『人質の法廷』のカバーアート

人質の法廷

(小学館)

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人質の法廷

著者: 里見 蘭
ナレーター: 深町 季生
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このコンテンツについて

駆け出し弁護士・川村志鶴のもとへ、突如、当番弁護の要請が入った。荒川河川敷で起こった女子中学生連続死体遺棄事件――遺体には証拠隠滅のため漂白剤がまかれ、冷酷な犯人像が推測された。容疑者には被害者の中学校に侵入し、逮捕された過去があったが、断じて犯行には関与していないと志鶴に訴える。警察による自白強要が疑われた。

志鶴が刑事司法を志した背景には、高校時代の友人のバイク事故死がある。自動車運転過失致死と処理されたが、彼女は冤罪を疑っている。そんな過去を持つ志鶴は、依頼人の潔白を晴らすため奔走する。

そこに立ちはだかるのは起訴有罪率が99・9%という現実だった。逮捕イコール犯人という世間の目。「人質司法」とも称される長時間勾留で有利に捜査を進めようとする警察・検察。共同弁護を務める先輩すら有罪前提の弁護方針を説き始めるなか、孤立無援の志鶴は依頼人を救い出すことはできるのか――?

構想・取材期間8年に及ぶ超弩級リーガルサスペンス。


本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

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スリラー・サスペンス
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最も関連性の高い  
息切れもせず30時間(約10時間)、作者の高い取材力、文才を感じる作品。
白か黒か決めたい、筋書き通り『正義は勝つ』と盲信する者には歯痒い結末になるのかもわからない。
またこの作家の違う作品も聴いてみたい。

正義を問い詰めた作品

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

これからのニュース報道の受け止め方が変わりそうです。裏で冤罪が作られてしまうこともあり得る恐ろしさを忘れてはいけないと思う。
今回作品の長さもあり倍速を上げて聴いたが、すると若いナレーションの声がさらに幼くなってしまい苦笑。この作品に限っては男性も参加、もしくは年配層の声質が合っていたように感じた。ただ、このような長い作品はやってくれるナレーターはなかなか居ないのかなと想像するとお一人きりで演じ終えてくださり感謝してます。
また、オーディブル全体に感じる事だが、オーディブルは朗読でありラジオ劇等ではないから会話部分にそれほど感情を込め過ぎなくても良いと思う。

読んで良かった

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最後の法廷シーンは手に汗握る展開だった。とても長いけど最後まで面白かった。

裁判についてとても深く掘り下げている

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面白かった。一気に聴き上げた。
もっとさまざまなケースを読みたい。
口腔=
こうこう→こうくう

面白かった。

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あまりにも尋問の描写がしつこくて、何度も嫌な氣分になりました。でも最後まで聴いて良かった。それほどまで日本の司法制度に問題があるということです。

長かったけど、最後まで聴いて良かった

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警察、検察というと一般には正義の味方と思われがちだが、現実には決してそうではない。彼らは市民社会の秩序を守るために犯罪を取り締まるという役目もあるが、一方で権力の番犬となって市民を弾圧するという仕事もある。そのためには冤罪で市民を捕まえるだけでなく、弾圧を目的として警察が自ら犯罪を犯すこともある。市民はそのことをしっかり認識しておく必要がある。

現実にありそうではなくて、現実にある話だ

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丁寧に紡がれる法廷内容
物語の構成上聞いてる私は何が真実か知っている

だから
何度も拳を握りしめました

素晴らしい作品でした
長い長い物語ですが
聞いてよかったと心から思いました

胸が苦しく何度も拳を握りしめた

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フィクションではあるけど、冤罪が生み出される構図をみたように思った。

冤罪

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志鶴の正義感と真犯人の狡猾で残忍さが対照的。
途中から早く捕まればいいと思った。
検察、裁判官、弁護士のスタンスが明確で怖くもある。
一度でも犯罪歴があると、ネガティブな偏見で見られる。
冤罪だと弁護士の正義感と力量が左右する。
裁判場面は興味深かった。

ナレーターが秀逸で最後まで聞ける

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想像してみる
ある日突然 警察が訪ねて来て逮捕される。
想像してみる
10日間勾留され、さらに延長し10日間勾留される。
その間厳しい尋問を受け、自分は白を黒と言わずに居れるだろうか。

国家権力は恐ろしい。

人質司法

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