見した ●蝦夷が鍛えた鉄の刀が日本刀のルーツ などなど、神社と古代史を巡る謎に迫ります。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之八拾八 喜界、奄美 下 神々や天女の天降る島々
- 琉球神話と同系の神々の降臨、シャーマンや遊女につながる天女、南島の天降る神話伝説
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 32 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
奄美大島には、日本神話とは異なる体系の神話がある。奄美の神話では、女神アマミコと男神シニレクが降臨したのが、島の始まりという。降臨した地「アマンデー」は今も聖所として残り、それを拝む阿麻弥姑神社(あまみこじんじゃ)も建つ。なお、二神は降臨後島伝いに南下したというが、琉球神話開闢の神も天降ったアマミキヨとシネリキヨであり、酷似する。アマンデーと、琉球王朝の最高の聖所・斎場御嶽もよく似ていて、これらは琉球王朝の奄美征服により持ち込まれたとも、逆に奄美が発祥で琉球に伝わったともいう(アマミコこそ「奄美」の地名由来ともいう)。このような神話や、ノロ、ユタといった巫女の存在など、琉球と共通する精神文化は多い。ノロは、元々琉球王朝が各地域の統治の為に設置した女神官であるが、江戸時代以降、薩摩藩が直接統治するようになっても、村落の司祭として存続し、今でも一部で続いている。扇や勾玉など、その神具も独特であり、喜界島ではその装束が「天女の羽衣」として伝えられて来た例もある。天女は奄美群島では「アモレウナグ」と呼ばれ、喜界島には天女を祀る天降神社が建ち、奄美大島にも伝承が多数残るが、それはノロと、遍歴の遊女の双方につながっている。日本、琉球の古層文化に通ずる、奄美群島の「天降り」神話伝説を追う。
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之参拾弐 「佐賀」発祥地 女神の祟りを鎮める賢い女達
- 巨石に宿る、荒ぶる女神の祟りを、土蜘蛛の「賢い」女達が鎮めた、「佐賀」の由来
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
佐賀市の北の郊外に鎮座する與止日女神社(よどひめじんじゃ)は、肥前一宮。嘉瀬川畔、肥前国府の近くに建ち、現存する五風土記の一書「肥前国風土記」にも登場する古社だ。風土記によれば、嘉瀬川の上流に荒ぶる神がおり、往来の人の半分を生かし、半分は殺していた。そこで領主が占いで神意を問うたところ、土蜘蛛(記紀や風土記に登場する、朝廷に反逆的な「まつろわぬ民」)の大山田女(おおやまだめ)と狭山田女(さやまだめ)が、埴輪のような土の人形・馬形を神に捧げれば、祟りは鎮まると告げた。その通りにしたら祟りが鎮まったので、領主は彼女達を「さかしい(=賢い)女」だと誉めた。それが「佐賀」という地名の由来だという。また風土記には、川上に石神がおり、毎年海の神たるワニ(サメまたはナマズとされる)と小魚たちが遡上して来るが、捕って食べると死ぬことがある、とも書かれている。そして、現代のこの地域を見てみると、土蜘蛛の女性達の名を残す「東山田」という地名があり、嘉瀬川上流には「肥前大和巨石パーク」と名付けられた古くから信仰される巨石群があり、ナマズを食べないという風習がある。人の往来が激しく、先進文化が押し寄せる、近代を開いた佐賀という地の特性を古代に見る。
著者: 高橋 御山人
-
禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳
- 著者: 柳田 国男
- ナレーター: 中村 悦子
- 再生時間: 4 時間 44 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「忌む」とはどういう感情か。ここに死穢と差別の根原がある。日本各地からタブーに関する不気味な言葉、恐ろしい言葉、不思議な言葉、奇妙な言葉を集め、解説した読める民俗事典。全集未収録。
著者: 柳田 国男
-
高橋御山人の百社巡礼/其之参拾参 コシャマイン破りて就いた「蝦夷の王」
- アイヌの首長を討ち「蝦夷の王」となった武士 神社が語る、知られざる中世北海道史
