山羊髯編輯長
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ナレーター:
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テルヤン
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著者:
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夢野 久作
<内容紹介>
東京一、日本一の東洋時報社で腕を振るっていた「吾輩」。あまりの腕にの良さに、悪さの限りを尽くしてきた。
その結果、東京中の新聞社からボイコットを食らう。警察や下宿からも相手にされなくなり、東京を出て心機一転博多に向かった。
相手にしてくれる新聞社がいなくなり、新聞記者の「吾輩」は汚い新聞社の目の前に立っていた。
自身のことを振り返ると新聞社に文句も言えない境遇だった。
さっそく、中に入り横柄な態度の小使に編集長を呼ぶように依頼。小使に応接室に案内され室内を物色。少し部屋で待っていると小さい男が目の前に現れた。
山羊髯を蓄えた編集長が蚊の泣くような声で挨拶をしてきた。
「吾輩」はこれまでのことを全て話し新聞社で働きたいと申し出る。しかし、その瞬間、新聞記者は拍子抜けを食らった。
編集長は何か新聞記事になる話をとってこいと残し立ち去ったのだ。あっけらかんとした態度にお金がないということを伝え忘れた。
たった一目で自分を見抜いたようなその態度に驚く。編集室の方から速記者らしき人物の電話が聞こえてきた。
その電話に触発された新聞記者は記者本能に目覚める。すぐさま、暗い階段を駆け下りて記事のネタを探しに福岡の街へ出た。
<夢野久作(ゆめの・きゅうさく)>
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。
1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日。
他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。またホラー的な作品もある。
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