『熟柿』のカバーアート

熟柿

(KADOKAWA)

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熟柿

著者: 佐藤 正午
ナレーター: 中嶋 美風雪
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本の雑誌が選ぶ2025年度上半期 ベスト10 1位

激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。『鳩の撃退法』(山田風太郎賞受賞)『月の満ち欠け』(直木賞受賞)著者による最新長編小説。



けんご(小説紹介クリエイター)
時間を忘れて、二度も読み耽ってしまった。一切の無駄がない、
洗練された美しい文章で紡がれた、心を抉る物語。(X 2025年4月10日投稿)

久田かおり(精文館書店中島新町店)
読み終わった後、しばらく何も考えられなかった。茫然と表紙を眺めつづけた。
しばらく他の物語を読みたくない、と思った。(Readee 書店員レビュー)

杉江由次(本の雑誌社)
お涙頂戴の感動なんてものではない。もっと大きな本物の人生が、迫力を持って描かれる。震えがくるほどのすごい小説であり、2025年を代表する小説だ。
(本の雑誌 2025年6月号)

内藤麻里子(書評家)
一人の人生を語る業に、時間を意識した筆の冴えが加わり格別な一冊になっている。(毎日新聞 2025年5月5日朝刊)

吉田伸子(書評家)
罪は消えない。自責も続く。それでもなお、人生にさす一条の光はある。
奇跡のようなその光に、躊躇いつつも手を伸ばすかおりの姿が、読後も胸に残る。(朝日新聞 2025年5月24日朝刊)©Shogo Sato 2025 (P)KADOKAWA
大衆小説 文芸小説
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Audible制作部より

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最も関連性の高い
他力本願な行動がメインで人生か進む点とか、
犯罪を犯したサイトウさんの放置とか、
ちょっと現実的でないよね。
ナレーションはとてもよかった。

現実味に欠ける点がチラホラあり、減点。

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ナレーションがとても良くて聴きやすかった
ストーリーも全体的に良かったけど、轢き殺したお婆さんへの贖罪の気持ちの描写がほとんどなくて、やばいなぁと思った

面白かった

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タイトルの意味が最後の最後に分かる長編小説。
綺麗な感動シーンなどは一切なく現実感のある展開や描写、物語性に加えて朗読のプロさのおかげで一気に聴けた。
老若男女の声の演じ分けには舌を巻く。ナレーションも重々しすぎず明るすぎず、主人公の気持ちや内容にピッタリで、目読であれば疲れている時なら読了出来なかったであろう長編を、むしろ先を聴きたくて聴き続けたほど。
人間ドラマとしても感慨深い読了感が広がった。

内容も朗読も素晴らしい

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書店で久しぶりの佐藤正午の新刊を目にしてすぐ購入。大切に積んでおいた結果、Audibleが先になってしまった。佐藤正午らしいセリフの掛け合いや心理描写に、コレコレと行きつけの店の定食のような安心感がありながら、途中暗鬱とした気持ちにちょっと萎えかけそうになりつつ、佐藤正午を信じて良かった!と思える読後感。やはり天才の所業。ナレーションも、老若男女の語り分けが上手で、ノンストレスで作品を届けてくれました。ありがとうございます。

佐藤正午を信じろ

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佐藤さんの小説は永遠の2分の1からこの熟柿まで、物語の中に入っていき、登場人物と共に時間を共有できる至福の時を与えてもらっています。ありがとうございます。

主人公と息子の互いへの思いのやるせなさの描写がいつまでも心に残りました。

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