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 28 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
北海道西南部、上ノ国町の海を望む山の頂に、夷王山神社(いおうざんじんじゃ)が建つ。その中腹には、保存状態の良い、中世の山城・勝山館(かつやまだて)の遺跡がある。中世、北海道の南部には「渡党(わたりとう)」と呼ばれる、和人もしくは人種的・文化的に和人に近いアイヌが住んでいた。彼らは「道南十二館」と呼ばれる拠点を築き、各館は道南、津軽、秋田にかけての地域を支配した豪族・安東氏の配下にあった。「上ノ国」という地名も、二家に分かれた安東氏の家名に由来する。渡党はアイヌと本州との交易などを糧としていたが、やがてアイヌとの摩擦が拡大、渡島半島東部の首長・コシャマインを中心とするアイヌの蜂起に発展する。アイヌは強く、十二館のうち十までが陥落する。そこで、上ノ国・花沢館の館主・蠣崎氏(かきざきし)の養子となっていた、若狭武田氏の一族という武田信広が、残った武士を集めて反撃、アイヌに勝利する。戦いの後、花沢館は勝山館に移り、信広は夷王山山頂に葬られたという。その子孫は蝦夷地での支配権を確立、安東氏の支配をも脱して、松前藩主・松前氏となる。夷王山は、松前氏にとって、偉大な祖神が眠る聖地であった。神社を鍵に、知られざる中世北海道の歴史を紐解く。
著者: 高橋 御山人
-
木綿以前の事
- 著者: 柳田 国男
- ナレーター: 松宮 森乃
- 再生時間: 20 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
洋装にたいして著者は言う「湿気の多い島国の暑中は、裸でいてすらも蒸発はむつかしいのに、目の細かい綾織りなどでぴたりと体を包み、水分を含ませておく風習などを、どうしてわれわれが真似る気になったのであろうか。」それどころか革靴を履いて水虫栽培までしているのです、先生。・・民衆生活の歴史はつまるところ我々自身の昨日の物語である。
-
-
木綿やさつまいもが新しかった頃
- 投稿者: masabee 日付: 2023/09/17
著者: 柳田 国男
-
故郷
- 著者: 魯 迅
- ナレーター: 網野 隆
- 再生時間: 30 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
故郷の老母を都会の自宅へ引き取るべく帰郷した私(著者)は、少年時代、ともに魚釣りに興じ野山を駆けたおさな馴染みの閏土(ジュンド)に会うのを楽しみにしていた。しかし現実の再会で、彼は教育の低さや現在の身分の違いなどを意識してうち解けようとしない。かつては美女とうたわれた豆腐屋も、たかりの老婆に・・・ 演出は水城雄。淡々と語り進むなかから、いやおうなくにじみ出てくる哀愁が、演出の最大のポイントでした。聞き終わったあとには誰しもある種の感慨に包まれるはずです。枯れた息遣い、独特のリズムが作り出す名調子は、まさに網野節。魯迅文学の粋といえる、香り高い名品にふさわしい読みとなっています。
著者: 魯 迅
-
高橋御山人の百社巡礼/其之八 宮崎・鹿児島 まつろわぬ隼人「弥五郎どん」
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 28 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
九州南東部、宮崎県から鹿児島県にかけての地域、 宮崎県都城市山之口、同県日南市飫肥、鹿児島県曽於市岩川に鎮座する、 三社の八幡神社では、「弥五郎どん」の祭りが行われる。 面を付けた高さ数メートルの大きな人形「弥五郎どん」が練り歩く、 この祭礼には、古代にまで遡る由緒があった。 ○朝廷の勢力圏外であった南九州には、隼人と呼ばれる土着民が住んでいた ○奈良時代、反抗的な隼人も征伐され、完全に朝廷に服属する ○隼人征伐に神威を示したと言われるのが、八幡神社総本宮の宇佐神宮 ○宇佐の託宣により始まった「放生会」が、「弥五郎どん」の起源 南九州の「まつろわぬ民」の慰霊が「弥五郎どん」の祭りの目的であり、 それは同時に、南九州の民が「中央」とは異なる習俗を持っていたことと、 その独立独歩の気風を、今に伝えていくこととなった。 ●島津氏は関ヶ原の戦いで西軍に味方するも、中央突破して薩摩に戻った ●琉球を支配し、鎖国体制下でも独自に海外交易を行った ●長州とともに討幕の中心となり、明治維新を成し遂げた ●維新から程なくして、西南戦争により明治政府と戦った これら、近代に至るまで「まつろわぬ」気概を持ち続けた、 「薩摩隼人」のルーツの一つが、「弥五郎どん」ではないか。 荒ぶる桜島の噴火と降灰にも、その本質を垣間見る。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
-
日本的霊性
- 著者: 鈴木 大拙
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 10 時間 30 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
-
-
何とか聞き終えました
- 投稿者: すず 日付: 2023/09/25
著者: 鈴木 大拙
-
高橋御山人の百社巡礼/其之弐拾弐 三重・志摩 まつろわぬ別宮 伊勢の深層
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
平成25年に式年遷宮が行われた、伊勢の神宮。それが内宮・外宮より成ることは一般にも知られているが、その他に多くの別宮・摂末所管社があり、全て合わせると125社となる。由来は様々だが、その多くは、神宮創祀の際、地元の神が従って、神宮に土地の譲渡や貢納を約束する話となっている。その別宮の一つ伊雑宮が、志摩市に鎮座する。この伊雑宮は、伊勢から離れたリアス式海岸に近いという地理的条件もあって、別宮の一つでありながら、独立的傾向が強かった。明治の神仏分離を経てもなお、北極星の信仰に関わる祭祀が続けられ、江戸時代には、伊雑宮こそが神宮の発祥、中心であるという偽書の発行に関わり、幕府より弾圧を受けるという「まつろわぬ」歴史もある。そもそも伊勢とは、神話の時代に遡れば「まつろわぬ」土地だった。また、中世においても「まつろわぬ」ものの噴出する土地であった。朝廷、国家の宗教的中心地に、なぜ「まつろわぬ」要素があるのか。事象の「裏側」から見た、伊勢というものの深層を掘り下げる。語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之九拾九 三重・斎宮 最高位の巫女 斎王の真実
- 古、皇族女性より選ばれ、伊勢の神宮に仕えた斎王。その衝撃的な真相とは?!
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 31 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
朝廷には、かつて「斎王」という制度があった。天皇の即位に伴い、その在位中、未婚の皇族女性が最高位の巫女として、伊勢の神宮に仕えるものである。起源は、朝廷黎明期、宮中より天照大神を遷し、皇女・倭姫命が遍歴の末に伊勢に祀ったという神宮の創建伝承にあるが、歴史的に確実に遡れるのは、天武天皇の治世である。最盛期は平安時代だが、平安後期には衰退し始め、後醍醐天皇の治世を最後に断絶した。斎王は、年数回の祭典の他は、神宮の十数キロ北西に居住し、その御所は斎宮と呼ばれた。遺構は現在の三重県明和町で発見されていて、非常に広大である。その核心たる斎王の御座所のあった内院は、現在、竹神社が鎮座するあたりにあった。当神社は神宮鎮座以前から当地にあった豪族の祖神を祀り、子孫は竹連といい、斎宮は「竹の都」とも呼ばれた。斎王は、当然ながら身を清浄に保つ事が重視されたが、かといって常に厳格な暮らしをしていた訳でもない。斎宮は文学サロンとして賑わっていたし、当時の文学作品にも登場する。「伊勢物語」に至っては、在原業平と斎王のスキャンダルが仄めかされている。腐敗した斎宮頭を「神託」を通じ糾弾したせん子女王のような斎王もおり、詳細に見れば見る程、現代的な「巫女」のイメージとは異なる存在である事が分かる。古代の朝廷における神道祭祀の核心を探る。
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之十二 茨城・日立 星を司る「最強」の まつろわぬ神
