嫉妬探偵の蛇谷さん ガガガ文庫
(小学館)
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著者:
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野中 春樹
このコンテンツについて
蛇谷さんは、おかしい。
「ああ、本当に――妬ましい」
蛇谷カンナ。園芸部所属。美しい花を憎み、雑草の惨めさを愛する女。
黙っていれば怖ろしいほどの美人なのに、口を開けば怒涛の毒舌。
好きなものより嫌いなもので自分を語りたい。
その行動原理は全て――「嫉妬」。
こんな残念すぎる先輩と、どうして一緒に行動する羽目になっちゃったんだろう?
答えはひとつ。
嫉妬深くて攻撃的すぎるがために、他人の嘘や悪意を見抜いてしまう蛇谷さんのそばにいられるのが、どうしても「嘘」がつけなくて、本音がなんでも顔に出てしまう僕だけだから。
蛇谷さんが好きなのは、惨めな人、馬鹿な人、自分より下な人、嫌われ者、そして。
犯人――悪者のいる謎。
学校で起こる様々な「謎解き」に立ち向かう蛇谷さんの動機はもちろん嫉妬で、その目的は悪者を追い詰め、知的に拷問すること……なのだけれど。
ぜんぜん尊敬もできないけれど。
それでも僕は、このおかしな先輩のことを――カッコいいと思ってしまうのだ。
青春は、綺麗ごとでは終われない。
嫉妬で嘘をあぶりだす、学園青春"探偵"物語。©2024 haruki nonaka (P)2025 小学館
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