小学館の名作文芸朗読

【小学館の名作文芸朗読】ドイツ海軍の捕虜となった私は小さなボートで脱出し、何日も海を漂流。

昔は優しい人間だった私は、酒乱によって可愛がっていた黒猫を虐待し、首を吊って殺してしまう。翌日、自宅は火事で全焼し、なぜか焼け跡の壁には首にロープを巻きつけた猫の姿が残っていた。良心の呵責を

【小学館の名作文芸朗読】村にかかる街道のほとりに小さな家があり、そこに車大工の男が土地の百姓の娘を妻に迎えて住んでいた。夫婦はなかなかの稼ぎ屋で、世帯を持ってしばらくすると小金もできた。ただ、子宝がなく、それが深い嘆きの種だった。ようやく授かった男の子にジャンと名前をつけ、眼の中へ入れても痛くないほど可愛がった。

【小学館の名作文芸朗読】

マシルドは男好きのしそうな美しい娘だが、貧しい家庭に生まれた。持参金もなく、金のある上流の紳士から求婚されるという夢も叶わず、官庁の小役人と結婚した。マシルドは美しいのに華美な衣装も宝石もなく、自分がふさわしい地位に行けないことを嘆いていた。そんなある日、夫が官長主催の舞踏会の招待状を持ち帰ってくる。

【小学館の名作文芸朗読】ある夏の日、深夜の墓地で1人の男が女の死体を掘り出していた。男は墓番に見つかり、逮捕される。裁判の法廷で、男は墓を掘るに至った理由を語り始める。

【小学館の名作文芸朗読】木こり夫婦に生まれた三歳の女の子は、生活苦から聖母マリアに引き取られ、天国で幸せな生活を送っていた。

【小学館の名作文芸朗読】昔あるところに、子どものいない夫婦がいた。亭主がおかみさんのために魔法使いの婆さんの庭からラプンツェルを盗むが、見つかってしまう。

知り合いになったネコとネズミ。ネコはネズミにうまいこと言って、一緒に生活を始めることにした。

【小学館の名作文芸朗読】ハンスがグレーテルのところを訪ねる時は、いつも自分は何も持ってこないくせに、彼女に何かくれるものないかとねだってばかり。

【小学館の名作文芸朗読】

小さな仕立屋さんがジャムの香りに包まれながら仕事をしていたとき、パンの上にハエがわらわらと集まってきた。布きれで思い切り叩いてみると、七匹も仕留めていたではないか。仕立て屋は自分のいさましさを自慢に思い、「ひと打ちで七つ」と刺繍した帯を作って腰に巻く。そして町だけでなく世界にその武勇を知らしめようと、仕立屋さんは誇らしげに旅へ出発する。

ある水車小屋に住む年老いた粉屋は、隠居を決意して、三人の弟子たちに「一番いい馬を連れ帰った者に小屋を譲ろう」と告げました。三人は旅に出ますが、下っぱのハンスは、途中の洞穴で兄弟子に置き去りに

【小学館の名作文芸朗読】おかあさんヤギが森へ食べ物を取りに行くため、七匹の子ヤギ達が留守番をすることになる。やがてオオカミがやって来るが、声や前足の色がおかあさんと違うのですぐに見破られる。

【小学館の名作文芸朗読】ある時、漁師が海で大きなヒラメを釣る。ヒラメが自分は魔法をかけられた王子だと言うので逃がしてあげる。漁師は小屋に帰り、その出来事をおかみさんに話す。

ある国の王女が大切な金の毬を森の泉に落としてしまう。嘆き悲しんでいると、水面から出てきたカエルが、毬を見つけてくるかわりに友達にしてくれと要求してきた。しかし毬を取り戻した途端、王女は約束を

【小学館の名作文芸朗読】旅をする王子が魔女や12人の人殺し、解けない謎を出さなければ打ち首にするという姫に遭遇するが、最終的に賢い行動によって困難を乗り越えるという内容の童話。

【小学館の名作文芸朗読】少女は冬の森でイチゴを摘むよう命じられるが、森で出会った三人の小人のおかげで無事に帰宅する。継母とその娘は少女の幸運を妬み、今度は自分の娘を森に行かせる。

【小学館の名作文芸朗読】ある村で小さな女の子とお母さんが暮らしていた。女の子は、おばあさんに作ってもらった赤いずきんがよく似合うので、「赤ずきんちゃん」と呼ばれていた。

【小学館の名作文芸朗読】ある後家さんに二人の娘がいた。後家は醜い怠け者の実子を可愛がり、働き者で美しい継子に家中のあらゆる仕事を押しつけた。

【小学館の名作文芸朗読】

おばあさんが豆を煮ようと火を起こそうとした時、豆が一粒だけ床のわらのそばに転がっていく。その後から炭が竈から跳ね出して二人のところにやって来る。命拾いをした三人は友達になり、一緒にどこかよその国へ行くことに。やがて小さな流れのあるところに出たが、橋も渡し板もなく途方に暮れる。わらがうまいことを考えつき、向こう岸まで渡れるよう体を長々とのばす。

【小学館の名作文芸朗読】ある王様が森の中で狩りの最中に迷い込んでしまう。魔法使いのばあさんとの約束で城に帰ることができたので、彼女の一人娘を妃にする。