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
茨城県日立市に鎮座する、大甕倭文(おおみかしずり)神社。 この神社の境内には、「宿魂石」という、山のような巨岩があるが、 神話に登場する星の神・天津甕星(あまつみかぼし)、別名香香背男(かがせお)を、 倭文の神・建葉槌命(たけはづちのみこと)が討ち、ここに封じたものだという。 天津甕星は、国譲りのあたり、天孫降臨に先立って様々な国津神を平定した場面に、 わずかに登場する神だが、出雲で国譲りを成し遂げ各地を平定した、 建御雷命(たけみかづちのみこと、鹿島神宮の祭神)と、 経津主命(ふつぬしのみこと、香取神宮の祭神)にも従わず、 ついに建葉槌命によって討たれたのだという。 この神話は謎だらけだ。まず、天津甕星は国津神ではなく、 「高天原にいる悪神」だとされていること。つまり天津神なのだが、 天津神にして天照大神に従わない神が存在すること自体、神話上不合理だ。 せいぜいが暴虐を働いた須佐之男命くらいだが、それでも最終的には従っている。 建葉槌命も他に伝承のほとんどない神で、織物の神だが、武神・雷神の建御雷命や、 剣神・経津主命でも平定できなかった悪神を、なぜ織物の神が討伐できたのかも謎だ。 日本神話では、明確に星の神だと書かれているのが天津甕星のみという謎もある。 星の名を持つ神も、他に物部氏の神話にわずかに登場するのみ。 ...
著者: 高橋 御山人
-
Joan Didion at the 92nd Street Y
- 著者: Joan Didion
- ナレーター: Joseph Lelyveld
- 再生時間: 46 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Joyce Carol Oates called Joan Didion "an articulate witness to the most stubborn and intractable truths of our time." Ms. Didion is the author of the novels Play It as It Lays and The Last Thing He Wanted, the essay collections Slouching Toward Bethlehem and The White Album, and the memoirs Where I Was From and The Year of Magical Thinking.
著者: Joan Didion
-
高橋御山人の百社巡礼/其之十九 東京・青ヶ島 死と再生のシャーマンの島
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
東京より南へ358km、伊豆諸島有人島最南端の青ヶ島。 一番近い有人島の八丈島からでも、南に65km離れている絶海の孤島。 行政区分としては一島一村の青ヶ島村より成り、 人口約170人、日本で最も人口の少ない市区町村となっている。 島の周囲を絶壁のような山に取り囲まれた島で、船を泊める場所にも窮する。 八丈島からの定期船はあるが、接岸が難しく、就航率は6割程度。 八丈島からの1日1往復のヘリコプターが主たる交通手段。 昭和の30年代でも月に一度しか船が来ず、完全な自給自足社会であり、 赴任した小学教師が「明治時代に逆戻りだ」と逃げ出そうとした程だった。 また青ヶ島は火山島であり、島の内側はカルデラとなっている。 絶壁のような山が外輪山となって、カルデラの内部にさらに火山がある。 この火山が江戸時代に大噴火し、多くの犠牲者を出した。 生き残った全島民も八丈島で五十年に渡って避難生活を送った。 五十年後島民を率いて「還住」を果たした名主を、 柳田國男は「青ヶ島のモーセ」と讃えている。 こんな過酷な環境の青ヶ島には、それゆえに、古より特殊な信仰が伝わる。 あちこちに祠があり、御幣が立てられる青ヶ島は、「神の島」と呼ばれている。 島の巫女は、舞い踊るうちに神憑り、悪霊を祓い人々を癒すシャーマン、呪医だった。 島の総鎮守、大里神社では、鬼面の子が女面の母を蘇生させるという筋書きの...
