『犬婿入り』のカバーアート

犬婿入り

講談社文庫

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犬婿入り

著者: 多和田 葉子
ナレーター: 小堀 真生
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多摩川べりのありふれた町の学習塾は“キタナラ塾”の愛称で子供たちに人気だ。北村みつこ先生が「犬婿入り」の話をしていたら本当に〈犬男〉の太郎さんが押しかけてきて奇妙な2人の生活が始まった。都市の中に隠された民話的世界を新しい視点でとらえた芥川賞受賞の表題作と「ペルソナ」の2編を収録。(講談社文庫)©多和田 葉子 (P)2024 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

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Audible制作部より

「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
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謎は多いがこゆのもっとAudibleで聴きたい。24/1/29聴了。

さすがに

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飯沼が面白すぎる。みつこの体を嗅ぎ回ったり、外に飛び出して行ってしまったり、じっとしていても退屈しなかったり、しょっちゅう発情したり、まるで犬。ありえないのに納得させてしまう筆力に感動しました。

犬の飯沼

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芥川賞を撮った作品を順番に読んでいるが、何気なく読んでみたら、とんでもない力量の作品で驚いた。昔話のような世界からシームレスに、現実の世界に引き込まれていくとってもへんてこな、それでいて人間的な生活がある。93年はまだまだ小説家に力があった時代だなと。

大発見、すごい作家を見つけた

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30年以上前の小説なのかー。『ペルソナ』は、ドイツ留学する姉弟の話。先進国、日本の自負、アジア人という括りへの抵抗感、、、90年代と今では、大分日本の立ち位置も変わって来ているな、と思いました。ドイツも、東西の融合が進んで、移民も随分増えたでしょう。弟くんも、ドイツ人の恋人も、絶妙に嫌なヤツでした。嫌な部分に気が付きながらも、許容しているのが不思議。その辺が日本女性的なのか。表題作の『犬婿入り』は異類婚姻譚ですが、生々しく、ちょっと嫌悪感を覚える部分も有りましたが、面白かったです。動物らしい仕草の描写の嘘の無い感じに、川上弘美を思い出しました。主人公が犬婿の太郎さんに耽溺してしまわず、ほっとしました。

1992年芥川賞受賞

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