『どうしても生きてる』のカバーアート

どうしても生きてる

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どうしても生きてる

著者: 朝井 リョウ
ナレーター: 小林 さやか
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このコンテンツについて

歩き続けるのは前に進みたいからではない。
ただ止まれないから。それだけなのに。

デビューから10年 。
進化し続ける著者の最高到達点。

死んでしまいたい、と思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。
『健やかな論理』
家庭、仕事、夢、過去、現在、未来。どこに向かって立てば、生きることに対して後ろめたくなくいられるのだろう。
『流転』
あなたが見下してバカにしているものが、私の命を引き延ばしている。
『七分二十四秒目へ』
社会は変わるべきだけど、今の生活は変えられない。だから考えることをやめました。
『風が吹いたとて』
尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が映されているような気がした。
『そんなの痛いに決まってる』
性別、容姿、家庭環境。生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。
『籤』
©朝井リョウ、幻冬舎 (P)2019 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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最も関連性の高い  
私はどんな苦難にぶち当たってもそう思って進んできたので、とても理解しやすい内容でした

生きていくしかない

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ストーリーの一貫性はなんなのか。
命題をもうすこし明確にしてもらいたいが、そのぼんやりさと一貫性のなさが大事なのかもしれない。
ただ、個人の好みからは外れたかな

ストーリーの差が激しい

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誰だって、日々、葛藤や、惰性や、迷いの中で過ごしていて、その解像度が上がる、または共感する作品。

現代日本人のリアルなお話

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私は世間が基準にする「幸せ」が自分の「幸せ」になるのではと思っていたところがありますが、それは本当の「幸せ」に必ずしもならないかもと考えさせられました。世間的な「良い学歴」「良い職業」「良いパートナー」「良い生活」に囚われすぎず、自分は何で「幸せ」になるのか見つめていきたいと思いました。今あるものの大切さを見失わず生きていきたい!

自身の人生観を改めさせられた

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美味しい物を食べて美味しいと言う、楽しい事、面白いことをして笑う。好きな人と体験と時間を共有して感動を分け合う。昔の人たちがずっとそうしてきたように、そんな単純なことの繰り返しだけで人生は本当はそれだけでいいのに。

自意識や認証欲求を手放せれば素直に楽に生きれるのに。結果を出すこと、社会的に肯定されることに取り憑かれてもがいてる人たちが登場人物。

世間体にも規範意識にも縛られてないで本能で素直に生きている人がいつの時代も魅力的なんだと思いました。

シンプルに生きられない人たち

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人間内面を取り出した内容描写がザクッとくる。わたしも、どうしても生きているんだと。

短編でどれも秀作

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普通と言われる範囲内の人達だけど、生きにくそう。どれも「どうしても生きてる」に結びつく物語でした。

「それでも生きていく」と表現すると希望がありますが、そうではなく、「どうしても生きてる」がしっくりきます。
「生きている」でもなく「生きてる」というのも本当にピッタリ。

どれもタイトルに結びつく

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全体としては暗い本なんだけど、言葉の選び方が綺麗で好み。

必ずしも絶望してる訳ではない。

でも誰しも、こういう風に考えたり感じてしまうってことだな・・

みんな、誰にも言わずこんな風に悩んでるのかもしれない。

そう思うと、キラキラしてるあの人も、楽しそうなあの人も、私と大して変わらないのかもしれないって思える。

辛い時に読むと余計辛くなるかもしれない本。

それぞれのキャラクターに、それで良いんだよって言ってあげたい。

最後の章にちょっと救われた感じがしました。それでも私は生きていくって結論を前向きに出せたんじゃないかな。

誰もが抱える絶望の陰

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人気バンドのポジティブな歌詞や、感動系の物語で癒すことのできない、どうしようもない負の感情を溶かしてくれる短編集だと思います。

辛い現実の中でも、生きていかなければならない。生きていくことができる。

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