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之十六 島根・奥出雲 八岐大蛇と製鉄神 トーテムの物語
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 28 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
島根県南東部、中国山地沿いの奥出雲地方は、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)神話の舞台。 鳥取県境の船通山は、高天原を追放されたスサノオノミコトが降臨した山とされる。 山中の鳥上滝は、出雲一の大河・斐伊川の源流で、八岐大蛇の棲み処だったと伝わる。 八岐大蛇の神話には様々な解釈があるが、その一つが「治水神話」である。 暴れ川である斐伊川を見事に治めたのが、スサノオノミコトだというのだ。 蛇や龍は、世界中の神話で水を司るものとされている。 「製鉄神話」や「征服神話」とする説もある。八岐大蛇の尻尾から、三種の神器の一つ、 天叢雲剣が出るが、これは当地の土着民を降し、鉄資源と生産を得た物語なのだという。 中央で編纂された記紀神話にある八岐大蛇退治も、出雲で編纂された風土記にはない。 これは、征服者に魔物とされた存在も、被征服者にとっては祖神であるからともいう。 さて、奥出雲地方は、古より製鉄の盛んな土地で、今もたたら製鉄を行う場所がある。 「金屋子神(かなやごかみ)」を祀る神社の総本宮、金屋子神社もあり、 全国の鉄山師の信仰を集めた。今も境内に数多くの鉄滓が置かれている。 金屋子神は、死の穢れを好むなど、通常の神道の常識とは大きく異なる信仰を持つ。 片目・片足の神や魔物などは、過酷な製鉄に従事し障害を負った民が、 ...
著者: 高橋 御山人
-
日本人として知っておきたい神道と神社の秘密
- 著者: 沢辺 有司
- ナレーター: 蘇武 健治
- 再生時間: 6 時間 12 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
先人たちが尊んだ教えとは?神社の魅力をやさしく解説 鳥居のルーツは海外にある?絵馬は馬の生贄から始まった?おみくじで神さまの機嫌を伺っていた?
-
-
わかりやすい!
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2024/02/02
著者: 沢辺 有司
-
高橋御山人の百社巡礼/其之参拾七 岡山・吉備路 鬼と鉄と巫女が教え導く「運命」
- 「桃太郎」が討った「吉備王国」の鬼が、巫女に鎮められて人の「運命」を教え導く
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
岡山市の吉備津神社は、備中一宮。祭神の吉備津彦命は、大和朝廷の黎明期、全国平定の為に派遣された「四道将軍」の一人だが、当地では「温羅(うら)」という鬼を退治したと伝わり、昔話「桃太郎」のモデルとされる。境内には、拝殿や本殿とは別に「御釜殿」という建物があり、その鳴り具合により吉凶を占っている。斬られても唸り続ける温羅の首を鎮める為、温羅の妻・阿曽媛(あぞひめ)に、その上で神饌を炊かせたのが起源とされ、阿曽媛の出身地・阿曽郷から選ばれた「阿曽女(あぞめ)」が、今に至るまで仕えている。阿曽郷は、古くから製鉄を生業とした地であり、温羅の居城とされる鬼ノ城(きのじょう)の麓でもあるのだが、その鬼ノ城は、「朝鮮式山城」と呼ばれる、古代に築かれた城跡だ。その他数多くの伝承地があるが、それは同時に古代遺跡であることも多い。そもそも、一帯には数多くの古墳が存在し「吉備路」と呼ばれる観光地となっている。温羅伝説とは、古代、製鉄で栄えた「吉備王国」が朝廷に討伐されたことを伝えるものらしい。その伝承の中心地・吉備津神社は、盛池雄峰、高橋御山人両名の「人生の分岐点」でもあった。「まつろわぬ」鬼と鉄と巫女とが「運命」を教え導く神社の思い出を語り合う。
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之七拾八 福島・棚倉 土蜘蛛、サンカ 物語が紡ぐ明日
- 土蜘蛛の姫、日本武尊の征伐、「神」の名を冠す生き残り、サンカ。奥州一宮の物語。
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
