父親と観た映画を思い出す
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ナレーター:
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落合 佑介
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著者:
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平川 克美
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*内田樹氏、絶賛! * ある年齢を過ぎると、男は「自慢話」を語るものと、「遺言」を語るものに分かれる。今の平川君の言葉はどれも後続世代への「遺言」である。噓も衒いもない。
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著者: 平川 克美
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ストーリー9
日本人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。 「論壇時評」はくしくも3月11日の東日本大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。大きな声より小さな声に耳をすませた、著者の前人未到の傑作がオーディオブックで登場。
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内容は興味深く共感出来る
- 投稿者: tokoneko 日付: 2025/01/27
著者: 高橋 源一郎
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「やりたいことをやる」だけでは人生の主人公にはなれない
- 著者: 内田 樹
- ナレーター: 古川 雅達
- 再生時間: 12 分
- 完全版
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総合評価26
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ナレーション22
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ストーリー22
今の若者は「やるべきこと」「やりたいこと」に関心を持つけれど、自分が「やれること」にはあまり関心を持ちたがらないようです。しかし、これからの世の中で生き残るために必要なことは、「自分は何をやれるのか」を知ることではないでしょうか。 この問いの中で私がいちばん興味を惹かれたのは、今の若者は「やるべきこと」「やりたいこと」には関心があるが、「やれること」には関心がない、という対比における助動詞の使い方でした。 これはなかなかいいところを衝(つ)いています。 英語で書いたらshouldとwould like toとcanですね。「ねばならぬ」「したい」と「できる」の対比です。ちょっと古めかしい文法用語で言うと、「当為(とう い)」「願望」と「可能」です。 ざっくり言い切ってしまうと、次のようなことになります。 動詞に「当為」と「願望」の助動詞をつけて話すのが「子ども」で、動詞に「可能」の助動詞をつけて話すのが「大人」である。(本文より) 内田樹&平川克美「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
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入れ子の関係
- 投稿者: スケルトン 日付: 2022/09/25
著者: 内田 樹
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歴史をさわがせた女たち
- 著者: 永井 路子
- ナレーター: 永井 路子
- 再生時間: 53 分
- 完全版
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総合評価11
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ナレーション8
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ストーリー8
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。 歯切れのよいトークと現代女性の感覚で浮かび上がらせる、新しい「日本史のヒロイン像」。影に日向に歴史を彩った女性たち。"裏声で語る〟オンナの物語。(1987年 高松市四国新聞社ホール 菊池寛生誕百周年記念講演会より)
●女帝の時代 ●女系の時代 ●母性の時代 ●知性の時代 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
著者: 永井 路子
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縁は異なもの
- 著者: 笹沢 左保
- ナレーター: 笹沢 左保
- 再生時間: 44 分
- 完全版
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総合評価4
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ナレーション3
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ストーリー4
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。 『木枯らし紋次郎』原作者・笹沢左保の人生は、小説よりも波乱万丈。殺人未遂、交通事故、心中未遂、電車事故…。演題「縁は異なもの」が有無を言わせぬ説得力をもって迫る、驚愕の講演。(1988年10月21日 大牟田市文化会館 菊池寛生誕記念百周年記念講演会より)
●偶然こそ宿命 ●どう考えても交通事故 ●死ねない死にたくない ●父と母と日本刀 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
著者: 笹沢 左保
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違和感にもほどがある!
- 著者: 松尾 貴史
- ナレーター: デジタルボイス
- 再生時間: 6 時間 16 分
- 完全版
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総合評価5
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ナレーション5
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ストーリー5
裏金問題、万博予算倍増、マイナンバートラブル…。「どうせそのうち忘れるだろう」に全力抗議!「とかく日本人は、喉元過ぎれば熱さ忘れると言われるが、この本がその憤慨の記憶を呼び起こすことに1ミリでもお役に立てれば幸甚だ。」
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タイトルと違う内容
- 投稿者: あるるかん 日付: 2025/09/29
著者: 松尾 貴史
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幕末に生きる
- 著者: 綱淵 謙錠
- ナレーター: 綱淵 謙錠
- 再生時間: 55 分
- 完全版
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総合評価2
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ナレーション0
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ストーリー2
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。 十四代将軍・家茂と皇女和宮の仲睦まじい姿を、増上寺に埋められた棺の副葬品から思い描く。遣欧使節団の足跡を訪ねて遥々イギリスまで足を運んだ綱淵は、家茂の副葬品、「金側の時計」にひとつの空想を膨らませる。(1989年10月6日 和歌山市民会館 菊池寛生誕記念百周年記念講演会より)
●紀尾井町の少年家茂 ●倫敦のサムライ ●二つの菩提寺 ●金側の懐中時計 ●愛妻家は棺に眠る 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
著者: 綱淵 謙錠
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からごころは嘘をつく
- 著者: 丸谷 才一
- ナレーター: 丸谷 才一
- 再生時間: 46 分
- 完全版
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総合評価12
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ナレーション8
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ストーリー8
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。どうして日本には恋愛文学があるのに中国にはほとんど無いのだろう?本居宣長が提示した疑問を紐解いてゆくと、日本と中国の国民性、文学の伝統が見えてくる…明治以後の恋愛文学は西洋文学の影響では無かったのです。(1992年11月3日 高松市民会館 文藝春秋七十周年記念講演会より)
●まるで無いような顔 ●一事が万事 ●恋する国家 ●朝日に匂う山桜 ●文学の伝統 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
著者: 丸谷 才一