『産む気もないのに生理かよ!』のカバーアート

産む気もないのに生理かよ!

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産む気もないのに生理かよ!

著者: 月岡 ツキ
ナレーター: 永井 恵
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このコンテンツについて

30万部超ベストセラー
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の著者
三宅香帆さん推薦!
◤                   ◥
 あなたの人生は、あなただけのものだ。
 社会や親や誰かのものじゃなくて。
 月岡さんの言葉は、あなたの孤独な選択を、
 きっと優しく照らしてくれる。
◣                   ◢

30代から圧倒的支持!
ポッドキャスト『となりの芝生はソーブルー』
の話し手であり、DINKs(仮)のつっきーこと
月岡ツキによる初の著書。

「母になりたい」とは思えない。
でも、「母にならない」と
ファイナルアンサーもできない。

どうして産みたいと思えないのか、
どうして産みたくないと言い切れないのか。
自分の身体、自分を産んだ母、母になった友達、
生きてきた世界、いま生きている社会。
さまざまな側面から
「産む産まない問題」を綴ったエッセイ集。

「子供を望まない女性にとっての生理は、
出荷するものがないのに
工場を稼働しなければならず、
光熱費と人件費と賃料を
毎月支払っているようなものである」

「私たちは「子供を持たない選択」をしている
のではなく、「私たち」として生きることしか、
最初から選択していない」

「産む」「産まない」は、個人の自由だー!

【悩みが尽きない 産む産まない問題】
・一度母になったら降りられない
・実母の辿った道を自分も辿るのが怖い
・夫との関係性が変わってしまう
・まだまだ根強い母性神話
・妊娠・出産に耐えられる気がしない
・ただでさえ自分のことで精一杯なのに
 育児なんて
・母になった友達との難しい距離感
・子供たちがこれから生きていく
 世界の先行きが不安すぎる
・そもそも他人の人生を勝手にはじめていいの?
・本当に産まなくて後悔しない?
 …etc

こんなに悩んでいるのに
なかなか人には話せない。
産む側の性に生まれたことを恨む日もある。
それでも「母になるかどうかの選択は、
私という人間を決定付けるものではない」
と心から言える日が来ると信じて。

(P)2025 MEDIA DO Co.,Ltd.
人間関係
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最も関連性の高い
第6章、が特に大きく頷ける、のはもちろん当方の個人的な感想。


【子を持たぬ理由はゴマンと存在】
子を持たぬ理由40項目以上を列挙した、という筆者。でもな実は親になってからも心配事は倍増する。「生を与えてよかったのか」と考えさせられる根拠は当方の場合近年100項目以上に膨れ上がった。


【自滅の地球、自滅の国家】
特にこの、自然資源ほぼゼロ国🇯🇵日本🇯🇵の意思決定者らが平然と継続する
・食品廃棄バンバン政策=
・ごみ燃焼ボンボン政策=
・ガソリン燃焼バリバリ政策=
・温暖化超え熱島放置政策=
・(多分)酸素不足未来の促進政策
がオレサマばっかし国会立法決議の末路となる日は近い。


【著者の感度は極限値】
それにしても著者ご本人が自認しているが、とにかく考えすぎ。この感度で周囲を見回し舐め回しメモとり続ける日々は、相当に苦しいだろう。や、楽しんでる?本当に?読み書き理解可能な少数派たる日本成人にありがちな、行動の結果としての著述、お見事。


【自意識過剰、大丈夫?】
人の気持ち以上に、自分の行動や人間性を他人はどう見ているのだろうか、という自意識の過剰さが気もち悪くもある。これほどの鋭敏さで周囲の「異物」を否定肯定認識していると、つかれるだろーなー。


【女だけ悪人にすんじゃねー】
ともあれ著者を含め、いかに多くの出産適齢期以降の女性が、
迷惑なことに、
なぜか女性ばかりが、
どれだけ多くの無用な「産まないの?親にならないの?子供は欲しくないの?将来どうするの?」などの不躾かつ不毛な問いに対する返答を、解決する気もない者たちから投げつけられ、そんな罵詈雑言を突きつけられ続けるのだろうか。


【一言飲み込め】
子の無い人生を批判がましくわざわざ口にするとか、母親なんだからひとりで世話しろ、とか無責任な周囲が言い続けるのは、もーやめようぜ。てめーの成人した子供たちも、全員がせめて二人以上の子を育てる親になってるのかね?んなわけない、OECD統計見れば歴然。女に生まれて本当にウンザリ。男にも同じ回数同じ質問向けよーぜ、なあ?イヤなら一言飲み込む訓練を!


【人を貶めはしても、人としての責任果たす男、ほとんど全く見たことない】
迷惑な暴言という暴力が横行する日本社会、で産むこと自体が、子供の未来に対して無責任な事、だったのだろうかと逡巡しつつ親業する者は実は多いだろう。近所のオジイオジ様たちに投げられてきた言葉の数々は迷惑だった。「あー、子育てなんてできねえよ、男でよかった」と赤子を抱える母に言い放ったタクシー運転手、「轢きそうになっただろ、お母さん、ちゃんと子どものテー繋いでろよ」と言い捨て走り去ったバイクのオレサマ、そんな言葉のゴミダメになる自分は、親になって心底情けない日本、だった。

【オレサマの為の『マスコミ』卑怯は、いつもながら】
望まない妊娠後に子を失ったら、常に女ばかりを「母親の育児放棄」などど責めたてる、のは🇯🇵マスコミの常套手段。でも性交相手などのやり逃げ逃走男のことを、マスコミは決して責め立てない。なので、マスコミの正体は日本男子の代弁者、ということにも再び気づかされる。

【言語化、強烈】
子のない人生について、は否定も肯定も、批判も合意も、不要と知ろう。周囲の者が、とやかくいうこと自体が犯罪的暴力。ならもう一度聞くが、どれだけの日本男子が2人以上の子を持つ親になっているのか❓その値ズバリ「人口維持に資する日本男子率、1/3程度未満」であればこそのOECD Fertility Rate (出生率)約1.26という結果、が2022年以降の日本。

とにかく、この著者は自問自答と葛藤の言語化力が非常に優れている。痛快で楽しい一冊だった。

日本男子にも問う🇯🇵少子化騒げと、君は3子の親なのかね?

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

タイトルに明確に記されている。性差を感情で抑え込むことはできないし。

子供は他者。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。