福島県南部の棚倉町に建つ都々古別神社は、陸奥国一宮。棚倉には、馬場、八槻の二ヶ所に都々古別神社があるが、どちらも奥州一宮である。奥州では、はるか北に位置する宮城県塩竈市の鹽竈神社も一宮であるが、これは時代による朝廷勢力圏変遷の影響で、当地はより古い時代の中心地であったと思われる。それを窺わせるのが、近隣の建鉾山で、古代の祭祀遺跡が発見されているが、この建鉾山こそが両都々古別神社創建の地であり、日本武尊による東征の際、ここに鉾を立てて神を祀ったとされる。陸奥国風土記逸文には、その時の様子が詳しく記されており、太古、この地には八人の首長に率いられた土蜘蛛がいたという。そのうち二人は姫の名を持つ女性であった。この土蜘蛛は強大で、朝廷側の国造を敗走させる。そこで、日本武尊が官軍とともに征伐に来るのだが、土蜘蛛は津軽の蝦夷と共謀し、砦に多数の弓を連ね張って、官軍は手を焼く。しかし日本武尊が放った八発の矢は、見事八人の首長を射抜き、それらは全て根付いて芽が生え、槻の木になった。そこでその地を八槻と呼んだという。また、八人のうち「神」の名を冠す二人は許されて(うち一人が女性)、子孫が当地に住むと書かれている。その棚倉で、御山人は偶然にも「サンカ」が営む店を発見!「今」を生きる人々にとっての古の「物語」の意味を考える。
著者: 高橋 御山人
-
聴耳草紙 下
- 著者: 佐々木 喜善
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 7 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
岩手県遠野地方に伝わる不思議な話
百姓の娘と飼い馬の悲恋譚「オシラ神」ほか 全99話収録
柳田國男が明治43年に発刊した『遠野物語』の話者である佐々木喜善は、昔話の採集によって日本の民俗学に大きな業績を残しました。折口信夫や金田一京助は、その先駆的な偉業から喜善を「日本のグリム」と讃えたといいます。
『聴耳草紙』は喜善が長い年月をかけて掘り起こした遠野地方の昔話・伝説を183編にまとめたものです。昔話はもちろん、河童に出くわした体験談をはじめ、神様や妖怪が人々の暮しに深く結び付いた不思議な話は実話として今なお遠野で語り継がれています。
●収録内容(一部)●
狐の話
兎の仇討
兎と熊
貉の話
狸の話
爺と婆の振舞
狼と泣児
狼石
古屋の漏
虎猫と和尚
猫の嫁子
怪猫の話
鮭の翁
鮭の大助
鮭魚のとおてむ
鱈男
鰻男
鰻の旅僧
魚の女房
瓜子姫子
糞が綾錦
女房の首
赤子の手
オイセとチョウセイ
墓娘
生返った男
お月お星譚
雌鶏になった女
稚子娘
鳥の譚
-
-
可愛くて懐かしい
- 投稿者: ふっつ 日付: 2018/01/15
著者: 佐々木 喜善
-
Hegel
- A Very Short Introduction
- 著者: Peter Singer
- ナレーター: Christine Williams
- 再生時間: 3 時間 30 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Hegel is regarded as one of the most influential figures on modern political and intellectual development. After painting Hegel's life and times in broad strokes, Peter Singer goes on to tackle some of the more challenging aspects of Hegel's philosophy. Offering a broad discussion of Hegel's ideas and an account of his major works, Singer explains what have often been considered abstruse and obscure ideas in a clear and inviting manner.
著者: Peter Singer
-
Mindful Eating
- 著者: Carrie Dennett, The Great Courses
- ナレーター: Carrie Dennett
- 再生時間: 3 時間
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Carrie Dennett, a registered dietitian nutritionist (RDN), shares the evidence behind mindful eating and, more important, the tools you need for incorporating this practice into your life. Over six lessons, Carrie will introduce you to the concept of mindfulness, while helping you tune into your internal cues for hunger and satiety. She also will help you to establish a mindful eating practice, identify challenges to mindful eating, and examine how eating mindfully can also help you eat more nutritiously.
