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あらすじ・解説

内容紹介
山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>
お留伊は新年に金沢の城で催される鼓くらべに向けて、自身の技を磨くべく鼓を打っていると、一人の老人が庭にいるのに気づく。老人は余命いくばくもない体で故郷の福井の帰ろうとする最中に、見事な鼓の音に誘われてきたのだという。
老人に聴きに来ることを許すと、老人はあくる日もその次の日も鼓を聴きに現れ、お留伊も老人に親しみを感じだした。老人は名もない絵師であり、旅をしながら世間を見てきたのだという。
そんな中、急にお留伊が師匠の勧めで金沢へ行って、観世家から手直しの稽古をつけてもらうことになり、二十日ほど森本の家を空けることになった。大師匠から太鼓判をもらって帰ってきた時には十二月の押し迫った頃になっていた。
老絵師は病気を悪化させており、松葉屋という宿に滞在していた。そして、お留伊の鼓を聴いてから死にたいのだという。
松葉屋に駆け付けたお留伊が鼓を打とうとすると、老人は制止して鼓くらべにまつわる、老人の正体にも触れる話を始めるのだった……。
©2020 PanRolling

鼓くらべに寄せられたリスナーの声

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