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やさしい『唯脳論』

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やさしい『唯脳論』

著者: 養老 孟司, 楳図 かずお
ナレーター: デジタルボイス
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この作品は、デジタルボイスによる朗読を使用しています。

デジタルボイスは、オーディオブック用にコンピューター生成された朗読です。
「すべては脳の産物である」―― 。解剖学者・養老孟司が提唱し、世間に衝撃を与えた『唯脳論』の世界。その深遠な思想に、「自分という怖さ」に興味を抱く作家・楳図かずおが迫ります 。なぜ人は「怖い」と感じるのか? 表現の根源にある脳の働きとは何か? 異色の対話から、驚きの真実が次々と浮かび上がります。

なぜ日本人はこれほどまでに漫画に熱狂するのか?その秘密は、漢字と仮名を脳の二箇所で読み分ける日本人の特殊な脳の働きにありました。「漫画の吹き出しは漢字のルビと同じ構造である」という驚きの分析から、現代都市が「脳」そのものであるという文明論まで、話題は縦横無尽に広がります。

私たちが現代社会で感じる「窒息感」の正体とは。 すべてが予測可能でマニュアル化された「脳の中」のような世界で 、楳図氏が描き続けてきた「恐怖」こそが、失われつつある本来の人間性を呼び覚まします 。一見難解な『唯脳論』が、二人のエキサイティングな対話を通じて驚くほど「やさしく」、そして刺激的に解き明かされていきます。

漫画・アートファンはもちろん、現代社会論に関心のある方まで、知的好奇心を刺激する話題が満載の一冊。©2026 Takeshi Yoro, KAZUO UMEZZ
哲学 意識・思考

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ホラー漫画家の楳図さんが聞き手となり、解剖医の養老さんの脳の話を聞く。一見不思議な組み合わせだが、楳図さんの想像力と博識が発揮され、面白い対談となっている。
ヒトの脳は想像をする存在で、特に都市生活者は無数の脳の想像物(=人工物)の洞窟に籠って生きている。そして脳は、”自然”に対抗しようとするがゆえに排泄、内蔵、生殖、食肉、虫などの自然的な物をグロい・気持ち悪いと言って不可視化しようとする。これには非常に納得したし、グロが接点となる二人だからこそ語れた視点だ。

グロさ・気持ち悪さの正体

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