著者: Carrie Dennett, 、その他
-
高橋御山人の百社巡礼/其之八拾七 喜界、奄美 上 大宰府、源平 古の日本の南限
- 薩摩や琉球の配下にあった奄美群島。だが、古には「南西諸島最大の都」があった。
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
九州と沖縄の中間に位置する奄美群島。最北端の喜界島でも、鹿児島から南に約400kmという僻遠の地にある。にも関わらず、本土との繋がりを示す伝説が多い。保元の乱で敗れて伊豆大島に流され、当地で討伐された源為朝は、南に逃れて沖縄へ至り、琉球王朝の祖となったというが、途中喜界島へ辿り着いたといい、為朝ゆかりの泉や神社が残る。平家失脚を狙う「鹿ケ谷の陰謀」が発覚し、俊寛が流された「鬼界ヶ島」は、喜界島の事ととも言われ、島にはその墓がある。平家の落人達も喜界島に逃れ、やがて奄美大島に根拠地を移したといい、喜界島にも奄美大島にもゆかりの神社がある。中世、北端の喜界島に至るまで琉球王朝に征服され、近世には薩摩藩の侵攻によりその直轄領となった奄美群島だが、古代には大和朝廷の勢力下にあったと見られ、平安時代には、暴れ回る奄美大島の民と見られる人々に対し、大宰府より喜界島に討伐の命を下した記録が残っている。そして喜界島の、平安から室町頃の城久遺跡群では、約五百棟もの建物跡や、製鉄の跡、日本本土や朝鮮半島、中国等多数の島外産陶磁器が発見されている。これは同時代の南西諸島の遺跡と比べ、群を抜く規模で、内容も極めて特異だ。その繁栄の背景には、宝飾品となる夜光貝の輸出があるという。知られざる古代・中世の「日本の南のボーダー」を探る。
著者: 高橋 御山人
-
高橋御山人の百社巡礼/其之七拾九 奈良・初瀬 「大和の出雲」に菅公鎮まる
- 古からの父祖ゆかりの地に菅原道真公が自ら鎮まり「コンテンツの聖地」となった初瀬
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
奈良県桜井市、大神神社の神体山・三輪山の南麓の初瀬の地に、天武朝創建の古刹として名高い長谷寺がある。その参道西の山の中に、與喜天満神社が鎮座している。天満神社の名の通り、祭神は菅原道真公であるが、他の天満宮のように「怨霊鎮め」の為に建てられたのではない。長谷寺の鎮守・瀧蔵権現の勧めによって、自ら雷神としてこの地に鎮まったという。それは、当地の道真公の出自との深い関係による。長谷寺参詣の土産として古くから親しまれ、今も参道で売られている「出雲人形」という土人形があるが、それは近隣の出雲集落で作られている。大和にあって出雲という不思議な名を持つこの地は、古代、当麻蹴速との相撲の為に出雲より呼び寄せられ勝利した、野見宿禰ゆかりの地で、皇后の葬儀において、殉死に代わって埴輪を供える事を提案した話が、日本書紀にある。これが出雲人形の発祥とされ、野見宿禰の子孫は土師氏を称した。その後、土師氏の一部は、菅原氏を名乗る。道真公はその出身である。道真公は、父祖ゆかりの地に自ら鎮まったのである。なお、與喜天満神社は、中世、神前で連歌の行われる場所としても名高かった。歌人としても名を轟かせた道真公は、連歌の守護神でもあったのだ。更級日記では夢告を授かる場所としても描かれる初瀬。古の「コンテンツの聖地」巡礼記。
著者: 高橋 御山人
-
鈴木三重吉童話全集――魔法の鳥ほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 14 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。 彼は、政府が主導する唱歌や説話の質に不満を持ち、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました。その創刊号には、芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋らが賛同し、後には菊池寛や、谷崎潤一郎らも作品を寄稿しました。また、「赤い鳥」には多くの作家、作詞家、作曲家、画家が賛同し、参加したのみならず、彼らが世に出るきっかけとなりました。 三重吉自身も創作童話のみならず、世界各国の物語を児童向けの童話として、沢山の作品を発表しています。 このオーディオブックは、鈴木三重吉がお子様に対しても真剣に一人の人間として向き合って、千差万別の人間模様を描いた童話が収められたものです。是非親子で一緒に触れてみてはいかがでしょうか? <収録作品> 魔法の鳥 蛇つかひ 青い顏かけの勇士 からすの着物 こりこり物語 お話ずき かぐや姫 なまけもの 長鼻物語 ピイピイとブウブウ 六人の少年王 小僧の王子 おしゃべりばあさん 小犬 うば車 お猿の飛行士 黄金鳥 綱びき 悪魔と馬 ダマスカスの賢者 かるたの王さま 一本足の兵隊
