
終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法
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泉 ピン子
このコンテンツについて
漫談家でデビュー、キャバレーを渡り歩いた20代、父のがん、橋田壽賀子さんの死、50歳での何億もの借金、スキャンダル報道に大バッシング、まさかの栄養失調ーー?
そんなピンチをチャンスに転じてきた行動とは。
ピン子の格言「ピン喝」、熱海の生活や買い集めてきたブランド品も大紹介!
***
ずっとピンチだった。
子どもの頃も、仕事を始めた頃も、テレビに出始めた頃も。
女優になって、たくさんの仕事が舞い込んでからも、ピンチは何度もあった。
独身のときは、「結婚できない女」と言われ、結婚したらしたでいろいろ言われた。
50歳で独立したときは、所属事務所の借金を背負わされた。
後輩をいじめた噂が流れ、バッシングも受けた。
母と慕った恩師を失ったときは、嘘つき呼ばわりされた。
でも、そんなピンチをずっと跳ね除けて生きてきた。
その「ピンチを跳ね除ける活動」を「ピン活」と名付けてみた。
77歳になった。
穏やかな日常を送っているけれど、
まだまだピンチだと感じる瞬間はある。
それまでできたことができなくなる70代はピンチの連続だ。
しかも、令和になって、ちょっと毒づくだけで
すぐバッシングされる世の中になった。
でも、「多様性」を主張している人が、古いものを排除するなんておかしいと思う。
多様性の時代だからこそ、物分かりのいい大人になるんじゃなくて、
昭和の時代に「いい」とされていた価値観を受け継いでいくのも、
私のようなばあさんに託された役目かもしれない。
終活なんて言葉が流行ったとき、一瞬その真似事をして、
手元にあったものをいくつか処分したこともある。
でも、私の身の回りにあるものは、ほとんどが思い出と結びついていて、
あらためて、自分が手放すことには向いていない性格であることを再確認した。
平成や昭和以上に、老害が排除されやすい世の中だけど、
様々なピンチを跳ね除けたピン活人生には自信がある。
古いものに価値があるように、
古い考えにもたぶん価値はある。
そう思って、私のピン活人生を本にまとめることにした。
言葉だけだと重苦しい印象があるので、
熱海での私の平凡な暮らしについても公開している。
私の拙い経験でも、
もしかしたらピンチに直面している誰かの励みになるかもしれない。
年齢問わず、今がピンチだと感じる人に手に取っていただけたら嬉しいです。
泉ピン子 (「はじめに」より)©泉 ピン子 (P)2025 Audible, Inc.
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