-
-
BGMが五月蝿すぎる。
- 投稿者: 匿名 日付: 2023/06/07
著者: 鈴木 三重吉
-
高橋御山人の百社巡礼/其の二 宮城・秋田 古代東北のまつろわぬ信仰
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 48 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大学卒業前、御山人が青春18きっぷ片手に、一人で行った東北旅行。 困難に満ちた道程を経てたどり着いたのは、多賀城・アラハバキ神社。 かつて「東北に朝廷に対抗する古代王国があった」とする内容で、 偽書騒動を巻き起こしたアラハバキ神とは何なのか?改めてその謎を掘り下げる。 ○手足の長い「まつろわぬ民」の荒ぶる魂 ○陸羽東線沿線にも篤く信仰されるアラハバキ神社が ○国譲りに納得出来ず?!三河の荒ぶる大国主命 ○怨み荒ぶるのは大陸的か それを鎮めて習合した日本の信仰 卒業旅行二日目は、冬の奥羽山脈を越え、秋田県へ。 後三年の役の古戦場で、腰まで雪に埋もれつつ訪ねたのは、 蘇我氏に滅ぼされた古代豪族・物部氏の末裔が守って来た唐松神社。 そこに満ちた数々の謎に挑む。 ●堀を巡らした三角錐の石積みの上に建つ社殿 ●神社の古文書には、物部氏の祖神が鳥海山に降臨し、出羽こそ物部の故郷と ●仏教を拒否して追われた神道を奉じる物部の「物」とは物の怪の「物」 ●「まつろわぬ民」と血縁を持ち、「韓をまつろわせた」物部氏 そして、「まつろう」「まつろわぬ」ことの現代的解釈や意義をも問います。 流行に「まつろう」ことなく、孤高の旅の中で見出したものとは。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
あらすじ・解説
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)
人気シリーズ「アースダイバー」が、いよいよその関心の中心である、神社を取り上げます。
生命にとっての普遍的聖地に加えて、ホモサピエンス・サピエンスにとっての聖地、そして古代の日本列島に居住した縄文系と弥生系(倭人系)にとっての聖地(のちの神社)の心的・歴史的な構造を探っていきます。
主な取扱い神社は、以下の通りです。
大日霊貴神社(鹿角大日堂) 諏訪大社 三輪神社 出雲大社 和多都見(海神)神社 志賀海神社 穂高神社 伊勢神宮などなど
神社に残された祭儀に秘められた思考を遡っていくと、アメリカ先住民、アジアの少数民族、ネパール、東南アジアなどとの深いつながりが明らかになります。
また、同時にこの列島に数万年にわたって繰り広げられてきた、われわれの祖先の前宗教的・宗教的思考の根源とその展開が解明されていきます。
山とは、海とは、蛇とは、太陽とは……。
歴史の無意識の奥にしまいこまれた記憶を甦らせる魂の冒険へ、いざ。
同じ著者・ナレーターの作品
ナレーター
アースダイバー 神社編に寄せられたリスナーの声
カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- High
- 2022/06/23
心地いいロマン
長かったけど夢中で聞いてしまいました。そして本も買ってしまった。もう一度文字で読んでみます。おもしろかったです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
- kips
- 2022/05/18
前半面白い
アースダイバーの他のシリーズも聞いてみたいです。
前半、縄文人と弥生人の来歴、気質についての話が特に面白かったです。
後半、蛇や太陽の神様のシンボリズムの解説ばかりで、少し飽きました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!